【アイスブレイク】
2025.05.15弊社のキックオフミーティングの中でも恒例となっているのが、「アイスブレイク」コーナーです。
長時間にわたる会議や式典では、誰しもが集中力を保つのは難しいものです。特に着席での参加が続くと、どうしても眠気が襲ってきたり、思考が受動的になってしまうことがあります。そんなときこそ、“考えるスイッチ” を押し直すために、私は「アイスブレイク」=「思考の再起動」を取り入れています。
アイスブレイクのねらいは下記のとおりです。
- 会場全体の空気を柔らかくする
- 頭と心に刺激を与え、自発性を引き出す
- “受け身”から“能動”へと切り替えるきっかけをつくる
つまり、アイスブレイクとは単なる“お遊び”ではなく、全員が「主体的にこの場にいる」状態を取り戻すための大切なしかけなのです。
今回のキックミーティングでも何度か「アイスブレイク」を行いましたが、その一つとして参加者へ向け、下記のような問いかけを用意したので共有します。
ビジネスの現場において、目の前のタスクに追われる日々が続くと、「考える」余白がどんどん削られていきます。だからこそ、こうした場では「立ち止まって考えること自体に価値がある」と、私は強く思っています。
川口グループが目指すのは、単に結果を出す組織ではなく、思考し、共鳴し、創造する組織です。
さて上記「アイスブレイク」、せっかくなので、皆さんもしお時間あれば・・・。
【2025年度 KGPスローガン】
2025.05.102025年の新たなスタートに際し、今年度も例年通り「2025年度 KGPスローガン」を発表致しました。
【 2025年度 川口グループ スローガン 】
「KGPバリューの共感と実践」
< 川口グループの共通価値観 >
私たち川口グループは、未来志向のコーポレートカルチャーを創造するために、多様性に富んだ人財を求めています。多様な社会を尊重するだけでなく、その中で「自分たちはどうあるべきか・どう行動するか」という問いに対し、明確な価値観をもって向き合う必要があります。
そこで私たちが大切にしているのが、「3つのKGP VALUE(価値観)」です。
これは単なる標語ではなく、川口グループが求める人財像であり、KGP PURPOSE / KGP MISSIONと共に、企業理念の中核を成すものです。
【 ① プロフェッショナルチャレンジ <迅速挑戦力あるプロビジネス人財> 】
- プロフェッショナル
- 高度な専門性を学び続け、崇高なプロ意識でKGI達成にコミットする
- チャレンジ
- スピーディなトライアル&エラーを繰り返し、常にポジティブにチャレンジを続ける
【 ② アーティスティックイノベーション <芸術的な独創革新力ある人財> 】
- アーティスティック
- 忖度なきチームワークで、PURPOSE 解像度をアートの域まで昇華させる
- イノベーション
- 唯一無二の未来創造のために、変化を恐れずOODA ループを続ける
【 ③ オーガニックソリューション <本質的人間力で課題解決できる人財> 】
- オーガニック
- 誠実かつ柔軟に多様性を受け入れ、ディベートすることで本質をピュアに捉える
- ソリューション
- 業務&社会課題に向き合い、MISSION を実行することで解決を図る
これらの価値観は、単なるスローガンにとどまりません。
私たちは、この価値観に心から共感し、共に約束できる仲間とこそ、川口グループの未来を創っていきたいと考えています。
「価値観の不一致によるコミュニケーションロス」を未然に防ぐことが、チームの力を最大化する鍵です。だからこそ、「共感と実践」が今年度のスローガンとなりました。
生命の理想郷を、ともに。このKGPバリューを軸に、私たちは「Creating Value for All Life」という理念のもと、命にやさしい、未来にやさしい企業活動を加速させてまいります。
本年度も変わらぬご指導・ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。
【2025年度 KGPキックオフミーティング】
2025.05.014月25日、川口グループホールディングスの新年度スタートを飾る 「KGPキックオフミーティング」 が、鳥取県のとりぎん文化会館をメイン会場に、全国および世界各地のグループ会社・拠点を中継でつなぎながら開催されました。
大きな成長を遂げた2024年度を振り返りつつ、2025年度という新たなフェーズへの挑戦と覚悟を、全社一丸となって共有する貴重な時間となりました。
ミーティングのハイライトのひとつが、「KGP表彰式」。今年も、グループ各社・各拠点から、日々の努力と成果が光る素晴らしいメンバーが選出されました。
新人賞: 磯貝亮弥(フードマーケティング・東京オフィス)
スピーディーワーク賞: 炭山優子(リージョナルセールス・鳥取オフィス)
ベストモラル大賞: 田中秀樹(バッテリーファクトリー)
ベストKAIZEN賞: 野田勝秀(プロダクションエンジニア)
ベストチームワーク賞: 東京オフィスチーム
優秀賞: 石本達矢(ファイナンス)
優秀賞: 吉田真由美(ファイナンス)
優秀賞: 大原慎哉(ジェネラルアフェアーズ)
MVP: 三浦彩(ヒューマンリソース)
受賞された皆さん、心からおめでとうございます!
ちなみに今回の優秀賞およびMVPを受賞された4名は、いわゆる「バックオフィス」と呼ばれる部門の所属者です。
企業には、オフェンス(攻め)の部門とディフェンス(守り)の部門が存在します。弊社では今年4月より川口グループホールディングス㈱を設立し、グループ各社が子会社として再編される新たな組織体制となりました。また、M&Aにより新たなグループ企業も加わるなど、攻めの経営戦略を推し進めています。
しかしながら、これらの推進力となっているのは、間違いなくバックオフィスの皆さんの緻密で地道な仕事です。今回優秀賞3名は、そのバックオフィスの方々なのです。どれほど戦略的であっても、裏側の支えなくして成果を挙げることはできません。まさに彼らの存在なしには、今日の川口グループの発展はあり得ません。彼らのプロフェッショナリズム溢れたサポート力が、今の弊社を支えてくれていますし、常に変化し続ける我々は彼らの存在無くしては決して成立しません。本当に心から感謝の想いで一杯です。
そして今回のMVP受賞者は、ヒューマンリソース部門の三浦彩さんです。
彼女はもともと品質管理部門のマネージャーとして活躍していました。しかし、グループ全体が今後より一層“人を大切にする企業”へと進化していくためには、大手企業並みの人事制度を構築する必要があるという経営判断のもと、人事領域への転籍をお願いしました。
オーガニックな仕事のクオリティ、パフォーマンスの高さは社内でも群を抜いており、何より人間的な魅力にあふれ、誰からも信頼される存在。そのプロフェッショナルな資質を活かし、過去1年間、専属コンサルタントのサポートを受けながらも、ほぼゼロからの制度設計にチャレンジし、想像を超える成果を積み上げてくれました。
今回受賞された皆さんは、まぎれもなく川口グループの最大の財産です。
特に今年は例年以上に選考が難航しました。それはすなわち、グループ全体としてのレベルが年々向上しているという何よりの証拠でもあります。
川口グループは、まだまだ大きく躍進できます。そう確信させてくれた、素晴らしい受賞者の皆さんに心からの 「おめでとう」 と 「ありがとう」を。そしてすべての弊社グループメンバーに感謝をお届けしたいと強く感じる一日でした。