CEO blog   |  【FOODEX JAPAN 2017 at 幕張メッセ】

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【FOODEX JAPAN 2017 at 幕張メッセ】

2017.03.13

 先週のことになりますが、千葉県幕張メッセにてFOODEX JAPAN 2017に参加してきました。これは日本No1、アジア最大級の食の展示会です。近年の世界的な和食ブームも有り来場者はなんと8万人を超え、一説には約100か国からの来場者があるようです。これだけの規模ですから全てのブースをじっくり見て回ると確実に2日は必要とするくらいの巨大見本市です。

 

 今回我々は、山崎執行役員、山田修さんと私の3名での視察ということでの来場。今年の悲願であるFSSC22000取得の為、そして我々の製造工場の発展の為に新しい商材を探す為でもあります。

 

 ちなみに食の見本市ですから、とにかく試食・試飲のオンパレード。ワイン好きなら確実にベロンベロンになれるほど世界中のワインが飲めるはずです(笑)。世界中の食べ物が好きな私は、すっかり旅行気分でスペインの生ハムだの、イタリアのチーズだのと遠慮もせず貧乏人丸出しで食べまくる・・・。あ、仕事しなきゃってことで、ちゃんとリサーチもしながら・・・(汗)。

 

 これに参加するのは今年で3回目になりますが、年々日本食ブースが巨大化しているように感じます。本当に世界的に今の日本食ブームは凄いです。特に日本酒は凄まじいの一言ですね。今やワインのように海外には日本酒ソムリエもいて、ポテンシャルで言えば日本の何百倍にもなるでしょうね。

 そもそも海外のレストランにはチップ文化があり、高級日本食レストランだと総料金の20%くらいの支払いになります。欧米諸国では基本的にレストランのウエイターウエイトレスは、日本と違い担当テーブルが決まっているので自分のテーブルのお客様には素晴らしいサービスを提供します。チップがあるからです(笑)

 そして高い日本酒を当然勧めてきますが、当然かなり勉強してます。1万円の日本酒売れば、2000円が自分のポケットに入ってくるわけですから皆気合十分でしょうね(笑)。これが全ての理由ではありませんが、日本酒がここまで来た理由の一つにはこんな隠れた背景もあるでしょう。

  

 毎年のことながらここに来ると世界を感じられ、そして日本文化の素晴らしさに誇りを覚えます。やはり日本人で良かったなって。我々もよりMade in Japanの製品をしっかり創っていき、近い将来には我々の製品が世界へ羽ばたくよう一層の努力をしていきたいですね。我々日本人が思っている以上に、Made in Japanの製品は高い評価を得ています。しかしそれはまだまだ機械・工業製品がイメージのようです。私が考える次の世界へ向けてのMade in Japan製品とはやはり食です。Toyota社やSony社が世界で認知され、信頼を勝ち取ったように、きっと日本の食文化は益々世界にインパクトを与えるでしょうから。

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