【インターペット出展 2018】
2018.03.313月末から4日間、東京ビックサイトにて国内最大ペット業界展示会である、インターペット2018が開催され、今年もリバードペットとして出展してまいりました。
ここ数年出展している側ですが、例年以上に今年は衝撃を受けました。その衝撃とは、ずばりアジア系バイヤー等、アジア系業界人の来展者の多さです。
そして満を持して、この展示会の為に開発した弊社の新商品を初公開。この日の為に、セールスチーム・製造チーム・R & Dチームと共に、本当に当日ギリギリまで皆熱い思いで協力し合って、間に合わせることが出来ました。
我々の今回の出展目的の大きな一つに、アジアマーケットに向けての拡販戦略がありました。その新商品とはまさにそれをターゲットにし、商品デザイン・内容・価値・マーケティングを含めて、その準備をしっかりしてのぞんだつもりでしたが、そのアジア人顧客の数は我々の想像を超えていましたね。
ここ数年、毎年増えているなという印象は当然持っていましたが、今年は爆発的でした。実は8年前の自身帰国以来、弊社独自商品の海外販売・戦略は私の中で大きなゴールの一つでした。当時日本は、円高真っ盛り。もちろん日本には海外モノが輸入されまくり、沢山の企業が輸入に偏ったビジネスモデルを推し進めていました。
それを見て、極めて危険に感じたのは、やはり外から戻ってきたからこその感覚でした。要するに、為替リスクは自己コントロール出来ないということです。案の定、しばらくすると大きな円安がスタート。アベノミクスの入り口到来。
1ドル80円が1ドル120円時代への転換期。
当然多くの輸入型企業が大打撃を受けました。1.5倍のUPは通常の企業では耐えきれるレベルではなく、売れば売るほど赤字が増えるという図式です。
そのころ私は、出来る限りアジアを自分の足で歩きました。北米やヨーロッパは詳しかったものの、日本を長く離れていたので、アジアには正直疎かったが故です。そこで目にしたのは、彼らの驚異的な発展するパワーと、富裕層のレベルの高さです。例えば中国14億人の内、富裕層が10%とすると、富裕層だけで日本の人口より多いわけです。
そして外国の富裕層というのは、日本の富裕層とは規模・レベルが違います。それを自分の目で実感というか痛感しました。全ては良い意味で私の経験となったことは、私にとって本当にラッキーでしたね。
そして、自分の目で見て触れて感じたのは、アジア人、特に富裕層は親日だということです。新聞、ニュース等でいわれている情報は間違いではないが、基本的に日本のメディアは先入観で物事をとらえる傾向が強く、実際の情報とはかけ離れていることが多々あります。
彼ら富裕層が欲しいものは、「Made in Japan」なんです。そして彼らのビジネスのスピード感は、日本人とは明らかに異次元であり、我々のコンセプトと非常にマッチします。
要するに、商品価値がしっかりあり、ビジネススピードがしっかりあれば、アジアに向けて大きな勝負が出来るという確信が今回の展示会で得ることが出来ました。良い商品をしっかりつくりしっかりマーケティングすれば、きっと世界中のわんちゃん・ねこちゃんとそのオーナーに喜んでもらえるはずですから。
今回、アジアの方々と沢山つながりが出来、また我々も新しいステージに進む大きな基盤が出来たことは正直大きなラッキーを感じます。全てが希望通りの流れになりつつあるということです。
今年はアジアに向けて一気に行こうと強く感じる展示会でした。キーワードは、「鳥取発!!」。鳥取産を世界中に轟かせたいですね!!
【メキシコランチ】
2018.03.27弊社メキシコ工場に出張で来ています。
最近は四半期一回ペースと少しずつこちらに来る頻度は下げてきてますが、来ると必ず一回はワーカーの方々と一緒にランチするようにしています。今回はメキシコ風ピザランチ!ほんの少し普通のピザとは違います。
このピザで面白いというか、いかにもメキシコという感じなのが、ピザにサルサをかけて食べるんです。サルサというのはメキシコ料理に必ず出てくる、トマトベースの辛いソースなんですが、これが意外とピザと合うんですよね。まあルーツを共にラテンと考えれば、マッチするのが当然といえば当然ですが。
そんな風にメキシカンワーカーにメキシコ流食べ方を教えて貰いながら、片言のスペイン語でコミュニケーションをする時間、これもまた結構楽しい時間です。彼らってほんとにまさにラテン系というか底抜けに明るいので、一緒にいるだけで何となくこっちもハッピーになる笑顔というか雰囲気があるんですよね。
そして今回はKBC永田さんが3か月の長期出張の最終週ということもあり、数名のワーカーから、もっと彼を残してくれというリクエスト。最初はメキシコ嫌々オーラを出していた彼も、3か月経過しスペイン語も少しながら、ワーカーとのコミュニケーションや信頼関係確立には目を見張るものがありました。
そんな彼の姿を見ていて頼もしさを感じたことが、今回の出張の一番の収穫でもあったように思えました。まあ、彼自身は気付いてないでしょうが、一回り強く成長し帰国後、今まで以上に活躍してくれるのは間違いないでしょう。
人としてもビジネスパーソンとしても、成長する為に最も大切な要素の一つに「経験」が必要であることは周知のとおりです。そして「経験」とはいくら考えていても、前に踏み出さない限りは絶対に得ることが出来ません。
鳥取でオペレーションをしている我々グループ。しかしクライアント様はどんどん変化しグローバル化しています。同時に外から鳥取に入ってきている競争相手も増えてきています。それは鳥取にクライアント様に対してハイバリューを提供する為には、我々自身がグローバル化するということです。
このグローバル化するという意味は、鳥取だけなく他46都道府県からも経験する必要性があるということです。
要するに外に出ていくということは、外でビジネスをするということだけではなく、中(鳥取県内)でも他以上のサービスや商品を供給できるということです。
鳥取県内を大切にしない限りは、当然の如く外では成功しません。基本は地元であり地域であるわけです。外を経験するということは、鳥取をより良く出来るということだと私は信じています。
それらを確立するには、この「経験」をしなければ不可能に近いでしょう。当グループ一人でも多くのメンバーが、外で「経験」し、そのメンバー自身が成長できるような環境構築をしていくべきだと更に感じました。
当然の如く、一番大切なのは「個」の成長ということです。今回の永田さんの頼もしさとたくましさを見て、私自身良い刺激を貰いました。本当に3か月お疲れ様でした!
【Global Pet Expo in フロリダ】
2018.03.23現在、アメリカ・フロリダ州にてGlobal Pet Expoに来ています。これは全米最大のペットショーで、私自身参加するのは4年ぶりになります。全米最大という程なので分かると思いますが、とにかくデカい!!今回も2日間かけてひたすら歩いてやっと制覇というレベルです。
弊社は今年、自社オリジナル商品の海外販売に力を入れるミッションを掲げています。よって今回も北米企業に対しての積極的な売込みをすることをゴールとしての参加です。
実は昨年から、この部門に対しての積極的な働きをしてきたからか、私自身この業界に約8年間活動しているからか、お陰様で海外にも色々なコネクション・人脈が出来てきました。
そんな方々とこのフロリダという遠い地で、偶然出会って「Hi」と声を掛け合い、握手をし、話を出来るというのは、本当にありがたい限りですし嬉しいものですね。例えビジネスに発展しなくても情報交換は大きな価値を生みますし、やはり異国の地で知り合いがいるというのは大きな力になります。
社長という立場を経験しながら、最近つとに感じることですが、やはりビジネスはヒトの繋がりや人脈で大きく発展出来るということです。極論から言えば、社長としての器・能力が多少かけていても、その人脈はそれを凌駕し、繋がりだけでもある程度のビジネスは出来るということです。
そう言ったことを踏まえても踏まえなくても、やはり海外の知り合いは心の支えになります。ま、シンプルに嬉しいんです。その関係性はずっと大切にしていきたいですね。それは私にとっても会社にとっても大きな財産ですから。
4年ぶりのフロリダ展示会でしたが、4年前と明らかに違う環境に感謝しつつ、弊社新商品の売り込みに益々力が入りました。その新商品に関してはまたの機会に・・・。