STAX イヤースピーカー
2019.08.15皆さんこんにちは。
リバードプロダクション 西尾です。
実は私オーディオ好きでして、
増税前に何か買い物をしようと思い先日STAX社の新型イヤースピーカー「SR-009S」を購入しました。
私が以前から愛用していた「SR-009」のブラッシュアップバージョンです。
「SR-009S」は国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP」の
2019SUMMER 開放型オーバーヘッドフォン部門にて見事金賞を取りました。
「イヤースピーカー」と言うと聞き慣れない方が多いと思いますが
STAX社が造るヘッドフォンを「イヤースピーカー」と呼びます。
他社のヘッドフォンと何が違うかと言うと、
他社のヘッドフォンは構造がダイナミック型、同社はコンデンサー型となっています。
平らな2枚の固定電極の間に振動膜を配置し電極に電圧をかけた際に生じる静電気によって振動膜を動かして発音します。
振動膜がほぼ均一に動くので歪みが少なく、微少な音楽振動にも忠実な再現力があります。
しかし再生には電圧をかけつつ微細な再生音を取り出す専用のアンプが必要になります。
その音は繊細で分解能が高く「スピーカでこの音を出すには金額が2桁余分にかかる」とも言われています。
STAX社は1960年に世界で初めてコンデンサー型ヘッドホンを世に送り出し、
以来59年もの長きにわたってコンデンサー型ヘッドホンを作り続けている希有なメーカーで
オーディオファンの間では「STAXと言えばコンデンサー型ヘッドホン」と言われるほど有名なのです。
興味のある方は是非調べてみて下さい。
話が長くなりましたが、我が家でこいつを鳴らしてくれる相方は同社の「SRM-T8000」です。
初段には真空管を、出力段にはA級半導体を使った同社初のハイブリット構成アンプで
艶もありつつ高解像度なとても良い音で鳴らしてくれます。
自然で耳辺りの良い表現にうっとりしています。
そしてこいつもVGP2019SUMMERのヘッドフォンアンプ部門で受賞しています。
良い音で良い音楽を聴きこむとついつい時間を忘れてしまいますね。
皆さんも良いオーディオライフを!
次はリバードプロダクション 谷口さんです。
よろしくお願い致します。