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【日本メダル獲得の躍進】

2024.08.08

 数々の感動をもたらせてくれたパリオリンピックが閉幕しました。

 

 自国以外のオリンピックで最大の金メダル獲得ということで、その獲得数はアメリカ、中国に続きなんと世界3位。現在の日本の人口は世界13位なわけですから、その凄さ素晴らしさは言うまでもありません。実際、メダル獲得は下記の通り。

 

【日本獲得メダル数】

金メダル: 20個

銀メダル: 12個

銅メダル: 13個

合計メダル数: 45個

 

 これを見て感じるのは、日本人の勝負強さ。銀メダルより金メダルが8つも多いというのがそれを物語っています。

 

 そして銅メダルは13個。これもまた素晴らしく、例えば柔道のようにトーナメントだと、銅メダルというのは3位決定戦で勝つということ。以前に、とある柔道選手のインタビューであったが、最後に負けて終わる銀メダルより、最後に勝って終わる銅メダルは、メダルの色は落ちるが気持ち的には爽快感に近いものがあると言っていたことを思い出しました。

 

 要するに、日本人の勝負強さが向上しているとみてもいいのかもしれません。もしくは多くの選手のインタビューからあるように、「オリンピックを楽しむ」という気持ちがいい方向に進んでいるのかもしれませんね。これは明らかに30年前以上とは違ってきています。

 

 そもそもメダルの数を分析し論ずることは、ナンセンスかもしれませんね。何よりアスリートの方々が、この世界最高の舞台が、自分の為に素晴らしい経験になっているならば、最高ですよね。

 

 大きな感動を与えて下さった、全てのアスリートに心からの拍手と感謝を届けたいと思います。

【TSMC】

2024.07.19

 現在通っているビジネススクールでのプロジェクトで、この春から熊本県を数回訪れているが、そのプロジェクトの最終プレゼン後に休日を使い、熊本県菊陽町に足を延ばした。理由はずばり、「TSMC」を一目見る為。

 

 TSMCとは言わずと知れた、世界最大規模の台湾超巨大半導体企業。このたった一社の台湾企業の熊本進出によって、熊本にバブルが起きているといっても過言ではないだろう。ちなみにこの菊陽町、2000年の時点で人口約2万8,000人、それがこの2024年は4万4,000人という現代の日本ではおよそ考えられないレベルで人口が増えている町である。

 

 そもそも熊本市まで比較的近くベットタウンであるからという理由で人口が増えている部分もあるが、それがこのTSMC進出決定でまわりの土地は完全にバブル的な高騰を見せていることはNews等で見たことがある方も多いはず。

 

 今年からいよいよ稼働開始しているが、第二工場建設も決まりこれまで以上に大変なことになるだろう。何が大変かということは、現地行って良くわかった。そもそも菊陽町は小さな町であり、このバブルを受け止めるインフラに乏しい。私が訪れたのは日曜日だったが、あらゆるところで渋滞が発生。それもそのはず、ほとんどの道路が片道一車線。土地は青天井で高騰しているということのようなので、道路の整備も益々大変になるだろう。

 

 TSMCはとんでもない採用を進めているし、これからサプライヤーが増えることから、それを受け入れるマンションやホテルの整備も急務だ。

 

 しかしそんな懸念を感じる時点で、今の地方経済の中では数少なく素晴らしいことだと実感できた。バブルなんて言葉はこの30年間に過去を形容するときのみに使ってきたであろう言葉。それがこの菊陽町を見ていると、まさにオンゴーイングで起きており、まさにバブルであることに少し感動すら覚えた。

【パリオリンピック開幕】

2024.07.15

 7月14日、パリオリンピックが開幕しました。

 

 前回3年前の東京オリンピック、2年前の北京オリンピックが無観客だったので、本当に久しぶりの有観客でのオリンピックとなります。開幕したばかりですが、やはり観客の有無はTVを見ていても明らかに会場の熱気が違っていますし、アスリートにとっては更に大きな違いとプラスαのチカラが発揮されるでしょう。

 

 思えばコロナパンデミックの大混乱も遠い過去のように感じられますが、実際去年のGW明けの5月までは皆普通にマスク着用の生活でしたので、実質そこまで昔のことではありません。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という表現が正しいかは微妙かもしれませんが、でもやはりもっと前のことのように感じるのは私だけではないはずです。

 

 人の歴史とはこうやって同じことを何度も繰り返してしまうものだと、少しネガティブな感傷に浸るところですが、それより話をオリンピックに戻しましょう。

 

 これから約半月間、世界最高峰のアスリート達の競演が始まります。個人的にオリンピックは最も楽しみなスポーツイベントです。いつも思いますが、アスリートの方々は自国のプレッシャーよりも、自分の為に楽しんでほしいなと強く感じます。