【半世紀】
2024.06.05私事ではありますが、6月5日に50歳を迎えました。
おそらく人生で最も嬉しくない半世紀目の誕生日。当然その迫りくる6月5日に対して抗うことも出来ず、ただただ受け入れるしか出来ないと頭では分かっていても、残念ながら50回目となるとあまり嬉しくないものですよね。やはり半世紀は重い・・・(苦笑)
なぜ嫌なのかなと考えてみると、やはりギャップなんですよね。自分が子供の頃や20代の頃に思い描いていた50歳とは、まさかこんな感じじゃなかったっていうギャップ。50歳というと成熟した大人であり、良い意味で人生経験豊かな知性ある大人なイメージでした。しかし自分が実際その歳になったときのそのギャップたるや・・・(苦笑)
大人になるって一体どういうことだろうって、20歳を超えたころから誰しもが深く考える重要トピックかもしれません。少なくとも私は50年も生きてて、未だにその大人になるという意味が良く分かっていません・・・(苦笑)
結局大人になり切れていない自分がいるから、そのギャップで年齢を数字として重ねることが違和感なのかもしれませんね。欧米人にとって年齢なんてただの数字と言いますが、それはまさにその通りでしょう。しかし年齢に応じた中身も伴っていたいという希望は誰しもあるです。そう考えると、やはり年齢はただの数字ではなく重要な意味があるはずで・・・。
まあそういう部分で哲学的に物事を考えるようになったってことは、自分も歳を取ったのかなと感じることもありますが・・・。他の方々からしてネガティブに聞こえるかもしれませんが、全くネガティブに考えているわけではなく、逆に一応深くリアリスティックに考えているということ。しかしながらリアリスティックに考えれば考えるほど、やはり50歳は嫌なものですが・・・(笑)
誕生日直前にそんな意味があるような意味がないようなことを考えながら、誕生日前日6月4日に鳥取オフィスに出社。午前中の打合せ中に呼び出され、なんだろうとついていくと、なんと突然まさかのオフィスメンバー集結の場へ。掛け声と同時に花束贈呈とHappy Birthdayのビッグサプライズ!!私はただ茫然としながらも、少し冷静に嬉し恥ずかし苦笑い・・・。
皆さんからすると、誕生日当日の5日は不在になるかもという推測から、敢えて前日サプライズに設定したとのこと。サプライズ後には、たくさんの会社メンバーの方々から美しい花束や素敵なギフトとバースデーケーキ、そして何よりも温かい言葉の数々。
もちろん私の立場上、皆から気を使ってくださっているっていうことは重々理解をしていますが、それを差し置いてもやはり何とも言えない幸せな気持ちになりました。私なんかの為に、おそらく打ち合わせしたり、買い物したり、呼び出すタイミングの練習したことでしょう。基本的に誕生日を祝ってもらうことはもの凄く苦手で、サプライズもするのは好きだけどされるのは好きじゃないけど、やはりその裏側のメンバーの尽力を考えると、何ものにも代えがたい程の大きな感動ですよね。
50歳を迎えて感じたこと。それは愛すべきメンバーに囲まれている幸福さを考えると、やはり50歳も悪くないなって素直に感じる自分に気付けたことはまた大きなサプライズでした。花束も、ギフトも、温かい言葉も含めて、それに気付かせて下さった仲間たちに心から感謝しかありません。
未だに50歳という大人になるというギャップ感は埋めれてませんが、それでもただの数字ではない50年という節目を、自分が最も大切にしている愛すべき仲間たちと共に迎えれたという現実は、私の50年間の人生で最も幸せなBirthdayでした!!
20歳の頃の自分に、30年後に人生で最も幸せなBirthdayを迎えていると胸を張って伝えたいですね。
It was such a wonderful surprise to me and I’ve received the greatest birthday wishes ever! Thanks a lot. You guys are so awesome and sweet!