CEO blog

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【パーパスとは

2022.05.16

 

 ビジネスにおける「パーパス」に関して、私の考え方としては下記のとおりです。

 

【1】 会社は、何のために存在するのか? 

【2】 あなたは、なぜそこで働くのか?

 

 生活の為・お金の為・家族の為、という理由は誰しも思い浮かぶでしょうが、今回はそれ以外の、「なぜ?」 を考えてみて下さい。おそらく、社会人人生で、誰しも一度は考えたことのある永遠のテーマであり、今も昔もそれを探し求めてきたけど、未だ明確な答えを見つけていないかも。答えとは自分の中で何かを定義をすることだろうが、それが何か分からない

 

 それは何故か?

おそらくその理由は、自分の中に明確な 「パーパス」 の定義がないからでしょう。

 

 まずそもそもビジネスにおけるパーパスとは何か?

① 企業としての 「社会における存在意義」 「社会的存在価値」

② 一度策定したら基本的に普遍的である

③ サステナブル(持続可能)な成長には、パーパスこそが原動力となる

 

 ではなぜパーパスが必要なのか??

時代背景 ① 社会的意義が重視される風潮

              – CSR(ボランティア中心)時代から、SDGs & ESG(環境・社会・ガバナンス)時代へ

              – ミレニアル世代・Z世代は、マネー・地位・名誉重視ではなく社会的意義を重視する

 

時代背景 ② VUCAの時代の到来

              – 「VUCA」 とは社会orビジネスにおいて、不確実性で将来の予測が困難な時代状況

              –  変化に対応した新プロジェクトが増える中で、「意義(Why)」を明確に示すことが重要

 

時代背景 ③ 戦略・組織の多様化

              – 多彩な価値観や発想を活かす「ダイバーシティー」社会の実現の為

              – 多様化した価値観や判断軸を自然に共有する為の、ベクトル指針の役目を担う

 

 2022年の現在、誰しも激動の時代を感じるでしょう。コロナ禍・ロシアのウクライナ侵攻・円安&物価上昇。ビジネスや経済の世界は私には関係ないとは誰も言えない時代になってきました。全ては一人一人の個人に繋がってくるのが現代のビジネスフィールドであり、そのビジネス自体が多様性を持ち、先行きが読めなくなっているはずです。

 

 だからこそ、「社会的意義」が必要となっていく時代となってきたわけです。それは「企業価値を上げる為」とも言われています。ではそれは何故か?すべては、企業にとって最も大切である「人財」と為であるということが、パーパスに対する最も本質的な意味・意義・価値であると捉えています。

 

 次回へ続く・・・。


【2022年 川口グループ スローガン】

2022.05.16

 さて先日、4月28日、「川口グループキックオフミーティング2022」を開催致しましたが、その中で本年度のスローガンの発表致しました。

 

【2022年度 川口グループ スローガン】

「MY PURPOSE / OUR PURPOSE(社会における存在意義)」

 

 このパーパスという単語。ここ数年で一気に耳にするようになってきたビジネス用語です。パーパス経営とかでGoogleすると星の数ほどリソースが出てくるはずです。Purposeとは英語から日本語に訳すと、「目的」という単語になりますが、ビジネス用語ではまた別の言葉になります。

 

 次回にこの「パーパス」に関して深く掘り下げて記載致しますが、まずは「2022年度 川口グループスローガン」を上記の通り発表致しました。

 

 今年は例年以上に深い意味の言葉になりました。私以上に発表を期待してくれてたメンバーも多かったようで、非常に嬉しく感じています。正直このパーパスは、1年以上考えてきたので、大袈裟な言い方すると万感の想いという程です。まあそれだけ大切にしなければいけない部分で、企業にとってコア中のコア部分だと言っても過言ではありません。

 

 パーパスの説明は、かなり長くなるのでまた次回・・・。


【2022年度 KGPキックオフミーティング】

2022.04.28

 2022年4月28日、「川口グループ キックオフミーティング2022」を開催致しました。今年はとりぎん文化会館でのリアル会場開催と、MICROSOFT TEAMSによるリモート開催という、文字通りハイブリッド開催にて行いました。約250人のグループメンバーに参加いただきましたこと、大変嬉しく思っています。

 

 リアル会場開催は3年振りで、久し振りすぎて非常に新鮮でした。本当は一年に一度のイベントなので、勿論全員が同じ場所に集うということが大切なことですが、やはりコロナ禍ということもあり、密にならないようリアル会場参加者は約50名、他はPCもしくはスマホ等でのオンライン参加となりました。

 

 ハイブリッド開催は初めてでしたが、KHQメンバーの完璧なる準備力のお陰で大きなトラブルなく無事に終えることが出来ましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

  さて我々が毎年行う、キックオフミーティングというのは3つの開催意義があります。

 

1. 川口グループ各社 2021年度の方向性・ゴールレビュー

2. 川口グループ各社 2022年度の方向性・ゴールセッティング

3. 川口グループ各社を知る・メンバーを知る・連携を図る・優秀者を称える

 

 今年のキックオフミーティングは、「パーパス」を中心にプレゼンおこなわせて頂きました。

これは長くなるので、また次回以降に詳細説明致します。

 

 そして恒例の表彰式受賞者は下記のメンバーでした。

 

■ MVP 吉村聡(とっとり匠の杜工房)

■ 優秀賞 坂本由紀子(バッテリープラント)

■ 優秀賞 三浦彩(とっとり匠の杜工房)

■ 優秀賞 藤本聡(R&D)

■ 新人賞 西條志穂(ペットライフ)

■ スピーディワーク賞 松下涼介(バッテリープラント)

■ モラル委員会大賞 太田亜美(ロジスティックス)

■ BEST KAIZEN賞 TTK KAIZENチーム(とっとり匠の杜工房)

■ チームワーク賞 ロジスティックスチーム

 

 各々一年間通して素晴らしいパフォーマンスでしたので、選考は例年以上に難航を極めました。特にここ2,3年以内に入社されたメンバーは大変優秀で、それにより更に選考が困難を極めたというわけです。

 

 その中で今回MVP吉村さんのパフォーマンスは、まさに2021年度MVPとして燦然と輝く活躍ぶりでした。彼はモノ創りのプロとして非常に優秀でロジカルな思考の持ち主ですが、それ以上に私として評価したいのは彼の真摯な人柄です。

 

 まず社内全てのチームメイトから愛されているというか、愛されキャラなんです。そろそろ重厚感が出てくる年齢ですが、そういったハードル感が全くなく、まさに老若男女から愛されるタイプなので、当然若いメンバーからもある意味いじられキャラ(笑)

 それはおそらく彼の生まれ持った才能なんだと感じます。

 

 勿論プロフェッショナルとしての仕事が素晴らしく出来るので、更に皆から愛されかつ尊敬されるのが彼の強みです。そしてそういった人間性を持ちながら、品質管理という食品製造における生命線的な部分の責任者である為、誇りを持った安心安全の製品が世に出せる。こういったことを彼が担っているのが弊社の大きな強みです。

 

 今後も彼のように人間味に溢れた人材が中心となりことを目指し、今まで以上にモノ創りを強化できる企業になれば、益々安心安全の素晴らしい製品を世に出せると確信しています。そしてMVP吉村さんだけでなく、上記受賞されたメンバー全員が、非常に人間力に優れて温かみのある方々というのが、私としても最も嬉しいことです。勿論人間力が優れているだけでは評価されないのが企業ですが、上記の方々は人間力プラス、非常にプロフェッショナリズムに溢れた優秀であり、まさに我々川口グループが求める人材像というのを体現しているメンバーです。

 

 僭越ながら、各受賞者にトロフィー等をお渡しする大役を担っているんですが、今年は例年以上に素晴らしい方々が受賞したなって嬉しい実感をもたらせてくれる面々であり、逆に私の方が幸福感に浸ることの出来る瞬間となりました。いつもながら彼らには感謝しかありませんし、我々の誇りですね。

 

 受賞おめでとうございます!! You guys are AWESOME!!