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【アメリカの物価事情】

2023.11.30

 先日北米出張に行ってきまして、その際でのアメリカ物価の実情をお伝えできればと思います。

 

 ニュース・メディア等でも色々言われていますが、今のアメリカの物価は異常というか本当に強烈です。その物価インフレに加えて、我々日本人にとっては円安なのでまさにダブルアタック。

 

 例えば日本食レストランでラーメン食べると、一杯約4,000円前後。よくニュースやネットで、アメリカ物価高騰でラーメン一杯約3,000円とかって出てますが、あれは厳密にいうとメニューに表示されている価格であってアメリカはそれに10%前後の税金がかかり(地域による)、更にチップが必要です。このチップの支払い方が以前のようにレシートに手書きではなくデジタル入力なので、最近では約20%が主流になりつつあります。

 よって3,000円という表示価格に対して、実際の支払いは4,000円になるということです。ちなみにはっきり言えば4,000円ラーメンでは美味しいってレベルではないことが大半です。普通の日本食レストランに出てくる普通のラーメンで、おそらく日本では喜んで食べにいくって味ではないレベル・・・。

 

 よってレストランが高すぎて外食を控える人がかなり多くなっているのが実情です。しかしスーパー行ってもレストランほどではないけど、なんでも高いのが今のアメリカ。写真の通り、スーパーの総菜コーナーにある寿司も例外ではありません。

 写真の真ん中から少し左側にあるサーモン5貫が14.99ドル。日本でいう消費税でもあるセールスタックス入れて、日本円に換算すると約2,500円。日本だと寿司屋のカウンターで食べれますよね(笑)

 

 まあ為替からくるマジックにも聞こえますが、実際アメリカのインフレはクレイジーです。実際これはアメリカだけではなく、欧米含めて世界中ほぼほぼ同じ動きです。日本も物価高騰でインフレが騒がれて久しいですが、アメリカ在住の日本人の友人に言わせると、日本のインフレは「誤差レベル」とのこと・・・。確かに実際見てみると、ちょっと異常ですね。

 

 以上、現場からでした~。