CEO blog

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【パリオリンピック開幕】

2024.07.15

 7月14日、パリオリンピックが開幕しました。

 

 前回3年前の東京オリンピック、2年前の北京オリンピックが無観客だったので、本当に久しぶりの有観客でのオリンピックとなります。開幕したばかりですが、やはり観客の有無はTVを見ていても明らかに会場の熱気が違っていますし、アスリートにとっては更に大きな違いとプラスαのチカラが発揮されるでしょう。

 

 思えばコロナパンデミックの大混乱も遠い過去のように感じられますが、実際去年のGW明けの5月までは皆普通にマスク着用の生活でしたので、実質そこまで昔のことではありません。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という表現が正しいかは微妙かもしれませんが、でもやはりもっと前のことのように感じるのは私だけではないはずです。

 

 人の歴史とはこうやって同じことを何度も繰り返してしまうものだと、少しネガティブな感傷に浸るところですが、それより話をオリンピックに戻しましょう。

 

 これから約半月間、世界最高峰のアスリート達の競演が始まります。個人的にオリンピックは最も楽しみなスポーツイベントです。いつも思いますが、アスリートの方々は自国のプレッシャーよりも、自分の為に楽しんでほしいなと強く感じます。

【台湾の日本文化】

2024.07.06

 出張で台湾・台北に来ています。

 

 今年も日本は灼熱のような梅雨を迎えていますが、こちら台北松山空港を降りた瞬間感じたのは、まさに灼熱地獄!日本とはワンランク次元が違うほどの暑さでした。時期的なこともありますが、日本以上に湿度が高いので尚更不快指数上昇です。

 

 そんな出張中、少し時間取れたので、ドン・キホーテに立ち寄ってみました。台湾には数多く訪れてますが、ドン・キホーテは初めて。店内に入った瞬間、驚いたというか、ここは日本のドン・キホーテかと錯覚するほど日本のまま。おそらく90%前後は日本と同じプロダクトが並んでおり、店内放送やミュージックも日本と同じ、ポップアップなどの装飾品も日本と同じ。弁当や果物、焼き芋や店内フードコートまで、完全に日本をコピペしています。

 

 その後、近くにDAISOがあったので、ここにも少し立ち寄ってきましたが、こちらもドン・キホーテほどではないまでも、ほぼほぼ日本ショップの完コピ。店内にいると、ここが外国という感覚は一切なくなるほどです。ちなみにDAISOは他の数か国でも店舗に入ったことありますが、ここ台湾の完コピっぷりはまさに別次元。

 

 そして何より驚いたのが、上記二軒ともに大繁盛。おそらくほぼ100%は台湾人のお客さんたちです。そもそも台湾人はおそらく世界トップレベルに親日国家であることを考えると、企業戦略としては大成功なんでしょう。それでもここまで攻めた店舗設計は、かなりギャンブルであったはずです。日系企業のプロダクトにしても、自国ブランドが外国で成功するにはローカライズ(現地化)が最も大切な戦略であることは周知のとおりですが、その真逆をいく戦略に振り切ったのは、類まれなるマーケティングリサーチがベースにあるのでしょう。

 

 本当に凄いというか素晴らしいの一言です。異国の日系企業から、大いに学びを得た店舗視察となりました。

【15年のトキの共有】

2024.06.06

 2024年6月6日は、私の家族にとって特別な一日でした。

 

 丁度15年前の2009年6月6日、我が家に愛犬Cooがやってきました。あれからちょうど15年、ずっと一緒に家族としてトキの共有を過ごしてきました。彼女の正式な誕生日は2009年3月18日ですが、我が家のメンバーになったのは同年6月6日。まだ子供がいなかった我が家にとって、まさに最初の子供のような存在であり、子供のように可愛がってきた特別な存在。

 

 彼女が我が家にやってきたとき、私は前日に35歳になったばかり。今でも鮮明に覚えていますが、彼女を抱っこしながら漠然と 「自分が50歳になったときに一緒にいれたらどんなに幸せかな~」 っと言葉を発していました。前回のBlogにも記載した通り、年々自分が50歳になるのは嫌でしたが、自分のこととは別にCooと一緒に50歳までいれたらなっていう感情は常に忘れていませんでした。それは純粋に彼女と15年間過ごしたいという正直な感情。

 

 3年前、彼女が先天性の不治の病を背負っていることが判明したとき、おそらく3年後は難しいなと覚悟をし、1年前の彼女の症状から、1年後に生きていることはまず不可能だとすら思っていました。しかし奇跡は起き、彼女は全く歩けないし吠える声すら出すことが出来ませんが、今でも必死に生きています。

 

 今では家族全員で愛犬介護です。トイレをするのも、ご飯を食べるのも、水を飲むのも、寝たきりで床擦れ防止の寝返りも、人の温もりを求めて抱っこのサインのときも、家族全員で全力サポートしています。誰も嫌な顔したこともありませんし、彼女に対する愛情と感謝からか、全員が率先して自分のことより彼女の為に行動します。それはまさに無償の家族愛の素晴らしさだと、また彼女に一つ教えてもらいながら生活しています。

 

 最後のトキが確実に近づいていることは、家族全員理解をしています。それでも彼女が旅立つそのトキまで、15年間の感謝と恩返しを届けたいと家族全員が強く思っています。

 

 下の写真は15年前、彼女が我が家にジョインした頃。