【インターペット2026 出展 / 我々の最大の強み】
2026.04.10今回の「インターペット2026」を終えて、私が最も強く感じていることがあります。それは、「我々は、本当に良いチームになってきたな」ということです。
展示会というと、どうしても商品や商談、売上といった部分に注目が集まりがちです。しかし、私自身が今回最も感動したのは、ブースに立っていた「弊社メンバーの姿」でした。
今回の「インターペット2026」も、当然ながら当日だけで成立しているわけではありません。今回リーダーシップを発揮してくれた磯貝PMを中心に組閣され、「ライブコマース」や「ファンミーティング」を開催してくれた正来さん、藤岡さんをはじめとする全メンバーが、数か月前から企画、商品準備、販促物制作、デザイン、物流、設営準備、営業資料、試食準備など、多くの業務を通常業務と並行しながら積み重ね続けてくれていました。
特に展示会直前は、どうしても業務負荷が一気に高まります。
「本当に間に合うのか」「準備は大丈夫か」と、不安やプレッシャーも当然あったはずです。それでも最後までやり切り、会場では笑顔で立ち続けてくれた姿を見ながら、私は経営者として強い誇りを感じていました。
そして今回、私が最も嬉しかったのは、皆が本当に「楽しそう」に来場者の方々と会話していたことです。
商品説明をしている姿。試食をおすすめする姿。自社商品の特徴を熱量高く語っている姿。その一つ一つから、「自分たちが創っているものへの誇り」が強く伝わってきました。
私は以前から、「ブランドとは、最終的に人が創るもの」だと思っています。
どれだけ良い商品でも、そこに「人の想い」がなければ、人の心は動かない。逆に、商品に対して本気で誇りを持っているメンバーがいる会社は、必ず強くなる。今回の「インターペット2026」では、それを改めて確信しました。
実際、多くのお客様や取引先様から、
「皆さん本当に雰囲気が良いですね」
「説明に熱量がありますね」
「どうやってこんなに良いメンバーを集めたんですか?」
というお言葉をいただきましが、経営者として、これほど嬉しいことはありません。しかしながら、これは決して私一人で作った空気ではありません。今回参加してくれた全メンバー、一人一人が創り上げてくれた「川口グループらしさ」なのだと思います。
そして私は、その姿を見ながら、我々のバリューが少しずつ「組織文化」として根付き始めていることを感じました。
- プロフェッショナルチャレンジ
- アーティスティックイノベーション
- オーガニックソリューション
挑み、創り、そして導く。
今回の「インターペット2026」で、皆はまさにそれを体現してくれていました。もちろん、まだまだ改善点もあるでしょう。もっと良くできる部分もあると思います。しかしそれでも私は今回、「この仲間たちとなら、もっと大きな未来へ行ける」と本気で感じました。
展示会というのは、不思議な場所です。商品を見せる場所でもありますが、同時に「企業の空気感」そのものが見える場所でもある。そして今回、弊社ブースには、間違いなく「良い空気」が流れていました。その空気を創ってくれたのは、間違いなく現場に立ってくれたメンバー全員です。
4日間という展示会期間だけではなく、そこへ至るまでの準備期間を含め、本当にお疲れ様でした。そして、素晴らしい展示会を一緒に創ってくれて、本当にありがとうございました。経営者として、これほど幸福感と満足感に満ちた時間はありません。
私は改めて、「弊社は人こそが企業最大の価値」なのだと実感しています。
今回の「インターペット2026」は、単なる展示会ではなく、「川口グループの未来」を感じさせてくれる時間でした。皆さんに、心から感謝しています。

【インターペット2026出展 / FOODEX2026とのシンクロ】
2026.04.09例年通り、4月東京ビックサイトで開催された、「インターペット2026」 出展してきました。
こちらのブログにもUPしましたが、今年2月、アジア最大級の食品展示会「FOODEX JAPAN 2026」に出展した際、私はひとつの大きな時代の流れを強く感じていました。
それは、「ただ食べる時代」から、「何を目的に食べるか」の時代へ、完全にシフトしているということです。
FOODEX会場では、高タンパク、低糖質、機能性食品、ウェルネスフード、無添加食品など、“健康”を軸にした商品群が世界中から集まっていました。これは以前からの流れなので、大きな変化に感じませんが、興味深かったのは、もはやシンプルに「健康に良い」だけでは、もはや差別化にならなくなってきているという点です。
今の市場で求められているのは、「健康」+「付加価値」。つまり、「無添加」でありながら、「高タンパク」であり、「機能性」があり、さらに「美味しい」という、多面的な価値設計です。
そしてその流れを 「インターペット2026」 で、私はペット市場でも完全に実感しました。
以前のペットフード市場では、「嗜好性」や「価格」が重視される場面も多くありました。しかし現在は、完全に価値観が変わっています。当然の如く、ペットは「飼う存在」ではなく、「家族」。だからこそ、オーナーの皆様の視点も、「何を食べさせるか」から、「どんな人生を送らせたいか」というレベルへ進化しているように感じます。
実際、今回の 「インターペット2026」 でも非常に多かったのが、「添加物は入っていますか?」「どんな原材料ですか?」「タンパク質量は?」「機能性はありますか?」という質問でした。つまり現在は、単純な“おやつ”ではなく、「健康寿命を支える食品」として、ペットフードやトリーツが見られる時代になったということです。
特に強く感じたのは、「プロテイン需要」の高まりです。
人間市場では近年、タンパク質摂取の重要性が大きく注目されていますが、この流れはペット市場にも急速に波及しています。筋肉維持、シニア対策、免疫サポート、体重管理。そしてそこに、「無添加」や「消化性」「素材品質」といった価値が重なってくる。
つまりこれからの時代は、「単機能商品」ではなく、「多機能型ウェルネスフード」の時代へ進んでいくのでしょう。
私は以前から、「Human Food」と「Pet Food」の境界線は、今後ますます曖昧になっていくと感じています。実際、人間社会で起きている健康トレンドが、数年後にそのままペット市場へ波及しているケースが非常に増えています。
これは逆に言えば、ペットフード業界も、これまで以上に「食品メーカーとしての思想」が求められる時代に入ったということです。単純に“売れる商品”を作るのではなく、「家族の健康をどう支えるか」という視点が必要になる。
その意味では、今回のFOODEXと 「インターペット2026」 は、別々の展示会ではなく、「未来の食」を一本の線で繋ぐ展示会だったように感じています。
そしてその未来では、「無添加 × 多機能 × ウェルネス」という価値が、ますます重要になっていくのでしょう。
「恐怖の先にある覚悟」
2026.03.212026年3月、チェコ・プラハで開催された世界フィギュアスケート選手権。この大会は、坂本花織選手にとって21年間の競技人生に幕を下ろす引退試合でした。
結果はショート、フリーともにトップ。合計200点超えで2年ぶり4度目の優勝。まさに有終の美でした。そして彼女は「思い残すことはない」と語りました。しかしこの言葉の裏には、決して順風満帆ではない、「恐怖と向き合い続けた時間」があったのだと感じます。
彼女はこれまで何度も「恐怖」という言葉を口にしてきました。オリンピック公式練習後、思うように滑れず涙を流した姿は弱さではなく、どれほどの重圧と向き合っているかを物語っているようでした。いつも笑顔に溢れる彼女だからこそ、TVで涙を流すシーンはまた衝撃的でした。
氷の上は、わずかなミスで全てが崩れる世界です。その極限状態で自分を表現し続ける。その恐怖は、我々の想像をはるかに超えるものだと思います。
多くの人は、強い人は恐怖を感じないと思いがちです。しかし実際は逆で、本気で挑んでいるからこそ恐怖は生まれる。彼女はその恐怖から逃げなかった。隠さず、受け止めた。そして恐怖を抱えたまま、氷の上に立ち続けたのでしょう。
だからこそ今回の演技には、一切の迷いを見せませんでした。一つ一つの動きに「これが自分だ」という意思が宿り、そこには技術を超えた「覚悟」を感じました。おそらく彼女は恐怖を克服したのではなく、恐怖と共に前に進むことを選んだ。その選択こそが、彼女の強さの本質なのだと思います。
ビジネスの世界でも同じです。我々もまた、意思決定や失敗、責任という「恐怖」と日々向き合っています。
重要なのは、恐怖をなくすことではない。その恐怖にどう向き合うかです。恐怖から逃げれば挑戦は小さくなる。しかし受け入れて踏み出した一歩は、必ず次の成長に繋がる。
坂本選手の21年間は、その連続だったのでしょう。
そして最後に彼女は「やり切った」と言い切った。この一言の重みは大きい。多くの人はどこかに未練を残します。しかし彼女は違った。すべてを出し切り、自らの意思で終わりを迎えた。
そこに私は、「終わり方の美しさ」を見ました。
ビジネスでも同じです。どれだけ成果を出しても、最後に迷いがあれば未完成です。しかしやり切ったと胸を張れる状態で終えられるかどうかが、本当の価値を決める。坂本花織選手が見せてくれたのは、勝利以上の価値でした。それは「恐怖を抱えながら、それでも前に進む」という生き方です。
そして私は改めて、強さとは恐怖がないことではない。恐怖を抱えたまま、それでも挑み続けることなのだと。
彼女の21年間に、心からの敬意と感謝を。本当にありがとうございました。




