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感銘を受けた言葉

2020.05.15

車載の田中さんからバトンをもらった下多です。今回でブログは二回目になります。

今、世の中は新型コロナウイルスの影響で様々なことが出来なくなっています。中でも僕が残念なのは、スポーツが中止になっていることです。

いろんなスポーツが好きなのですが、特に野球がないのは今までにないことなので戸惑っています。その野球選手の中で特に大好きだったのは、惜しくも去年引退したイチロー選手です。イチロー選手のプレーを見るのが当たり前だった日々は、何よりもかえがたい日々でした。

イチロー選手との出会いは小学校六年生の時です。僕も野球をやっていて、イチロー選手のバッティング、守備、走塁全てが憧れでした。僕にとってイチロー選手が野球選手というものを越えた存在になったので、プレーにおいてだけではありません。イチロー選手の言葉が心に響いたからです。

学生時代悶々としていた時、イチロー選手のプレーを見て心を晴らし、イチロー選手の言葉を聞いて進む方向を見つけていたのです。何に向かっていいか分からない自分に響いた言葉にこんなものがあります。

 

「小さなことを重ねることが、とんでもない所に行くただ一つの道」

 

この言葉は、イチロー選手がメジャーリーグの年間最多安打の記録を超えた時のものです。

その時の僕は、目の前のことに身が入らず、何もかもいい加減にやっていました。でも、それではいけないとイチロー選手が言ってくれたのです。目の前の小さな事、当たり前の事を毎日積み重ねる、それが自分が進むべき道につながっていることに気づかされたのです。そしてイチロー選手は、それを実際にプレーでも示してくれていたのです。それが僕だけではなく、世の中のたくさんの人が、イチロー選手を特別な存在として受け入れているのだと思います。イチロー選手の打つヒットはただのヒットではないのです。イチロー選手の言葉を借りれば「芸術品」なのです。

 

芸術は人の【喜怒哀楽】を起こし、収め、慰める。イチロー選手が一本のヒットを打つように僕達も一歩踏み出したい。そして、コロナで後ろ向きになっている今だからこそ、一人一人の一歩が求められているのではないでしょうか。

 次は、円筒加工係の西田さんです。