CEO blog   |  【インターペット2023 in 東京 For Private】

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【インターペット2023 in 東京 For Private】

2023.04.16

 実は今回のインターペットの4日間の最終日に、完全プライベートで東京ビックサイト全会場を歩き回ってきました。勿論弊社ブースにも立ち寄りましたが、基本半日かけて全ブースを来客として参加してきたということです。実はこういった形をとったのは初めての経験で、今回は自分自身が犬オーナーとしての目線で各ブースを見てまわるということをテーマに掲げてということでした。

 

 出展者という目線と、来訪者という目線は、自分の想像以上に違った角度で各社の製品を観ることが出来、非常に貴重で面白い経験が出来ました。

 

 そんな中、たまたま立ち寄ったブースに、面白い製品が置いてありました。シニア犬向けで立ったまま座れるというクッションです。「は?」っと理解出来ない表現だと思いますので、写真を張り付けますがシンプルにこんな感じです。

 実は私の愛犬は先日14歳になったシニア犬で、先天性の下半身麻痺の病気を抱えており、歩行困難状態。それでも本人は歩きたがるので、今後は前脚にも負担がかかり、関節含めて身体にあまりよろしくない状況が続いており、今では家族全員で介護をしている日々です。ウェルッシュ・コーギー・ペンブローグという犬種には、一部宿命的な病気の為、ある意味なすすべがなく、家族でも頭を抱えているところでしたので、実際このプロダクトの発見は我々にとって渡りに船でした。

 

 早速ブースの方から説明受け、論理的では製品特性から、我が愛犬の病状を鑑みるとかなりマッチしていると判断できたので、早速その場でECにて購入。

 

 弊社メンバーが忙しくブースにて業務対応してくれているときに、申し訳ないという思いもありましたが、こういった角度で物事を見ることの大切さも改めて気付いたというのも事実。やはり飼い主さん、ワンちゃん、ネコちゃんに寄り添った考え方をしておかないと、本当に大切なものが見えなくなるなと強く感じることが出来たこともまた大きな収穫でした。

 

 後日届けられたその製品を、今では重宝させてもらっており、本当に良い買い物が出来ました。これぞマーケティング論の中で最も大切な要素の一つであるターゲティングを明確に感じることの出来る製品だと実感しています。それはそのターゲットの方々が幸せになるプロダクトをお届けすることが実現できているということ。購入側に立ってみて、改めてその大切さを改めて感じることが出来た買い物となりました。

 

 何より、先が見えてきた我が愛犬がゆったりと座って寝ている姿に、心の底から幸せを感じている今日この頃です。

 

 最後におまけ写真。気付けば、実は我が愛犬の登場は、ほぼほぼ本邦初公開ですかね。人間でいうと後期高齢者に入る年齢ですが、今でも毛艶も綺麗で、自慢の愛娘です。