CEO blog

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【鳥取県地震にて】

2016.10.24

 御存知の通り、10月21日(金)14時07分ごろに鳥取県中部地区を震源としたM6.6、最大震度6弱という大きな地震がありました。

 

 元々地震が少ないとされる鳥取県においてまさに稀にみる強い地震でした。出張等で鳥取を不在にすることの多い私ですが、丁度その日は鳥取本社にてミーティングをしておりました。さすがにかなりの揺れで驚きましたがすぐに同じ建物オフィス内メンバーの状況を確認しケイビーシーまで走って移動し到着した段階で、丁度ケイビーシーメンバーも建屋から非難し出てくる最中でしたが、共に大きな混乱もなく皆さん迅速に対応出来ていたようです。

 

 直後に震源地が中部エリアと分かり、リバードコーポレーション中部営業所に電話したところ安否確認も出来ましたが、他の営業メンバーとはしばし電話繋がらず。結局鳥取県・島根県の全社員の安否確認が出来たのは、地震発生から数十分が経過していたようです。

 

 駐車場にて避難しているメンバーと話をしている中で、皆落ち着いているようでしたが、やはり社員家族のことが当然気になるであろうこと。このまま業務に戻ってもこの精神状態で仕事をすることに対して集中力は保てないと感じ、当グループは早い段階で全社員帰宅指示を出しました。

 

 こういった判断は当然練習出来るわけではないですし、非常に難しいというのが正直なところです。金曜日午後ということもあり、御客様からの仕事依頼や生産計画等、やるべき業務は山のようにある時間帯でしたから。しかしながらやはり社員の安全第一、そして社員全員が一秒でも早く家族と顔を合わせ安心をしたいという気持ちは同じであるでしょうことを考えると、やはり答えは「帰宅」という判断でした。今でも内外部より賛否両論ありますが、もちろん今でも正しかったと信じています。

 

 今回の地震は鳥取県中部を中心にあらゆる被害が発生しております。川口グループはどんな小さなことでも積極的に復興活動を行っておりますが、まだまだ出来ることはあるかと思います。当然義援金を募っておりますが、写真のように被災された家の修繕活動も積極的に行っております。当HPにも掲載しておりますが、微力ながら弊社よりあらゆるサポート活動を致しますので、御用命の際にはいつでもご一報頂けますと幸いでございます。

 

http://www.kawaguchi-group.jp/news/1880/

 

 今回の地震で各地より御見舞いや励ましの御言葉を頂きました。この場をお借りして心から御礼申し上げます。そして一日でも早く地域が通常化する為に全社員と共に尽力したく思います。

 

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【「食のみやこ鳥取県」いなば農産物フェスタ】

2016.10.16

 昨日本日と鳥取市地場産プラザわったいなにて、「食のみやこ鳥取県」いなば農産物フェスタが開催されましたが、本年は我々リバードコーポレーション㈱として、ジュートロープ(誘引紐等)& 鳥取県産ペットおやつの展示及び販売の為、出店致しました。

 

http://www.shokunomiyako.com/?id=155

 

 本日16日(日)は天気も下り坂ということで心配しましたが、何とか雨も降らずもってくれました。雨が降れば人の出足も一気に落ちるでしょうからほんとに一安心でしたね。御陰様で弊社ブースにも沢山のお客さんが興味を持って足を運んで下さりましたし、本当に有難い限りです。

 

 我々川口グループは製造・商社・卸販売等がメインとなる為、こういった消費者に直接手渡して物を売るという機会が少なくなります。要するにB to B(Business to Businessの略であり、法人顧客相手ビジネスのことを指す用語)がメインであり、B to C(Business to Customerの略であり、個人顧客相手のビジネスのことを指す用語)は少ないということです。

 

 これはどういうことかというと、エンドユーザー(ここでいう消費者/個人顧客)と触れる機会が少ないということです。これが少ないということは、消費者が何を求めているのかを感じる機会、聞く機会が当然少なくなります。

 しかしながら例えばヒット商品を開発するということはマーケットという現場にて何が起きているかと敏感に感じることがまず第一歩ですね。これが俗にいうマーケティングリサーチです。普段デスクに座ってデジタルのPC叩いていても決して入ってこない情報、それは結局人の意見というアナログ分野がキーポイントになるということです。

 

 ですから今回のようなフェスタに参加することは、弊社にとって地域に触れ地域の方々が何を求めているのかを感じる大きなチャンスなんです。そして弊社社員が「売ること」という本質的なことをもう一度回帰して考える大きなチャンスなんです。

 

 本日私も時間がとれたので、現場応援に出向きました。当然お客様の反応を見たいのもありましたが、何より弊社社員メンバーがどういう動きをしているかが気になってというのが本音の部分でしたが・・・。そしてフェスタ内で弊社ブースを訪問してみると・・・。

 

 店舗でお客様を待つだけではなくビラを持って勧誘に行く社員達、一生懸命懇切丁寧にお客様に弊社商品を説明する社員達、休日なのに応援に来てサポートする社員達、周りの業者にうちのサンプルを配布する社員達。私が何も言わなくとも、皆足を動かし手を動かしそして頭を動かし必死にやってくれていました。

 

 皆、私が何を言わずとも何故ここに出展したのかをちゃんと理解をしてくれてます。紛れもなくどこのブースより彼らは輝いて見えました。3時間ほど現場にいましたが、そんな彼らの姿を見ていると本当に頼もしく誇らしく思えた一日でしたし、明日からまた出張ですが、なんか大きなパワーを貰った気がします!!

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【六本木ヒルズにて時代を感じる】

2016.10.05

 先週のAmazon友人から紹介を受け、新たなプロジェクトの為六本木を訪れてます。

 

 昔は良く遊んだ街でしたが、まさか大人になり仕事で来るとは夢にも思いませんでしたが、それだけこの六本木という街が変わってきているということでしょう。ちなみにアマンドとかってまだあるのかな?(笑)

 

 訪問するのは写真のとおり六本木ヒルズ内のとある飛ぶ鳥も落とす勢いのマーケティング企業。考えてみると初見参。入ってみるとなんだか懐かしいアメリカやヨーロッパ系の社名に覚えのある外資企業が多いようですね。さすがにビルに入るのにはセキュリティー手続きが面倒でちょっと外国的な感じです。っが、手続きしちゃえば、その後は海外のビルでは考えられないくらいセキュリティーチェックも甘々で、その辺はまさに日本のビルの危機意識の低さを感じますね(笑)

 

 さてミーティングも思いのほか上手くいき、内容ある良いステップとなりました。こういうところで最先端のマーケティングの一部を垣間見ると、本当に時代が大きく変わっていることを痛感しますね。去年正しいと思っていたことが、もう時代遅れになっている。スピード感は年々早まっています。1日ぼーっとしているだけで時代に取り残される恐怖感すらある時代です。40代のおっさんだから追いつけないという言い訳はビジネスの世界では負けセリフです。

 時代がどこに向かいそして進み、それの半歩前を我々が進むことが大切であり、今日正しいことは明日正しいとは限らない。

 

 トップとして一番大切なことの一つは、時代を読み取ること。ヒルズ内を歩いている人々の圧倒的な若さ、そして外国人ばかりの六本木ヒルズを見ているとそんなことを感じずにはいられません。鳥取・島根の全社員を正しい方向へ導くこと。まだまだやるべきことは山積ですが、皆を幸せにせねばです。まだまだ勉強と経験が必要だと強く感じたという意味でも、かなり有意義な刺激を受けた初ヒルズでした。

 

 PS 写真にある、六本木ヒルズ下をベビーカーと散歩する方々を沢山見ましたが、一体どちらにお住まいなのでしょうか・・・(笑)

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