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【バイオフィリックデザイン オフィス ~後編~】

2020.07.23

 前回で、「バイオフィリックデザイン」 とは何か?を、少しはご理解いただけたかと思います。私もこれを取り入れると決断した後、独学でデザインの勉強しましたし、それこそ表参道ヒルズに入っている話題の日本初バイオフィリックデザイン採用のスタバに足を運び、実際中に入り体感してきました。

 

 我々の新オフィスを作りあげる際に、私が誓ったのは、「迷ったら尖った方を選択する。普通のオフィスには絶対にしない」 ということ。

 

 人というのは、考えれば考える程、話し合えば話し合う程、最終的に無難な選択に行きがちです。無難とはスタンダードなものであり、普通ということ。最も人気があるものが定着すると、イコールでスタンダードになるわけですから、後ろを振り返らない直感的なスピード決定が大事になるということです。

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 そしてこういったデザインを取り組む上で、私が重要視しているのは、「ストーリーを描く」 ということ。何かがあるということは、そこに物語があるからこそであり、そこに意味や意義があるはずというのは私の持論。その人が存在するということは、その人の存在意義が必ずあるということと同じ考え方で、強みを前面に出し、存在感を出し続けるためには、ストーリーが大事になってくるわけです。

 よってこのオフィスを普通にしてはならないという思いを強く持っていました。

 

 このオフィスを手掛け始めた際感じたのは、ここは横の空間スペースは比較的ある。そうなると上の空間が欲しくなるのが人の感性。そこから一気に軌道修正し、オフィス天井をぶち破り俗にいうスケルトン天井にして、ダクトやらパイプをむき出しにしました。天井は従来より約2メートル広がり、一気に空間が広がり開放感に溢れる仕様になりました。

 

 その広くなった天井を見上げていると、今度は天井を空にしたくなってくるのが人の心であり、ストーリー性があるということ。早速天井をブルーに塗ってしまい、もうここまで来ると不謹慎な表現ですが、遊び心が大事になってきます。

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 常に 「普通のオフィスには絶対にしない」 という、ぶれない気持ちを持ち続けたからこその遊び心。

 

 そして次に、森や緑をオフィス内にふんだんに配置するということ。幸いエントランスが吹き抜けでしたので、天井まで10メートル近くを緑で敷き詰め、オフィス内にも緑をしっかり入れ込みました。壁一面を緑にし、柱を木に見立ててこれもまた緑を施しました。

 

 そのオフィス内で最も緑の多いスペースに、カフェコーナーを設置。ここは、「Innovation Café(イノベーションカフェ)」と呼ばれるスペースです。写真の通り、外を見ながら緑の壁と共に過ごす憩いの場所。休憩やランチを取るのは勿論ですが、ここで仕事をするのもOKというスペース。

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 そしてここにブラウンカラーのシーリングファンを設置し、益々カフェ感を前面に出すようなイメージを取り入れることに成功。カウンター自体も、鳥取産智頭杉を使い、まさに鳥取ネイチャーを創り出した空間。

 

 私の中で、このオフィスのバイオフィリックデザインの象徴と言える部分が、このカフェコーナーとエントランスと柱の緑部分。

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 完成後、一人でこのカフェコーナーのソファに座り、このグリーンを見ていると、本当に心が癒され素晴らしいひと時が過ごせたとき、改めてやってよかったと実感しました。マイナスイオンが出ているわけではないのに、落ち着きながらぼ~っと眺めてしまうのは、この緑が持つ広大なエネルギー。

 

 ここまで、大和建設社、やまこう建設社、田中工業社、おさき住環境設備社をはじめ、沢山の方々の御協力をいただき、ご迷惑をおかけしながら、私の無理難題に一つ一つ懇切丁寧に対応頂きましたこと、この場をお借りし心より御礼申し上げます。

 

 手前味噌ですが、鳥取県No.1の夢があるオフィスが出来上がったと自負しています。ここからまた新しいチャプターが始まりますが、今まで以上にグループメンバーと一丸となり、夢のある企業を創りあげ、夢や感動を世界に向けて発信し続けたい。そんなことを心から感じさせてくれる、素晴らしいバイオフィリックデザインオフィスが完成しました。

 

 全ての方々に、心から感謝です。

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