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スタッフブログ

まさかの大物?

2022.02.15

皆さん、こんにちは。

昨年4月に入社いたしました、とっとり匠の杜工房製造課の井上です。

入社以降、経験をさせて頂いた事や関わった皆さんから学んだ事を今後も活かしていきながら、

日々精進したいと思っております。

 

さて、人生初めてのプログ投稿になりますが、皆さんに読んで頂けるようなネタが無いか考えまして・・・

内容はともかく、私にとって思い出深い出来事がありましたので紹介させて頂きます。

 

私は時々気分転換も兼ねて、子供を無理矢理?連れて魚釣り(サビキ釣り)に行っていますが、

素人同然なのに特に下調べもせず、『釣れたらいいな』くらいの軽い気持ちで行く為に中々釣果も

出ていませんでした。

そんな頃、昔からの友人と連絡を取る機会があり、久し振りに再会して釣りの話題になりました。

友人は釣りの熟練者で、話を聞くにつれて釣れそうな気分になり、早速の釣り約束。

後日、友人との釣り約束の朝5時。気分は釣れる気満々で意気揚々と出掛けました。

さすが熟練者、釣れ易いポイントや時間帯を教えてくれて言われたように釣り糸(サビキ糸)を

垂らしたところ、何と3分も経たないうちに釣れたのです!

“ひいらぎ”という魚でした。

その後はひいらぎしか釣れませんでしたが、久し振りの魚が掛かった時の手の感触が嬉しくて、

釣れれば何でもOKでした。

   

~前置きが長くなりましたが、ここからが本題です~

暫く時間が経ち、アミカゴのエサを確認しようと釣竿を上げた時、竿がしなりました。

何かが掛かっているようでしたが、魚にしては殆ど手応えも無かったので、

ゴミかなと思いながら海面まで引っ張り上げてビックリ! !

・・・何とカニが掛かっていたのです。

サビキ釣りで、カニです。

一体、カニがどういう掛かり方をしたのかもよく見えず、ただただ驚きでした。

しかも初めて見る何とも奇妙な模様のカニだったのです。

   

カニが掛かったという興奮と、奇妙な模様で気持ち悪いという思いから

このまま釣り上げるか海に戻すか悩みましたが・・・

持って帰って家族に見せてビックリさせようと考え、

興奮と気持ち悪さを押し殺しながら落とさないように恐る恐る引きげました。

そして、隣にいた冷静な友人がすぐにスマホでカニの種類を調べてくれて、

ワタリガニだと教えてくれました。

周りの釣り人の方々からは、

「汁や鍋にしたらいいダシが出ますよ!」

「今晩のおかずですね!」

「今日の一番の釣果ですね!」

「サビキでカニ釣った人、初めて見ました」と言われて、嬉しいやら恥ずかしいやら。

 

さっそく、その日の夕食の一品として美味しく頂きました。

調理前のカニの姿を見ていた為に子供達も食べる事をためらっていましたが、

食用のカニで美味しいという情報に加え、調理後のカニの姿を見て普通に食べていました(笑)

   

夕食後には、カニは茹でたらなぜ赤くなるのか、他にはどんな種類のカニが存在するのか

調べてみたり、楽しい家族団欒のひと時でした。

暖かくなったらまた行きたいと思いますし、次からは事前に下調べをして釣果に拘りたいです。

 

最後に、ワタリガニは高級カニで地域などによって色々な呼称があるようで、

タイワンガザミ(台湾ガザミ)、アオデ(青手)、オイラン(花魁)などとも言われるそうです。

先述のカニが赤くなる件は、気になる方は調べてみてください。

 

以上、ご一読頂きありがとうございました。

次はとっとり匠の杜工房 尾崎さんです。よろしくお願いします!