【2026年 御挨拶】
2026.01.01新年あけましておめでとうございます。
2026年の年明けにあたり、社員の皆さん、そして日々皆さんを支えてくださっているご家族の皆さまのご健勝とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
現在、日本の地方は、少子高齢化、担い手不足、気候変動といった、これまでにない構造的課題の只中にあります。こうした状況の中で、地方から産業を創り、未来へつなげていくことは決して容易ではありません。しかし私は、今まさに「鳥取」にこそ、これからの時代に求められる産業のヒント、すなわち“オーガニックなソリューション”が宿っていると強く信じています。テクノロジーの力、人の知恵、そして地域に根ざした豊かな資源が正しく融合したとき、鳥取の価値は必ず世界に通用する。その確信は、年を追うごとに揺るぎないものになっています。
川口グループは、高い志を持つ仲間とともに、「生命の理想郷」の実現を目指して歩み続けてきました。一次・二次産業の再構築から始まる私たちの挑戦は、単なる事業拡大や売上成長を目的としたものではありません。それは、鳥取という地域が持つ可能性を見つめ直し、その価値を次世代へと継承していくための、誇りある使命であり、責任でもあります。
2026年は、次世代型の製造基盤がいよいよ本格稼働し、グローバル市場との接続が現実のものとなる、大きな転換点の年です。設備やシステムといった「ハード」が進化する一方で、これからの川口グループの成長を決定づけるのは、間違いなく「人の力」です。どれほど優れた仕組みがあっても、それを活かすのは人であり、最終的に価値を生み出すのも人にほかなりません。だからこそ私たちは、人財育成を経営の中心に据え、100年後の未来の鳥取で暮らす子どもたちに誇れる“未来型鳥取産業”の創造に挑み続けていきます。
その指針となるのが、2025年度スローガンである「KGPバリューの共感と実践」です。KGPバリューは、掲げること自体が目的ではありません。日々の仕事の中で迷ったとき、判断に悩んだときに立ち返る“行動の軸”です。プロフェッショナルチャレンジ、アーティスティックイノベーション、オーガニックソリューション。この三つの価値観は、私たちがどのような姿勢で仕事に向き合い、どのような組織でありたいのかを明確に示しています。
【 ① プロフェッショナルチャレンジ ~挑む~ <迅速挑戦力あるプロビジネス人財> 】
- プロフェッショナル
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- 高度な専門性を学び続け、崇高なプロ意識でKGI達成にコミットする
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- チャレンジ
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- スピーディなトライアル&エラーを繰り返し、常にポジティブにチャレンジを続ける
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【 ② アーティスティックイノベーション ~創る~ <芸術的な独創革新力ある人財> 】
- アーティスティック
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- 忖度なきチームワークで、PURPOSE 解像度をアートの域まで昇華させる
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- イノベーション
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- 唯一無二の未来創造のために、変化を恐れずOODA ループを続ける
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【 ③ オーガニックソリューション ~導く~ <本質的人間力で課題解決できる人財> 】
- オーガニック
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- 誠実かつ柔軟に多様性を受け入れ、ディベートすることで本質をピュアに捉える
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- ソリューション
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- 業務&社会課題に向き合い、MISSION を実行することで解決を図る
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そしてこれらバリューを共感するだけでは、組織は変わりません。バリューは、実践されてこそ意味を持ちます。忙しいときでも相手を思いやる挨拶をすること。自分の担当領域だけでなく、会社全体、社会全体の最適を考えること。正解が見えない状況でも、挑戦から逃げずに一歩踏み出すこと。こうした日々の小さな行動の積み重ねが、やがて川口グループならではの文化を形づくっていきます。
AIやテクノロジーがどれほど進化しても、会社の歴史をつくるのは機械ではありません。ここで働く一人ひとりの想いと行動が、未来を形づくります。2026年を、「KGPバリューが本当の意味で根づいた一年」にしていきましょう。
本年も、ともに挑み、ともに創り、ともにつながりながら、希望ある未来へ歩みを進めていけることを心から願っています。
2026年1月
川口大輔
【2025年 最終Blog】
2025.12.31本年も、川口グループホールディングス株式会社、リバードコーポレーション株式会社、リバードフードダイバーシティ株式会社および、農業法人リバードフィールド株式会社として、無事に2025年の業務を締めくくることができました。
この一年も例外なく、変化と挑戦の連続でした。経済の不確実性、地政学的な揺らぎ、そして私たち自身の成長への問い直し。そんな時代の中でも、事業が前進し、こうして穏やかな年の瀬を迎えることができたのは、社員一人ひとりの努力と、ステークホルダーの皆様の温かいご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。
また、このCEOブログを通じて、日々の出来事や想い、そして未来への構想に触れてくださった皆さまにも、心からお礼申し上げます。言葉にすることで、自分自身も改めて気づくこと、見えてくる景色がありました。
2026年は、我々にとってさらに大きな節目となる一年になりそうです。新しいチャレンジの芽もすでにいくつか芽吹き始めており、次のステージに向けた準備が着実に進んでいます。
皆さまにとっても、希望に満ちた一年となりますように。健やかな心と身体で、新しい年を迎えられますことを心よりお祈り申し上げます。
2025年12月31日
川口大輔
【77th Anniversary Family Night 2025】
2025.12.212025年12月20日。
ホテルニューオータニ鳥取にて、川口グループ創業77周年を記念した「KGP 77th Anniversary Family Night 2025」を開催しました。この夜、私たちは社員とそのご家族をお迎えし、総勢300名以上が集う、心からの「ありがとう」を伝える場となりました。
本来なら75周年で開催する予定だったこのイベント。しかし当時はコロナ禍の影響も色濃く、断腸の思いで見送らざるを得ませんでした。だからこそ、今年は“捲土重来”の想いを胸に、並々ならぬ決意で準備に臨んできました。
私たちには7年前の記憶がありました。70周年のとき、同じニューオータニ鳥取で開催した「マグロの解体ショー」。社員の間で今も語り草となっているあの光景を、もう一度再現したいという願いが、今回の計画の起点でした。
とはいえ、コロナ禍以降の空気感はまだ残っており、鳥取市内での派手な催しは自粛ムード。今回も「マグロ解体ショーは不可」との通達に、誰もが落胆しました。 それでも、諦めず粘り強く交渉を続けた関係者の努力により、ついに開催直前で「解禁」の一報が届いたのです。
約80kgの巨大本マグロが、神輿に乗って会場に現れた瞬間。湧き上がった拍手と歓声が、今でも耳に焼き付いています。
その神輿を担いでくれたのは、RIVERD MEXICOから来日していたマヌエルと、長らく駐在を担ってきた山田さん、前橋さん。まさに国籍と世代を超えた“理想の担ぎ手”による、奇跡的な演出でした。
会場全体に、笑いと驚き、そして感動の渦が巻き起こりました。解体されたばかりの大トロ・中トロ・赤身が、目の前で次々に寿司となり、次々と運ばれていく。子どもたちが目を輝かせて見つめ、ご家族が笑顔で頬張る、その一人ひとりの表情が、何よりの“ご褒美”でした。
その他にも、しゃんしゃん傘踊り、バルーンアート、そしてハワイ旅行が当たるビンゴ大会など、盛りだくさんの企画。気づけば、3時間が一瞬で過ぎていました。
ふだん顔を合わせない従業員のご家族が、自然と会話を交わし、笑い合い、未来の話をしている姿。その光景に、私は会社の本質を見た気がしました。このファミリーナイトの成功は、決して偶然ではありません。
ホテルニューオータニ鳥取の皆さまのご協力、そしてKHQ岡村さん、川北さん、三浦さん、古田さん、澤田さん、石谷美さん、大原さんをはじめ、社内外の多くの方々の支えがあってこそ実現したものです。関わってくれた全ての人に、心からの感謝を贈ります。この場を借りて、ありがとうございます。本当に、ありがとうございました。
そして、パーティー終盤にとあるメンバーが笑って私に言いました。
「次は80周年ですかねぇ~」と。
それを聞いて、私は心の中で静かに 「きっと、またこの人たちと一緒に、未来を祝いたい」 と思いました。
会社の歴史とは、単なる年表や数字ではありません。一人ひとりの人生と、その家族の笑顔が織りなす物語です。 その77章目を、皆さんとともに紡げたことが、私にとって最大の誇りです。
We don’t build a company with bricks and steel.
We build it with hearts, memories, and the love we share.
This night, we were reminded once again—
We are not just a company. We are a family.










