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【SUPERZOO 2017 in Las Vegas】

2017.07.27

 一昨日このブログに書いた通り、昨日本日と二日間 「SUPERZOO 2017」 に参加してきました。

 

 実はこのペットショー全米で二番目に大きな展示会なんですが、二番目とはいえ全米規模でのはなし。当然のことながらとんでもない大規模展示会で、じっくり見て回ると1日でもとても足りないレベルです。

 

 さてこのペットショー、今まで数回参加してきましたが年々感じるのは国産化。要するにMade in USAが増えているということです。これはトランプ大統領のAmerica First政策の影響ではなく、日本同様に食品は安心な内国産でということなんでしょう。

 

 そしてもう一つ年々感じるのは、ペットフードやスナックの商品自体に記載してある「Grain Free(グレインフリー)」「Gluten Free(グルテンフリー)」という表示です。似た表記ですが違いは下記のとおりです。

 

  • グレイン フリー ⇒ 穀物類 不使用
  • グルテン フリー ⇒ 穀物から生成されるタンパク質 不使用

 

 どちらも穀物が入っていないということでは同じですね。

メリットは簡単にですが下記のとおりです。

 

  • 消化に良い ⇒ 肥満を抑える効果がある・毛艶が良くなる
  • アレルギーリスクが低い ⇒ 穀物類はアレルギーになりやすい

 

 現在のアメリカのペットフードはおそらく半分以上にこの表記があります。日本の「無添加」という表記も同様に年々増えてきてますよね。

 

 この表記、「Gluten-Free Diet(グルテンフリーダイエット)」という数年前よりアメリカで大ブームになっているダイエット用語からの流れでしょう。日本でいう炭水化物ダイエットに近いものですが、こちらではより細分化されてます。そもそもアメリカでは空前の健康ブームとなっており、例えばベジタリアンも日本人の想像以上にたくさんいます。

 

 そのベジタリアンも細分化されると色々な種類があり、肉はダメだが卵はOKとか、動物性である卵やミルクは全てダメとかということです。今ではそういう方々向けのレストランも町中にたくさんあるほどなので、ベジタリアン人口も相当な数の方がいらっしゃるんでしょう。

 

 基本的にペットの世界は人間界における同様のレベルを求める傾向にあると言われています。ペットとはもはや家族の一員ということで、自分の家族もしくは子供に与えたいと思うことは全て与えるということだと思います。

 

 この考え方は日本でも同様であり、今後も更なる健康ブームがペット業界にも浸透するはずです。実際のところ、オーナーさんよりペットの方が良いものを食べている家庭もチラホラいるでしょうね(笑)

 

 ちなみに初日は、San DiegoよりRIVERD USAのRachelと合流し共に行動しましたが、実は彼女もベジタリアンであり最近Grain Free商品を中心の食生活にしているとのこと。

 色々参考にさせて頂かないとですね!

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【進化するラスベガスという街】

2017.07.24

 ただいまアメリカ・ラスベガスに来ています。目的は明日からの全米最大ペット展示会「SUPERZOO 2017」に参加するためです。

 

 ラスベガスとは誰もが知っているカジノで有名な街。写真の通り、なんと空港からスロットマシーンがふつーに並んでいます。我々日本人の感覚では考えられないですよね?

 

 この誰でも知っているラスベガス、これまではまさにカジノの街として有名になりましたが、現在ではそのギャンブルだけではなく、日本でも有名なあのシルクドソレイユ等いろいろなショーや、エンターテイメントやコンサート、そしてコンベンションの街として有名になっており、ギャンブルのイメージよりファミリーで来やすい街と変貌しています。

 

 もともとここラスベガスはまわりに何も無い完全に砂漠地方であり、効率的な税収入を考えたネバタ州がまず考えたのがカジノ収入であり、その先に考えたのが観光客UPであったようです。要するにこのカジノやエンターテイメントのあるラスベガスで展示会を行えば、全米からの出張者も子供や家族を連れてくることが出来、昼は仕事で夜は家族サービスをというプランを可能とするわけです。

 

  • ラスベガス展示会開催 ⇒ コンサートやショーの為に家族で出張 ⇒ 展示会参加者増加 & ホテル宿泊客増加 ⇒ ラスベガス展示会成功!!

 

 こんな感じで、出張という名目で家族とラスベガスに来れるわけですから、展示会の来場者は増えるでしょう。そうなると当然のことながら、展示会はラスベガスでやろう!ってなことに主催者側はなるわけです。当然、ホテル宿泊率も上がりレストランやコンサートなどのショーの集客も上がり、沢山の方が沢山のお金を落としていくということです。

 

 極めてアメリカらしい複合型かつ合理的なビジネスモデルだと思いますね。実はヨーロッパのドイツのとある町にもこういったビジネスモデルがあります。大きな展示会があると街に10万人以上の人が押し寄せるため、ホテル代も通常の5倍なんてことは日常茶飯事です。

 

 こういったスタイルは自治体とビジネス企業がまさに官民一体であり、日本における地方創生に繋がるヒントがあるような気がします。もちろんそこに日本ならではのスタイルを加味する必要があるんでしょうが、どうやって集客をするかという問題に対しての参考になるように感じます。

 

  点と点を結び、線にし、それをより太くするビジネスモデル。欧米人らしいというのは大陸の人たちのビジネスという感じがする、壮大かつ合理的なビジネスですね。

 進化する街、ラスベガス。明日からのSUPERZOOを見ながら、少しでも刺激と吸収をして帰国したいですね!!

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【Re-Union】

2017.07.14

 先日東京出張の日程と、以前の職場の同僚がNew Yorkから帰ってくるタイミングが合致し、急遽丸の内で当時のメンバー十数人でのRe-Union(同窓会)に参加してきました。誰かが帰国する際に不定期に行ってますが、私は基本鳥取在住なのでこのメンバーたちとは約1年ぶりくらいでした。

 

 当時のメンバーは今現在アメリカや東京在住が多いですが、面白かったのはコートジボアール赴任の仲間の話。絵にかいたようなアフリカ生活は過酷そのものらしく、家から出ても何もないし、しっかり買い物する際はフランスまで飛行機で行くとか・・・。人生経験で1年くらいは住んでみたいという憧れはありますが、さすがに5年とかは勘弁ですね(笑)

 

 以前一緒に働いてたメンバーが集まるとやっぱり昔話が盛り上がります。今回は当時の大ボス(社長)も参加してたので、みんなでめちゃめちゃしてたとか、大失敗したとかの大爆笑する系ばかり。私も当時はまだ20代でひたすら今以上に走り回り、飛行機乗り、みんなで全米駆け巡ってたな~って懐かしく思い出します。

とにかく仕事が楽しくって、まさに自ら寝る間も惜しんで働いて、同僚やチームメイトとバカみたいに朝まで遊んでシャワー浴びて出勤して・・・(苦笑)

 

今では彼らも結構みんな名だたる会社で働いてたりとか、かなり出世している人も多いですが、皆で酒の席で集まると本当にくだらない思い出話で盛り上がる姿が、当時と何も変わらず嬉しい限りですね。

 

 やはり人生のどのステージでも苦楽を共にした仲間は自分にとってかけがえのない財産です。おそらく一生付き合っていくであろう彼ら友人からの刺激は明日への活力になります。

 こういった仲間に恵まれてきたことに日々感謝です。そしてまた明日は新しい仲間に出会えるかもしれないという人生にも心から感謝です。