CEO blog

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【歳を重ねて思うこと】

2026.06.05

 先日、52歳の誕生日を迎えました。

 

 今年もまたありがたいことに、各拠点のメンバーからお祝いをしていただけました。もちろん例年のことですが、心から嬉しくそしてありがたく感じていますが、歳を重ねるにつれて、その意味合いが少しずつ変わってきたように感じています。

 今の私にとって誕生日とは、祝ってもらう日というよりも、これまで支えてくださった方々への感謝を改めて実感する日です。そして今年もまた、そのことを強く感じる一日となりました。

 

 今年も会社で誕生日を祝っていただきました。各拠点の仲間たちから温かいメッセージをいただき、多くの方々からお祝いの言葉をいただきました。毎年のことではありますが、その一つひとつに目を通しながら、胸が熱くなる思いでした。

 

 経営者という立場は、多くの方が想像する以上に孤独だといわれています。会社の未来を考え、決断を下し、その結果に責任を持つ。正解のない問いに向き合い続ける毎日は、決して楽なものではありません。

 

 もちろん、ここまでの道のりも順風満帆だったわけではありません。苦しい時期もありましたし、大きな壁にぶつかったこともありました。その度に悩み、考え、時には眠れない夜を過ごしたことも一度や二度ではありません。

 

 しかし今振り返ると、そのような困難を乗り越えることができたのは、自分一人の力ではなかったと断言できます。家族の支えがあり、取引先様のご支援があり、そして何より川口グループの仲間たちの存在があったからこそ、ここまで歩んでくることができました。

 

 毎年ですが皆さんからのメッセージをかみしめながら、私は改めてそのことを強く感じています。一人ひとりの言葉には、その人らしい想いが込められており、日頃なかなか口にすることのない感謝や期待の気持ちが伝わってきました。

 

 私は以前から、「人こそ企業最大の価値」であると話しています。これは経営理念として掲げているだけではなく、経営者としての実感でもあります。どれだけ立派な設備があっても、どれだけ優れたシステムを導入しても、最後に企業の価値を創るのは人だからです。

 

 企業文化を創るのも人です。お客様との信頼関係を築くのも人です。そして未来を切り拓いていくのも、結局は人です。その意味で、私は本当に恵まれた環境で仕事をさせてもらっていると思っています。

 

 振り返れば、この一年も多くの挑戦がありました。新しい事業への取り組み、海外での新たな出会い、M&Aによる組織の拡大、そして未来へ向けた様々なプロジェクト。その全ての中心には、いつも仲間たちの存在がありました。

 

 私は幸運な経営者だと思います。なぜなら、共に未来を語れる仲間がいるからです。共に悩み、共に学び、共に成長しながら、同じ方向を向いて歩いてくれる仲間がいることは、何にも代え難い財産だと感じています。

 

 今回の誕生日のお祝いは、単なるイベントではありませんでした。それは仲間たちからの応援であり、信頼であり、そして未来への期待だったように感じています。その期待に応えられる経営者であり続けたいという想いを、改めて強く持つことができました。

 

 52歳という年齢は、人生で考えれば決して若くはありません。しかし経営者として、そして一人の人間として、まだまだ挑戦したいことがたくさんあります。これからどんな未来を創るのかを考えると、今でも心が躍ります。

 

 我々が掲げる「生命の理想郷」というビジョンも、決して私一人では実現できません。志を共にする仲間たちがいてこそ、初めて実現できるものだと思っています。その仲間たちと共に未来へ挑戦できることを、私は何より幸せに感じています。

 

 人生を振り返ると、本当に価値があるのはお金や地位ではなく、人とのご縁や信頼関係なのだと改めて思います。今年もこうして多くの仲間たちに祝っていただけたことを、心から幸せに感じています。

 

 最後になりますが、誕生日を祝ってくださった全ての皆様へ、心より感謝申し上げます。皆さんのおかげで私はまた前を向き、新たな一年への挑戦を始めることができます。

 

 これからも共に学び、共に成長し、共に未来を創っていきましょう。経営者として、これほど幸せな誕生日はありません。本当にありがとうございました。

【Interpack 2026 in ドイツ】

2026.06.01

 先月のことになりますが、2026年5月、ドイツ・デュッセルドルフで開催された「Interpack 2026」に参加してきました。Interpackは3年に一度開催される世界最大級の包装機械・食品製造機械展示会であり、世界中の食品メーカーや機械メーカーが集う、まさに業界の未来を映し出す場所です。

 

 実は今回の出張、直前まで参加を迷っていました。国内でも重要案件が数多く進行しており、限られた時間の中で海外出張へ行くべきか悩んでいたのも事実です。しかし今振り返ると、あの時「行く」と決断したことこそが、今回最大の成果だったと感じています。

 

 Interpackの規模は圧倒的です。展示ホールを歩くだけでも一日では到底回り切れず、出展企業数も日本国内の展示会とは比較になりません。もし何の準備もなく参加していたら、その膨大な情報量に埋もれ、本当に見るべき企業や技術には辿り着けなかったでしょう。

 

 そこで今回、大きな力を発揮してくれたのが生成AIでした。我々が構想している次世代型倉庫や次世代型工場。そして将来的なグローバル展開について整理しながら、訪問すべきメーカーを事前に絞り込んでいきました。

 

 結果として、限られた滞在時間の中で非常に効率的な商談を実現することができました。これは単なる情報収集の効率化ではなく、経営判断の質そのものを高める新しい仕事の進め方だと実感しました。

 

 私は以前から、「テクノロジーは人を代替するものではなく、人の可能性を拡張するもの」だと考えています。今回のInterpackでは、その考えが間違っていなかったことを改めて確認することができました。

 

 そして今回の最大の収穫は、あるメーカーとの出会いでした。詳細はまだお話しできませんが、その企業は我々が長年探し求めていた理想像に驚くほど近い存在でした。技術力、品質へのこだわり、未来への投資姿勢、そして企業としての価値観。その全てが我々の目指す方向性と重なっていたのです。

 

 商談を進める中で、「まさにこの会社だ」と感じる瞬間が何度もありました。設備メーカーという枠を超え、将来のパートナーとして共に未来を創っていける可能性を感じさせる出会いでした。

 

 経営をしていると、不思議なことがあります。本気で未来を考え、本気で挑戦し続けていると、時として信じられないような出会いが訪れることがあります。今回の出会いは、まさにそのような感覚でした。

 

 もちろん、この出会いだけで未来が決まるわけではありません。設備投資も必要ですし、技術検証も必要です。様々な課題やハードルもあるでしょう。しかし未来というものは、こうした一つひとつの出会いから始まるのだと思います。

 

 我々川口グループは、「生命の理想郷」の実現に向けて歩みを進めています。その実現のためには、鳥取だけを見ていてはいけない。日本だけを見ていてもいけない。世界を見て、世界から学び、世界と繋がり続ける必要があります。

 

 今回のInterpackでは、日本国内にいては決して出会えなかった技術や価値観に触れることができました。そして同時に、我々が目指している方向性は決して間違っていないという確信も得ることができました。

 

 振り返ってみると、私自身の人生も会社の歴史も、全て「出会い」によって大きく変わってきました。人との出会い。技術との出会い。価値観との出会い。その積み重ねが、今の川口グループを創っているのだと思います。

 

 そしてその出会いは、待っていてもやってきません。自ら動き、自ら会いに行き、自ら挑戦した人だけが手にすることができます。今回の出張で改めて感じたのは、やはり行動しなければ何も始まらないということでした。

 

 どれだけ考えても、どれだけ情報を集めても、どれだけ綿密な計画を立てても、最後に未来を変えるのは行動です。行動には時間も費用もかかりますし、失敗することもあります。しかし行動しなかったことで失う機会の方が、はるかに大きいのではないでしょうか。

 

 もし今回、「忙しいから」と参加を見送っていたら。この出会いはありませんでした。この気付きもありませんでした。そしてKGPの未来へ繋がる可能性を感じることもできなかったでしょう。

 

 未来は、考えているだけでは近づいてきません。

 未来は、自ら動き、自ら掴みに行った人の前にだけ現れます。

 

 Interpack 2026での出会いは、間違いなくKGPの未来を創る第一歩でした。そして私は今、その未来が少し楽しみでなりません。

 
 
 
 
 

「川口グループ KICKOFF MEETING 2026」 ~仲間のチカラ~」

2026.05.19

 山根さんのMVPの素晴らしさは言わずもがなですが、今回もう一つ伝えたいことは、表彰された皆さんだけが川口グループを支えているわけではないということです。

 

 企業というのは、一部のスター選手だけで成り立つものではありません。

 

 毎日誰よりも早く出社する人

 誰よりも遅くまで現場を支える人

 製造現場で黙々と品質を守り続ける人

 営業の最前線でお客様と向き合う人

 バックオフィスで会社の基盤を支える人

 誰かが困った時に手を差し伸べる人

 表には見えなくても、組織を支えている仲間が数多くいます

 

 今回表彰に至らなかった皆さんの中にも、この一年、本当に素晴らしい挑戦を続けてくれた方々がたくさんいました。私はそのことをよく知っているつもりです。

 

 結果として表彰者は限られます。しかし努力や貢献の価値が、表彰の有無で決まるわけではありません。むしろ、その見えない努力の積み重ねこそが、川口グループの土台を支えているのです。

 

 だから私は、表彰式を「勝者を決める場」だとは思っていません。表彰式とは、その年に特に輝いた仲間を代表として称えながら、同時に全員の努力へ感謝を伝える場だと思っています。

 

 そして今年も、受賞者へ送られる大きな拍手を聞きながら、私は心から嬉しくなりました。特に印象的だったのは、多くの受賞者が、自分の成果を語る前に、まず仲間への感謝を口にしていたことです。

 

 チームリーダーへの感謝

 チームメンバーへの感謝

 サポートメンバーへの感謝

 家族への感謝

 

 誰一人として、「自分一人の力でここまで来た」と語る人はいませんでした。私はその姿を見ながら、「本当に良い組織になってきたな」と感じていました。

 

 仲間の成功を妬むのではなく、心から祝福する

 仲間の成長を自分のことのように喜ぶ

 そして成果を自分だけのものにせず、支えてくれた人たちへ感謝を伝える

 

 そんな空気が会場全体に流れていました。

 

 「企業文化とは、評価される行動によって創られる」と考えています。そしてもう一つ、私が経営者として何より大切にしていることがあります。それは、「企業の価値とは、人の価値である」ということです。

 

 設備は購入できます

 建物も建てられます

 システムも導入できます

 

 しかし、人は育てなければなりません

 信頼は積み重ねなければなりません

 組織文化は時間をかけて創り上げなければなりません

 

 設備は企業を大きくすることはできます。

 しかし人は企業を強くします。

 

 最後に企業を成長させるのは、挑戦し続ける人であり、成長し続ける人であり、仲間を大切にする人です。

 

 今回表彰された皆さん、本当におめでとうございます。そして受賞の有無に関わらず、2025年度を共に戦い抜いてくれた全ての仲間たちへ、心から感謝申し上げます。

 

 皆さん一人ひとりが、川口グループの誇りです。

 

 私はこの仲間たちと共に、これからも「生命の理想郷」の実現へ向けて挑戦を続けていきたいと思います。

 

 人こそ企業最大の価値。

 

 今年の表彰式は、そのことを改めて実感させてくれる時間となりました。そして同時に、日々それぞれの持ち場で全力を尽くし、川口グループの未来を支えてくれている仲間たちへ、改めて感謝を伝える時間にもなりました。

 

 本当にありがとうございます。皆さんの挑戦が会社を成長させ、皆さんの成長が川口グループの未来を創っています。経営者として、これほど誇らしく、これほど幸せなことはありません。

 

 これからも共に学び、共に成長し、共に未来を創っていきましょう!今年も例年以上に、壇上からの景色は美しく見えました。