CEO blog

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2026.01.30

 2026年1月30日、川口グループホールディングス㈱の子会社であるリバードフードダイバーシティ㈱は、㈱樂粋をグループに迎え入れることとなりました。ここに至るまで多くの検討と対話を重ねてきましたが、この日を一つの節目として、改めて皆さまにご報告いたします。

 

 今回のM&Aは、単なる事業拡大や規模拡張を目的としたものではありません。樂粋が長年にわたり守り続けてきた製品づくりへの姿勢、地域に根差した価値観、そして「愛する家族にいいものを 地球の仲間にいいことを」という哲学は、私たち川口グループが掲げるフードダイバーシティの思想と、深い部分で共鳴するものでした。

 

 一方で、樂粋は厳しい事業環境の中で、多くの課題も抱えていました。人材、設備、資金、販路。どれか一つが欠けても、ものづくりは続けられません。今回の決断は、そうした現実から目を背けず、「鳥取の潜在価値あるものを未来へ残すために、何が最善か」を真剣に考えた結果でもあります。

 

 リバードフードダイバーシティ㈱は、食の多様性を軸に、一次・二次産業を横断しながら、新しい産業の形を模索してきました。その中で、樂粋が持つ技術や商品、そして何より“人”は、これからの挑戦において欠かせない存在になると確信しています。今回のM&Aは、再建であると同時に、共創のスタートでもあります。

 

 私たちは、買収する側・される側という関係性ではなく、「同じ鳥取の未来を目指す仲間」として歩んでいきたいと考えています。樂粋がこれまで積み上げてきた歴史と誇りを尊重しながら、グループのリソースや知見を掛け合わせ、新たな価値を生み出していく。その先に、地域にとって、社会にとって意味のある企業像があると信じています。

 

 今回のM&Aはゴールではなく、あくまで通過点です。ここからが本当のスタートであり、結果が問われるのはこれからです。樂粋のメンバー、リバードフードダイバーシティのメンバー、そして川口グループ全体が一つのチームとして機能するとき、必ずや新しい可能性が拓けると確信しています。

 

「 モノ創りの力で 鳥取の潜在価値を解き放ち すべての生命へ 幸福と感動を届ける 」

 

 この挑戦が、鳥取から始まるフードダイバーシティの進化の一歩となるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。今後とも、温かいご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

川口グループホールディングス㈱
CEO 川口大輔

【2026年 御挨拶】

2026.01.01

 新年あけましておめでとうございます。

2026年の年明けにあたり、社員の皆さん、そして日々皆さんを支えてくださっているご家族の皆さまのご健勝とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

 

 現在、日本の地方は、少子高齢化、担い手不足、気候変動といった、これまでにない構造的課題の只中にあります。こうした状況の中で、地方から産業を創り、未来へつなげていくことは決して容易ではありません。しかし私は、今まさに「鳥取」にこそ、これからの時代に求められる産業のヒント、すなわち“オーガニックなソリューション”が宿っていると強く信じています。テクノロジーの力、人の知恵、そして地域に根ざした豊かな資源が正しく融合したとき、鳥取の価値は必ず世界に通用する。その確信は、年を追うごとに揺るぎないものになっています。

 

 川口グループは、高い志を持つ仲間とともに、「生命の理想郷」の実現を目指して歩み続けてきました。一次・二次産業の再構築から始まる私たちの挑戦は、単なる事業拡大や売上成長を目的としたものではありません。それは、鳥取という地域が持つ可能性を見つめ直し、その価値を次世代へと継承していくための、誇りある使命であり、責任でもあります。

 

 2026年は、次世代型の製造基盤がいよいよ本格稼働し、グローバル市場との接続が現実のものとなる、大きな転換点の年です。設備やシステムといった「ハード」が進化する一方で、これからの川口グループの成長を決定づけるのは、間違いなく「人の力」です。どれほど優れた仕組みがあっても、それを活かすのは人であり、最終的に価値を生み出すのも人にほかなりません。だからこそ私たちは、人財育成を経営の中心に据え、100年後の未来の鳥取で暮らす子どもたちに誇れる“未来型鳥取産業”の創造に挑み続けていきます。

 

 その指針となるのが、2025年度スローガンである「KGPバリューの共感と実践」です。KGPバリューは、掲げること自体が目的ではありません。日々の仕事の中で迷ったとき、判断に悩んだときに立ち返る“行動の軸”です。プロフェッショナルチャレンジ、アーティスティックイノベーション、オーガニックソリューション。この三つの価値観は、私たちがどのような姿勢で仕事に向き合い、どのような組織でありたいのかを明確に示しています。

 

【 ① プロフェッショナルチャレンジ ~挑む~ <迅速挑戦力あるプロビジネス人財>

  • プロフェッショナル
      • 高度な専門性を学び続け、崇高なプロ意識でKGI達成にコミットする
  • チャレンジ
      • スピーディなトライアル&エラーを繰り返し、常にポジティブにチャレンジを続ける

 

【 ② アーティスティックイノベーション ~創る~ <芸術的な独創革新力ある人財> 】 

  • アーティスティック
      • 忖度なきチームワークで、PURPOSE 解像度をアートの域まで昇華させる
  • イノベーション
      • 唯一無二の未来創造のために、変化を恐れずOODA ループを続ける

 

【 ③ オーガニックソリューション ~導く~ <本質的人間力で課題解決できる人財>

  • オーガニック
      • 誠実かつ柔軟に多様性を受け入れ、ディベートすることで本質をピュアに捉える
  • ソリューション
      • 業務&社会課題に向き合い、MISSION を実行することで解決を図る

 

 そしてこれらバリューを共感するだけでは、組織は変わりません。バリューは、実践されてこそ意味を持ちます。忙しいときでも相手を思いやる挨拶をすること。自分の担当領域だけでなく、会社全体、社会全体の最適を考えること。正解が見えない状況でも、挑戦から逃げずに一歩踏み出すこと。こうした日々の小さな行動の積み重ねが、やがて川口グループならではの文化を形づくっていきます。

 

 AIやテクノロジーがどれほど進化しても、会社の歴史をつくるのは機械ではありません。ここで働く一人ひとりの想いと行動が、未来を形づくります。2026年を、「KGPバリューが本当の意味で根づいた一年」にしていきましょう。

 

 本年も、ともに挑み、ともに創り、ともにつながりながら、希望ある未来へ歩みを進めていけることを心から願っています。

 

 2026年1月

 川口大輔

【2025年 最終Blog】

2025.12.31

 本年も、川口グループホールディングス株式会社、リバードコーポレーション株式会社、リバードフードダイバーシティ株式会社および、農業法人リバードフィールド株式会社として、無事に2025年の業務を締めくくることができました。

 この一年も例外なく、変化と挑戦の連続でした。経済の不確実性、地政学的な揺らぎ、そして私たち自身の成長への問い直し。そんな時代の中でも、事業が前進し、こうして穏やかな年の瀬を迎えることができたのは、社員一人ひとりの努力と、ステークホルダーの皆様の温かいご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。

 また、このCEOブログを通じて、日々の出来事や想い、そして未来への構想に触れてくださった皆さまにも、心からお礼申し上げます。言葉にすることで、自分自身も改めて気づくこと、見えてくる景色がありました。

 2026年は、我々にとってさらに大きな節目となる一年になりそうです。新しいチャレンジの芽もすでにいくつか芽吹き始めており、次のステージに向けた準備が着実に進んでいます。

 皆さまにとっても、希望に満ちた一年となりますように。健やかな心と身体で、新しい年を迎えられますことを心よりお祈り申し上げます。

2025年12月31日
川口大輔