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【JA食のフェスタ参加】

2017.10.27

 先週末、先々週末とJAいなば様主催・JA西部様主催の「食のフェスタ」が行われ、弊社リバードコーポレーションも例年通り参加させて頂きました。

 

 出展内容は例年通り、農業資材のジュートロープ・肥料等とペットおやつ関係です。

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 今年でそれぞれ3年目の参加になりますが、毎年新鮮にそして楽しく参加させて貰ってますね。リバードコーポレーションの恒例行事となりましたので、準備の段階からだいぶ手馴れてきて、今年も弊社鳥取営業メンバーだけでなく、米子営業所・中部営業所のメンバーのヘルプ参加もあり、横の連携強化もこのイベントの大きな意味の一つです。

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 このイベントは売上を上げることが目的ではなく、地域のお客様と触れ合うことで少しでも通常より安価な商品を販売するという、地域貢献がメインです。実際、地元のお客様と直接お話をするこのイベントは我々にとって非常に大きな意味と意義があります。

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 同時に週末に出てきてくれた中嶋さんと全ての弊社メンバーに感謝です。来年は弊社もよりレベルアップし、より地域の皆さんに喜んで頂けるようなブースを創っていきたいですね。  

 


【現代のおもちゃから見る現代の教育】

2017.10.18

 前回のブログに藤井四段が影響されたという「CUBORO」を取り上げたので、今回はその流れで現代のおもちゃと現代の教育の関係性を述べたく思います。

 

 今も昔も「最近の若い子は・・・。今の若者は・・・。」と日々の生活で良く聞くフレーズですよね。まあはっきり言うと私はこのフレーズが大嫌いです(笑)。何故かというと、この上の「最近の若い子は・・・。」の後には必ず「but / しかし」というネガティブな文章が続くはずだからです。

 まあ人は誰しも自分の若いころを美化したいものだし、武勇伝を語りたい生き物かもしれません。しかし貴方は今の若者よりそんなに優れた人間なのか?という質問に対し、胸を張って答えることが出来るでしょうか?

 

 結論から言うと、私の感覚と印象では今の若者は優秀だということです。仮に20代を若者とすると、少なくとも43歳の私の時代より彼らの方が確実に優秀です。あくまでも私の20代と比較したという前提ですが・・・。

 そしておそらく今の20代より10代の方が優秀でしょう。もちろんこれは確率論なので、そういう方々が多いという話であり、もちろん個人個人によっては単純比較は出来ませんが、相対的にそうだと思います。

 

 さて話を戻して、私が何故今の若者の方が優秀であるだろうと言えるかというと、これは「教育の進歩」だからからです。教育は紆余曲折を繰り返しながら確実に進歩しているでしょう。今の教育の方が20年前より進歩してなければそれは人類の進化の否定することでもありますから。

 「教育の進歩」とは「人類の進歩」とも呼べるということです。

 

 そして今回の本題でもある「現代のおもちゃの進化」です。先日もToys “R” Us(トイザらス)に行ってきました。(本家はChapter11で青息吐息・・・)今のおもちゃは単純に楽しいかっこいいだけではなく、何か付加価値や意味など教育的要素が組み込まれたものが本当に多いんです。日本語・英語・数字・記憶・創造・工作・発想力などの育成。

 およそ私が子供の頃には無かったものが当然のように身近にあり普通に使っています。もちろん「私は何も無い時代に育ったから、いろいろな想像力を養えた!」という方もいらっしゃるでしょうからそれも否定しませんし、そうですねとしか言いません(笑)

 

 その流れでPCが普通にあり、PCを使えることが凄いスキルではない世代になってきているわけです。もはやコンピューターを勉強しなければという世代ではない彼ら。スタートラインが我々とは違います。そのPCも結局、彼らにとってはおもちゃの延長であるということです。たぶんPCにたどり着く前におもちゃやスマホやパットがあるんでしょうね。我々のようにPCがあってからのスマホやパットではないんです。現代の子は、スマホやパットがあってからのPCなんです。覚えていく順番まで違うということですね。

 

 進化したおもちゃやコンピューターが大きく進歩している中で、それが普通に身近にある世代が我々世代とは同レベルなわけがないということです。極論から言うと、これで若い世代のレベルが上がってなかったら、人類の進化を否定するということです。1,000年前より人類は進化してますよね??って理屈と同じでしょう。

 

 これが誰が凄いとか偉いとか劣っているとか負けているとかとは次元が違い、当然の時代の論理なわけです。何故ならば世の中のすべてが進化し進歩しているからです。当然のことながら世の中のビジネスは基本的には進化を目指しているわけですから。

 

 あくまでも私個人の主観ですが、「今の若者は優秀です!」。それを理解しないで首をかしげている方ほど、負けているかもしれませんよ。何故ならば人類は日々進化しますし、それを否定する方は自分自身が進歩していないと言っているようなものだからです。


【14歳の天才から見る現代の教育】

2017.09.19

 「14歳の天才」という言葉でピンとくる方も多いだろう。そう、将棋界に彗星の如く登場した、藤井四段のことである。

 

 デビュー前から天才と騒がれ、デビューと同時にその噂にたがわぬ強さを発揮し連勝街道一直線。29連勝という金字塔を打ち立て、今では空前の将棋ブームだという。ニュースでは彼のプライベート、彼の好きなものから、対局中に彼が食事に頼んだものまで事細かに取り上げ、地元の商店街のまで便乗セールを行うなど、確かにその効果は凄まじいの一言。

 

 ここまでの将棋ブームを見ると、特に40歳前後以上だとやはり20年前の羽生氏が七冠達成した時を思い出すのではなかろうか。当時も大変なブームというか大騒ぎで、彼が七冠達成した日に私は新宿駅を歩いていて、どっかの新聞会社が号外を配っていてそれを受け取って読んだのを鮮明に覚えている。インターネットが無い時代なので、最新ニュースは街中では号外が一番早いってな具合な時代だったからだ。

 当時は彼がTVに出ると視聴率が上がると言われ、彼の好きなものから何から取り上げられ、当然彼のトレードマークの寝ぐせまで分析されていた記憶がある(笑)。

 

 そんな羽生氏を超える天才だと言われているのがこの藤井四段らしい。私も昔少しだけ将棋をかじったことがありますが、当然彼の将棋を分析して語るような無謀で馬鹿なことはしない。しかしながらどうやったらこの14歳で天才が出来上がるのかという分析はしたいと思うのが人の常。

 

 やはりというか当然というか、この希代の天才の出現は親の影響が大きいようだ。要するに当然の如く親の教育方針が少し他とレベルが違う。これを英才教育と呼ぶか、ひと昔でいうと教育ママと呼ぶか、スパルタと呼ぶかは他人の自由だが、私は素晴らしいと思う。

 

 その一つが「CUBORO(キュボロ)」という、立体的ブロック。早速商品を調べてみるとスイス製の3Dブロックで配管のような道を作りそこにビー玉を転がすという子供用ブロックだ。百聞は一見に如かずなので、下記YouTubeリンクを見てほしい。

 

 一見普通のブロックだが、これぞ正に現代のブロックだ。確かに理屈・理論は素晴らしいの一言だ。ただのブロックではない。ブロックとは一見立体的ではあるが、創ることにおいては平面的だ。要するに外面だけの見た目であるから。しかしこのCUBOROはその中身が大事ということ。中にパイプ通路を作らなければビー玉は転がらないからだ。積み重ねるブロックが増えてくると当然中身は見えない。っが、パイプを通さなければならない。イマジネーションだけではダメだし、ロジックだけでもダメというからくり。

 

 軽い衝撃を受けた。そりゃ脳の活性化、成長促進には効果があるのも頷ける。このブロックを考えた人は一体どんな思考回路をしている天才なんだろうかと興味が出るほどに。

 

 そして将棋のように何百手も先を読むということに完全にリンクするブロックだということは容易に分かる。これを彼は3歳児から遊んでいたということは、普通のブロックで普通に遊んでいた子とは違いが出て当然だ。(違いの話だけでどちらかがという優劣の議論ではない)

 

 やはり教育と環境の重要性を再認識させられる。各々が持っている才能を開花するかどうかは、その教育と環境で大きく決まるということ。そうなると親や教育者で大きく左右されるということであろう。

 

 会社も同じでその職場環境や上司で決まる。特に若い人財は若い時代に出会った上司や職場環境で将来が大きく左右されるということだ。何かに出会ったり、誰かに出会うということで、未来の景色は変わるのだろう。

 もしかしたら藤井四段にとってCUBOROに出会ってなかったら、また違った方向になっていたのかもしれない。

 

 実は私自身がこのブロックを手に取ってみたいというのが本音だ。我が子の為という名目上でだが実際は一度やってみたい・・・(笑)。しかし空前の藤井ブームの為、ネットでのCUBOROは完売ばかり。並行輸入品があるようだが、とんでもないほど高い・・・。でも欲しい。でも高い。でもやりたい。迷う・・・。