【冬の鳥取フライト ②】
2025.02.0830分ほど経過後、ボーディング開始。全員乗り込む段階で、明らかにCA風の方々が一般客として乗り込む姿に気付きました。なるほど、彼女たちは戻るフライトが無くなったから、何とかこのフライトに乗り込んでいるというわけかと妙に納得。ちなみに次のフライトは既に欠航決定。
さて飛行機が滑走路に向かい、いよいよTakeoffという段階で、まさかの移動ストップ。数分待たされた段階で機長の機内アナウンスで、まさかのターミナルにリターンとのこと。更に待つこと数分、結局飛行機から降ろされまた待機時間。
外は猛吹雪。個人的にもう終了だなと悟る。あの羽田から鳥取への到着便の15分の遅延が本日の分岐点だったのかなと、自分でコントロールできないこの状況に、完全に諦め今後の行動のシミレーションを考えながら待機。そもそもフライトキャンセルになった段階で、どうやって自宅に帰るのか。この荒天で家族は運転拒否するであろうし、この待機中のかなりの人数が一斉に数台のタクシー争奪戦に臨むことになると、かなりの確率で敗れ去るであろう。そうなったらどうやって帰るのか・・・。ちなみにGoアプリでチェックしたが、どうやら鳥取空港での乗車は出来ないらしい・・・。
そうこうしていると放送があり、離陸再挑戦するので再度搭乗手続きをとのこと。全員乗り込みかなりの吹雪の中、滑走路へ。機内の乗客全員が固唾を飲みながら、ゴーサイン待ちでかなりの時間が経過。18時を大きく過ぎ、外は真っ暗。更に時間経過し、全員の疲れが見えはじめたその瞬間、機体が滑走路を走りだす。
十数秒後、Takeoff!飛んだ!!いったん飛んでしまえばそれほどの揺れもなく、雪雲を突き抜け、想像より早く安定飛行圏へ。
「Mission Completed!!」久々に飛行機で感動した瞬間でした!ちなみにこれが外国であれば120%機内で拍手と歓声が起きますが、控えめな日本人は何も変わらぬクールな雰囲気(笑)
しかしそんなことはどうでもいい。無事に飛んだことが重要であるからだ。そして強風からか爆速で羽田に向かい、実質的なフライト時間は50分程度な感覚で羽田空港到着。
久しぶりにトラブルフライトになりましたが、19時半過ぎ、無事に羽田空港に到着。やはり冬の鳥取フライトのおそろしさを感じながら、モノレールに乗り込み浜松町に向かいました。