CEO blog

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【UNIQLO in 中国】

2018.05.02

 ゴールデンウィーク真っ只中だが、ただいま中国・深圳出張中。さすが中国南部なので、とにかく暑い。そして湿気も多い。しかしラッキーなことに青空が広がっている。中国で青空を見ると、かなり得した気分になるのは私だけではあるまい。

 写真の通り、100階近い超高層ビルが見えるわけだから、逆にびっくりしてしまう。

 

 さて深圳という街、経済規模からしたら中国で広州を抜き上海、北京に次ぎ三位までの規模となったらしい。その発展を続ける深圳で今回気付いたのが、やたらとUNIQLOを見かけたことだ。

 

 たしかにニュース等で、UNIQLOが中国で躍進しているというのはよく見かけていたが、こうやって自分の目で見ると確かにそうだなと実感してしまう。

 日本で数年前に起きたファストファッションブームが、今の中国でも起きているんだろう。実際当時の日本と同じように、H&MやZARAが同様にたくさんの店がモールで見かけるようになっている。

 

 そしてモールにあるUNIQLO、お店にお客さんがごったがえしているから良く売れているんだろう。実際業績を調べてみると、中国単体での売上は4,000億円弱、2020年までに1,000店舗まで増やして日本の売上を超える1兆円を目指しているとのこと。

 

 中国でセブンイレブン等、日本の小売業が軒並み苦戦する中、UNIQLOの躍進は本当に凄い。色々調べてみると、やはり「ブランディング」に徹底的に力を入れているらしい。

 そして人財育成。柳井イズムの「一人ひとりが経営者である」という徹底教育も実行されている。

 やはり基本は、大企業も中小企業もやることは一緒だ。勝負の分かれ目は、それが徹底して出来ているかどうかだけのことだろう。それが出来ているかどうかは、結局人財育成であろう。

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【2018年度 川口グループ キックオフミーティング】

2018.04.28

 4月27日(金)とりぎん文化会館にて「2018年度 川口グループ キックオフミーティング」を開催し、189名のグループ社員に参加頂きました。

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この毎年行う、当グループキックオフミーティングというのは3つの開催理由があります。

 

1. 川口グループ各社 2017年度の方向性・ゴールレビュー

2. 川口グループ各社 2018年度の方向性・ゴールセッティング

3.川口グループ各社を知る・メンバーを知る・連携を図る・優秀者を称える

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 今年川口グループの2018年度スローガンは「ベストチャレンジ ベストスピード ベストバリュ―」となりました。3つのキーワードは下記のとおりです。

 

  • ベストチャレンジ 誰よりも挑戦し続ける
  • ベストスピード 常に最高スピードで進む
  • ベストバリュ― 個人・会社共に最高価値を構築する 

 

 そして恒例の表彰式ですが結果は下記のとおりでした。

 

 ■ MVP                             櫨誠也(リバードコーポレーション・中部営業所)

 ■ 優秀賞                          中嶋健一(リバードコーポレーション・マーケティング課)

 ■ 優秀賞                          池内孝博(リバードコーポレーション・出雲営業所)

 ■ 優秀賞                          永田和幸(リバードプロダクション・品質管理課)

 ■ 優秀賞                          本部由衣(とっとり匠の杜工房)

 ■ 新人賞                          川北江里子(とっとり匠の杜工房)

 ■ スピーディワーク賞                            太田垣しのぶ(リバードプロダクション・円筒課)

 ■ モラル委員会大賞             田中直人(とっとり匠の杜工房)

 ■ BEST KAIZEN賞            リバードコーポレーション 出雲営業所

 ■ チームワーク賞                  リバードプロダクション 正極加工係

 

 今年は、私のプレゼンの時間を例年より20分伸ばし、TEDプレゼンテーションの動画を流しました。プレゼンターは植松努さんです。実は数年前から知っていて、私自身もう10回以上見ているプレゼンなんですが、いつかうちのメンバーに見せたかった大切な動画なんです。

 

https://youtu.be/gBumdOWWMhY?list=PLLqrmrgBdnYlYKhfyEL6wgCc3T5qn1RsY&t=10

 

 「どうせ、無理」という言葉がなくなる会社へ。そして、我々がやらなければならないのは、「出来ない理由を探すことではない、出来る理由を考えること」

 

 それが実現できたとき、うちの社員全員とそのご家族が、皆幸せになっているんでしょう。現在、川口グループで働いてくださっているメンバーは約250名。そして1人が約4人のご家族がいらっしゃると仮定すると、実質約1,000名。
 この1,000名全てが幸せになる為に、2018年度も昨年度以上にしっかり進んで行かねばです。

 皆が幸せになる、決して無理ではないはずです!!

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My TREASURES!!


【大谷翔平がMLBで活躍しているわけ】

2018.04.26

 この4月、日本のスポーツ界で最も話題を提供したのは、間違いなく「大谷翔平」であった。弱冠23歳。何が凄いって、比較対象があの「ベーブルース」。歴史上の人物と比較される23歳。

 

 ただし話の腰を折るようで申し訳ないが、正直日本人が思っているほど、全てのアメリカ人が彼を知っていて熱狂しているわけではない。アメリカという国はまさに多種多様であり、スポーツに関しても日本の数倍数十倍、多種多様であり、私の感覚ではアメリカ人で大谷翔平を知っているのは、10人聞いて一人いればいいほう。

 日本のメディアが好きなフレーズ、「全米が熱狂!」は残念ながら正直う~んってな感じである。

 

 しかしそれで彼がやっていることが色あせることはなく、間違いなく誰も歩んでいない道を進んでいる。私レベルが軽はずみに、「凄い!」というのもおこがましい位の偉業なことは間違いない。

 

 そもそも彼が18歳で日本かメジャーかとドラフト直後に騒がれていたころから、二刀流論戦はヒートアップ。ほとんどのプロ野球OBは否定、一般人も野球を少しでも知っている人はほぼ否定のオンパレード。

 

 しかし私は当時から大変違和感を持ちながら、親しい人たちには「二刀流を挑戦すべきだ」と言い続けていた。

 何故か?もちろん私は成功するかどうかなんていう保証は微塵も持っていなかった。しかし、弱冠18歳の少年が持つ希望を、大の大人が異口同音で否定することの異様な風景に違和感を覚えたのだ。

 理由は皆、「出来るわけがない」「誰もやったことがない」という抽象的な理由ばかり。今までの人は出来なかったが、大谷翔平が出来なかったというわけではない。もっと言えば、今までだって出来た人はいたかもしれないが、やらなかったもしくはやらせなかったからだという可能性の話は誰もしない。

 

 そこから5年間の彼の活躍は、私の中でひそかに痛快そのものでした(笑)。古い固定観念にとらわれた人達に、泡を吹かせる若者の姿。そして時が経過すると今まで否定してきた人々が、彼に熱狂し応援する。個人的に、可能性ある若者が大の大人を驚かせる構図が大好きだから尚更かもしれない。

 

 さて、話を今回タイトルの【大谷翔平がMLBで活躍しているわけ】に戻そう。私は野球の専門家でも解説者でも無いので専門的な話はしないし出来ないことが大前提。

 しかし彼が活躍をしているわけが一つだけ分かる。それは私の中で非常にシンプルだ。

 

 「彼がメジャーに二刀流としてチャレンジしたから活躍出来ている」

 

 たったそれだけだ。当然の如く、メジャーにチャレンジしたから活躍出来ている。もっと言えば、二刀流にチャレンジしたから、二刀流としてメジャーで活躍している。そんなしょうもない理由って・・・って思っている人は良く考えてほしい。全ての成功や活躍とは、チャレンジすることからはじまることを、人間は年を取れば取るほど忘れてしまうから。

 

 彼の活躍の大元は「チャレンジしたから」だということ。アメリカに来なければアメリカで活躍出来ないということ。チープに聞こえるかもしれないが、良く言う宝くじは買わないと当たらないとの全く同じ論理だ。人はチャレンジしなければ何も起きない。失敗を恐れず何かをしなければ何も起きない。

 

 これが彼が活躍する中で、私レベルが分かるたった一つの理由だ。しかし人生において最も重要なことだと再認識されられた。誰もやったことの無いことばかりを突き進む、23歳の彼からは学ぶことばかりだ。

 

 我々川口グループは、明日27日(金)1年に一度のキックオフミーティング。世界で戦う23歳の若者から大きな刺激を受け、我々も誰にも負けないチャレンジしよう!!