CEO blog

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【上海での再会】

2019.11.23

 只今3泊4日の上海出張に来ています。

 

 最終日の夜に2年振りに日本人の旧友と再会。

 

 彼との付き合いは約20年。初めて出会ったのはアメリカ・サンディエゴでお互いまだ20代。私より4つ年上の先輩だが、付き合いが長いだけではなく、お互い家族も仲良いことことも含めて、非常に関係が濃いため、先輩というより親友というか、何でも話せる兄貴のような存在。実際、鳥取にも家族と一緒に何度も訪れてくれているほど親しい関係。

 

 彼は2年前まで人生のうち30年間ほど、アメリカ・サンディエゴに暮らしており、とある大企業で働き、家族と共に、まさに悠々自適のアメリカンライフを過ごしていた。

 

 実は約4年前に、弊社がアメリカ・メキシコ進出する際にも、最初から会社と工場立ち上げまで共に尽力してくれた、弊社にとっても大恩人。実際今まで当社メンバーも彼に逢ったことあり、今でも何かとお世話になっている。

 

 RIVERD USAを立ち上げる際には、感謝してもしきれないほどお世話になった。当時北米進出を考えていた私が、日本からの出張でSan Diego空港に到着すると、彼が車で迎え。なんと昼間は私の為に有給取って一緒にSan Diego & Tijuanaを駆けずり回り、夜は彼の家で家族と晩飯食べ、そのまま彼の家に宿泊。次の日また起きて、家で作ってくれたコーヒー片手にメキシコまで運転してくれるなんて日々だった。

 

 一言で言えば、そのエピソードが全てを物語っているような人であり、私にとっても会社にとっても大恩人である。

 

 そんな彼から2年前に、「上海からOfferがきてる」って聞いたときは正直驚いたが、「俺のサンディエゴ出張の宿泊地が無くなるから困る!」っというやり取りをしていたのを鮮明に覚えているが、本当に突然のことだった。

 

 家族も家も仕事も安定もある現状から離れての、人生ターニングポイントとなるかもしれないOffer。

 

 「まっ、俺なら受けるね」っと、私が無責任にかる~く話したことまで覚えているが、やはり彼もOfferを受諾。流石だなと思った。上海でビジネスをするということは、恐らく世界トップレベルに過酷であろうことは、誰でも推測できる。普通に日本人の感覚でビジネスやっていては、精神的にやられるという意味でも恐らく世界一過酷なビジネスフィールド。

 

 そして彼は30年弱のアメリカ生活を終え、今から2年前単身で上海へ。その後、私もちょくちょく上海来てるが、彼は彼で出張ばかりで、私もクライアントやベンダーと逢うことがメインの為、ずっとすれ違いで逢えず。

 

 そんな彼と2年振りに、ここ上海で逢えた。そして久しぶりに語り合った。現状から昔ばなしまで色々話したが、最も印象に残ったのは夜も深くなった時間での何気ない私からの質問。

 

私 「結果、上海来て正解だった?」

彼 「間違いなく正解だったね~(笑顔)」

 

 なんとも言えず本当に嬉しかったですね。彼は単身で生活しており、この2年間この上海の地で、ビジネス上でもプライベート上でも人知れず大変なことが多々あったことは、容易に想像出来ます。しかしそれらをプラス・マイナスして、それをプラスだったと考えることが出来る彼の強さでもあり、素晴らしさでもあるでしょう。

 

 やっぱりというか、だから私は彼をずっと好きで尊敬しつつ付き合っているんだな~って再認識させられた一言であり、今回の滞在で最も心に残る言葉でした。

 

 当然の如く、人それぞれに人生があります。その人生をどの感情で受け入れるかは、結局のところ自分次第でしょう。ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるのか。

 

 彼はこの激動の2年間を、間違いなく自分の人生の中で大きなプラスとして捉えている。海外で生き抜いてきた人間の強さかもしれないが、同時に間違いないのが、彼も彼の人生も前進している。限りなくポジティブに。これこそ私が知っている彼の素晴らしさだ。

 

 今、上海浦東空港でこれを書いており、これから関空に向けての帰国フライト。今回の出張は、彼から大きな刺激と勇気と元気を貰い、非常に実りある出張で清々しい気分にさせてくれた。

 

 やはり、後悔の無い、幸せな人生を過ごすのは自分次第。そしてポジティブに前に進み続けないとですね。

 

 謝謝上海、再見上海!!

 

 

【ロードトリップ in バングラデシュ】

2019.11.12

 只今バングラデシュ出張中です。ここまでフライト乗継乗継の連続で、家からバングラデシュ・ダッカ空港までのDoor to Door約24時間・・・。ブラジル行けるんじゃない?って毎度同じことを考えながらの時間を費やし、辿り着きました。

 

 まあここバングラデシュも僻地ですが、鳥取脱出するまでを考えると鳥取も十分僻地・・・。羽田に行くのも、関空行くのも、福岡空港行くのも遠いのが我が鳥取。海外出張というものの、鳥取出るまでが大変な労力。例えば羽田の近くに住んでいれば、時間もコストも大幅に削減出来るだろうなっていうのは、今更ながら毎回考えてしまいます。

 

 さてさて今回は、とある工場訪問がこの出張のミッションなんですが、その工場のロケーションが、バングラデシュの2大空港であるダッカ空港とチッタゴン空港のど真ん中に位置します。要するに、車でしか行けないってところです。

 

 首都ダッカ空港に昼12時半に到着し、いつも通り現地スタッフのヘマヨットと合流。そして車でその工場に向かうわけですが、片道4時間。そして工場訪問終わった後、チッタゴンという街まで移動なんですが、それが片道5時間。

 

 選択肢がそれしかないので、あまり気にもしてないけど、よくよく考えてみたら車で9時間運転したら、鳥取から東京まで辿り着けまっせって話です。

 

 しかもバングラデシュは9時間運転とはいえ、距離にして約400キロ弱。鳥取東京間約800キロだから、その半分。なのに時間は一緒。そう勘の良い方は気付いたと思いますが、高速道路がほとんど無いからそれだけの時間が必要というわけです。

 

 そしてもっと勘の良い方は更に分かると思いますが、高速道路が無いっていうことは、イコール道がぼろいってことです。地域によっては砂利道・・・。

 

 更に非常に勘の良い方は想像つくと思いますが、そういった道を長時間車に乗っていると、体がおかしくなる・・・。疲れる、寝れない、スマホ見た瞬間に速攻スーパー車酔いになるの三重苦です。

 

 しかし2年前に、出張で来た弊社田中さん&中嶋さんの話を聞くと驚愕。彼らは同じルートで車の故障やら渋滞やらで私が9時間かかったところを、彼らは18時間だったよう・・・。

 

 しかもその数日後、船で移動中になんと船が座礁。座礁する経験って、普通99%ありえない・・・。そんな話を聞き、私はいつもラッキーだっと言われたら、この移動でもちょっと嬉しく元気になりました(笑)

 

 そんな話をしながらホテルへ無事到着。飛行機24時間乗り継いで、そのまま車で9時間揺られ、2日振りのベットに横になった瞬間は感動そのもの。さてさてしっかり寝て、明日からのミッションをやり遂げねば!しかし体痛い・・・。

 

【少し遅れてのハロウィンBBQ in 青島】

2019.11.09

 今年も例年通り、川口グループハロウィンBBQを催しました。11月にハロウィン??っと思われる方も多いでしょうが、実は10月に行う予定でしたが、台風の影響で延期ということになっており、この11月9日(土)に開催したという経緯でした。

 

 今年はBBQの前の午前中に、弊社内の女性会である「川口やまとなでしこ会」運営にての、青島ウォーキングイベントが開催し、そのまま空腹の状態でBBQという流れでした。

 

 幸い本日午前中は快晴で、午後も雨が心配されましたが、何とか天気ももってくれ、子供さんやご家族含めて約70名の参加となりました。

 

 こういったイベントを何度か重ねていると、本人同士は勿論、家族同士の繋がりが出来るものです。そして嬉しいのが、お互いの子供さん同士が友達になり、イベントごとに顔を合わせて一緒に仲良く遊んでくれたりすることを、その子供さん達が楽しみにしているということ。

 

 日本人の不思議な部分ですが、休みの日の会社イベントや会社の方々と会ったりすることをこよなく嫌う人が結構います。そして聞くのが、「休みの日まで会社の人に会いたくない」「こんなのするのは日本人だけ」っという声です。

 

 ここでポイントですが、後者の日本人だけっていうのは基本的に日本人の勘違いです。おそらく日本人は世界的に見て働きすぎという、メディアが作りあげたストーリーの影響でしょう。

 少なくとも欧米人は、週末でも会社の人たちと一緒にイベントしたり催しや遊んだりということは日常であります。もちろん平日の仕事帰りに飲みに行くことはあまりないですが、週末は会社の人というよりは、友人・仲間という普通の感覚で親しくしている割合は、明らかに日本人のそれより多い印象です。

 

 私の感覚からしても不思議なのは、どうして学生時代出会った友達や、プライベートで出会った友達や、家族や子供関係で出会った友達と、会社で出会った友達との枠組みを区別するのかなってことです。

 

 出会った場所の問題だけであって、それが学校であっても会社であっても、どこであろうとその先親友になったり、家族ぐるみで一生付き合っていくことがあってもいいんじゃない?ってことです。

 

 要するに、「休みの日に会社に人にあまり会いたくない」って考えるタイプは、実はあまり深い根拠や理由がないのではないかなって感じてしまいます。イメージだけで、会社の人はシャットアウトという考え方は悲しすぎるように思いますね。

 まあ、嫌な上司が近くにいれば休日まで会いたくないっていうところに繋がるのは、大きな理由なので正しいとは思いますので全く否定しませんが・・・。そりゃ私でも嫌です(笑)

 

 もちろん人それぞれの考え方があるので、そこは個人の自由ですが、私が言いたいのはたった一つ。

 

 会社の人だからって線引きすることは、その人の人生において世界観を狭くしているだけ、楽しいことを逃しているのではないかなってことです。

 

 今日のBBQで皆さんの笑顔を見ていると、明らかに皆楽しそうで、この人たちは純粋にこの時間を楽しんでいるなって感じたので、なんか上記のようなことを考えてしまいました。

 

 私自身、皆の笑顔のお陰で、本当に楽しい一日を過ごせました。

 

 ただ一つだけ心残りだったのは、今回は当初の予想より持ち寄り食材が少なく、結果私が持ち寄ったBBQお肉が足りなかったように感じたこと。14kgだったんですけど・・・。

 参加者全員がお肉はもう要りませんってところまで食べて欲しかったのに、なんか感覚的な話ですが足りなかったようで、今はただただ反省というか自暴自棄です・・・。

 

 次回は、必ずもう要りません!って言われるよう、私も計算をしっかりし精進します!!しかしやっぱ思い出すと悔しいな~。皆さんごめんなさい & 次回は挽回しますので期待しておいてください。

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