【大谷翔平がMLBで活躍しているわけ】
2018.04.26この4月、日本のスポーツ界で最も話題を提供したのは、間違いなく「大谷翔平」であった。弱冠23歳。何が凄いって、比較対象があの「ベーブルース」。歴史上の人物と比較される23歳。
ただし話の腰を折るようで申し訳ないが、正直日本人が思っているほど、全てのアメリカ人が彼を知っていて熱狂しているわけではない。アメリカという国はまさに多種多様であり、スポーツに関しても日本の数倍数十倍、多種多様であり、私の感覚ではアメリカ人で大谷翔平を知っているのは、10人聞いて一人いればいいほう。
日本のメディアが好きなフレーズ、「全米が熱狂!」は残念ながら正直う~んってな感じである。
しかしそれで彼がやっていることが色あせることはなく、間違いなく誰も歩んでいない道を進んでいる。私レベルが軽はずみに、「凄い!」というのもおこがましい位の偉業なことは間違いない。
そもそも彼が18歳で日本かメジャーかとドラフト直後に騒がれていたころから、二刀流論戦はヒートアップ。ほとんどのプロ野球OBは否定、一般人も野球を少しでも知っている人はほぼ否定のオンパレード。
しかし私は当時から大変違和感を持ちながら、親しい人たちには「二刀流を挑戦すべきだ」と言い続けていた。
何故か?もちろん私は成功するかどうかなんていう保証は微塵も持っていなかった。しかし、弱冠18歳の少年が持つ希望を、大の大人が異口同音で否定することの異様な風景に違和感を覚えたのだ。
理由は皆、「出来るわけがない」「誰もやったことがない」という抽象的な理由ばかり。今までの人は出来なかったが、大谷翔平が出来なかったというわけではない。もっと言えば、今までだって出来た人はいたかもしれないが、やらなかったもしくはやらせなかったからだという可能性の話は誰もしない。
そこから5年間の彼の活躍は、私の中でひそかに痛快そのものでした(笑)。古い固定観念にとらわれた人達に、泡を吹かせる若者の姿。そして時が経過すると今まで否定してきた人々が、彼に熱狂し応援する。個人的に、可能性ある若者が大の大人を驚かせる構図が大好きだから尚更かもしれない。
さて、話を今回タイトルの【大谷翔平がMLBで活躍しているわけ】に戻そう。私は野球の専門家でも解説者でも無いので専門的な話はしないし出来ないことが大前提。
しかし彼が活躍をしているわけが一つだけ分かる。それは私の中で非常にシンプルだ。
「彼がメジャーに二刀流としてチャレンジしたから活躍出来ている」
たったそれだけだ。当然の如く、メジャーにチャレンジしたから活躍出来ている。もっと言えば、二刀流にチャレンジしたから、二刀流としてメジャーで活躍している。そんなしょうもない理由って・・・って思っている人は良く考えてほしい。全ての成功や活躍とは、チャレンジすることからはじまることを、人間は年を取れば取るほど忘れてしまうから。
彼の活躍の大元は「チャレンジしたから」だということ。アメリカに来なければアメリカで活躍出来ないということ。チープに聞こえるかもしれないが、良く言う宝くじは買わないと当たらないとの全く同じ論理だ。人はチャレンジしなければ何も起きない。失敗を恐れず何かをしなければ何も起きない。
これが彼が活躍する中で、私レベルが分かるたった一つの理由だ。しかし人生において最も重要なことだと再認識されられた。誰もやったことの無いことばかりを突き進む、23歳の彼からは学ぶことばかりだ。
我々川口グループは、明日27日(金)1年に一度のキックオフミーティング。世界で戦う23歳の若者から大きな刺激を受け、我々も誰にも負けないチャレンジしよう!!
【支えて下さる方】
2018.04.17本日、リバードプロダクションにて、コンサルタントの先生をお招きし「リーダーシップトレーニング講習」を行いました。
このコンサルタントの先生というのは、弊社が長年お世話になっている企業OBの方です。当然リバードプロダクションのことは、ポイントによっては私より詳しいような方ですので、弊社メンバーに対するトレーニング講習というのは、まさにうってつけの方なんです。
仕事・人生経験とも豊富な方で、私からするとまさに百戦錬磨のビジネスパーソンとも呼べる、ビジネス・お人柄共に心から尊敬出来る先生です。よって、もちろん事前にこちらより、希望講習内容をお伝えしているんですが、多くを語らずとも、弊社内で今弱い部分、メンバーが求めるもの、必要なものを瞬時に把握されるわけです。
講習内容も、まさに御自分の実体験からの経験論からくるものなので、当然の如く皆一生懸命聞きいっていました。そして講習中、講習後にも積極的に質問をしている弊社メンバーの姿を見ながら、本当にお呼びして良かったと感じました。
私自身、鳥取に戻ってきた8年前に初めてお逢いさせていただき、それからのお付き合いですが、まさに公私共々本当にお世話になっています。数年前に前職を退かれた今でも、御自分のことのように弊社をそして私をかわいがってくださる、まさに恩人と呼べる方ですね。
今日も最後にお礼の挨拶させていただきながら、色々思い出も蘇り、少し感傷的にこみ上げるものがありました。「感謝」という言葉以外に思いつきません。
企業とは内部だけではなく、外部のそういった温かい方々にも支えられながら進んでいます。やはり全ては「人」なんです。弊社の一番大切な「人財」を育てるためにおこなった、今日のリーダーシップトレーニング講習。内容もしかりですが、何より「人」の大切さを再認識した講習となりました。
利害関係とは別次元で支えて下さる方がいる。感動と熱いものを伝えて下さる方がいる。感謝という言葉と共に、私もいつの日かそういう人間にならなければと、強く思わせてくれた一日でした。
心からありがとうございます。
【インターペット出展 2018】
2018.03.313月末から4日間、東京ビックサイトにて国内最大ペット業界展示会である、インターペット2018が開催され、今年もリバードペットとして出展してまいりました。
ここ数年出展している側ですが、例年以上に今年は衝撃を受けました。その衝撃とは、ずばりアジア系バイヤー等、アジア系業界人の来展者の多さです。
そして満を持して、この展示会の為に開発した弊社の新商品を初公開。この日の為に、セールスチーム・製造チーム・R & Dチームと共に、本当に当日ギリギリまで皆熱い思いで協力し合って、間に合わせることが出来ました。
我々の今回の出展目的の大きな一つに、アジアマーケットに向けての拡販戦略がありました。その新商品とはまさにそれをターゲットにし、商品デザイン・内容・価値・マーケティングを含めて、その準備をしっかりしてのぞんだつもりでしたが、そのアジア人顧客の数は我々の想像を超えていましたね。
ここ数年、毎年増えているなという印象は当然持っていましたが、今年は爆発的でした。実は8年前の自身帰国以来、弊社独自商品の海外販売・戦略は私の中で大きなゴールの一つでした。当時日本は、円高真っ盛り。もちろん日本には海外モノが輸入されまくり、沢山の企業が輸入に偏ったビジネスモデルを推し進めていました。
それを見て、極めて危険に感じたのは、やはり外から戻ってきたからこその感覚でした。要するに、為替リスクは自己コントロール出来ないということです。案の定、しばらくすると大きな円安がスタート。アベノミクスの入り口到来。
1ドル80円が1ドル120円時代への転換期。
当然多くの輸入型企業が大打撃を受けました。1.5倍のUPは通常の企業では耐えきれるレベルではなく、売れば売るほど赤字が増えるという図式です。
そのころ私は、出来る限りアジアを自分の足で歩きました。北米やヨーロッパは詳しかったものの、日本を長く離れていたので、アジアには正直疎かったが故です。そこで目にしたのは、彼らの驚異的な発展するパワーと、富裕層のレベルの高さです。例えば中国14億人の内、富裕層が10%とすると、富裕層だけで日本の人口より多いわけです。
そして外国の富裕層というのは、日本の富裕層とは規模・レベルが違います。それを自分の目で実感というか痛感しました。全ては良い意味で私の経験となったことは、私にとって本当にラッキーでしたね。
そして、自分の目で見て触れて感じたのは、アジア人、特に富裕層は親日だということです。新聞、ニュース等でいわれている情報は間違いではないが、基本的に日本のメディアは先入観で物事をとらえる傾向が強く、実際の情報とはかけ離れていることが多々あります。
彼ら富裕層が欲しいものは、「Made in Japan」なんです。そして彼らのビジネスのスピード感は、日本人とは明らかに異次元であり、我々のコンセプトと非常にマッチします。
要するに、商品価値がしっかりあり、ビジネススピードがしっかりあれば、アジアに向けて大きな勝負が出来るという確信が今回の展示会で得ることが出来ました。良い商品をしっかりつくりしっかりマーケティングすれば、きっと世界中のわんちゃん・ねこちゃんとそのオーナーに喜んでもらえるはずですから。
今回、アジアの方々と沢山つながりが出来、また我々も新しいステージに進む大きな基盤が出来たことは正直大きなラッキーを感じます。全てが希望通りの流れになりつつあるということです。
今年はアジアに向けて一気に行こうと強く感じる展示会でした。キーワードは、「鳥取発!!」。鳥取産を世界中に轟かせたいですね!!