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【FOODEX2026】

2026.03.15

 先日FOODEX JAPAN 2026に出展してまいりました。

毎年この展示会に参加するたびに感じるのは、単なる商談の場ではなく、「時代の流れ」を肌で感じる場であるということです。

 

 今回も多くの来場者の方々とお話しさせていただきましたが、改めて強く感じたのは、「ヒトとの出会い」が持つ価値の大きさです。オンラインが普及し、どこにいても繋がれる時代になりましたが、やはりリアルの場での会話、空気感、表情、そのすべてから得られる情報量は圧倒的です。

 

 初めてお会いする方、久しぶりに再会する方、そして日頃お世話になっている取引先の皆様。それぞれの対話の中で、自分たちの立ち位置や市場の変化を再認識することができました。やはりビジネスは「ヒト」が中心であり、この積み重ねこそが、次の機会や価値創出へと繋がっていくのだと改めて実感しました。

 

 そして今回、特に顕著に感じたのが「更なる健康意識の高まり」です。これはここ数年のトレンドではありますが、明らかにフェーズが一段上がっていると感じました。

 

 従来のような「なんとなく体に良さそう」というレベルではなく、成分や機能性に対する理解が進み、より具体的で実用的な健康志向へと変化しています。つまり「美味しい+健康」という付加価値が、もはや差別化ではなく“前提条件”になりつつあるということです。

 

 特に海外バイヤーとの会話の中でも、「機能性」「栄養価」「持続可能性」といったキーワードはほぼ必ず出てきており、日本市場だけでなく、グローバル全体でこの流れが加速していることを強く感じました。

 

 その中でも、今回最も印象的だったのが「プロテイン需要の更なる高まり」です。

 

 従来のプロテインといえば、トレーニングや筋力強化といった限定的な用途が中心でした。しかし現在は、日常生活の中での栄養補給、健康維持、さらには高齢者向けの栄養管理など、用途が大きく広がっています。

 

 つまりプロテインは、「特定の人のためのもの」から、「すべての人のためのもの」へと変化しているということが、より強く実感できる時代となってきました。

 

 実際、展示会場でもプロテイン関連の商品は非常に多く、形状も多様化しています。ドリンク、スナック、バー、さらには通常の食品への機能性付加など、あらゆるカテゴリーに入り込んできている印象でした。

 

 この流れは一過性のものではなく、今後さらに加速していくでしょう。なぜなら、健康寿命の延伸や食生活の変化といった社会的背景と密接に結びついているからです。

 

 今回のFOODEXを通じて感じたことは非常にシンプルです。

 

 市場は確実に変化している。そしてその変化は、「ヒト」「健康」「機能性」というキーワードで繋がっている。

 

 我々としても、この流れを単なるトレンドとして捉えるのではなく、本質的な価値としてどう取り込むかが重要です。誰に、どんな価値を提供するのか。そのために、どのようなプロダクトを創るのか。

 

 いわずもがな展示会はゴールではなく、あくまでスタートです。今回得た気づきや出会いを、いかに具体的な価値へと転換していくか。

 

 やはり最後は「実行力」です。

 

 変化を感じるだけでは意味がない。その変化に対して、自ら動き、形にしていく。今回のFOODEX2026は、改めてその重要性を再認識させてくれる機会となりました。

 

 次の一年、この気づきをどう成果に繋げていくか。そこに、我々の真価が問われていると感じています。いつもながら気付きを与えてくれる展示会、そしてそれを支えてくれるメンバーに感謝です。