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【大栄スイカ 初出荷式】

2021.06.10

 6月8日鳥取県大栄スイカ選果場にて、本年度の「大栄すいか 初出荷式」がおこなわれ、我々も参加させていただきました。

 

 梅雨の季節で、幸い雨もなかったことはいいんですが、30度付近まで気温が上がり、更に湿度も高い一日でしたので、じっとしてても汗が出るほどでした。

 コロナ禍ということもあり、例年の半分程度の時間での式典というコンパクトさでしたが、無事に開催されたことは関係業者として嬉しい限りです。

 

 味も生産者さんとお話しする限り例年以上に良い出来栄えとのこと。実際相変わらずというか、流石というか、日本で一番旨いスイカといっても言い過ぎではありません。甘味、シャリ感、喉ごし、後味、どれをとっても完璧ですね。

 

 ちなみにですが、日本のスイカは間違いなく世界一です。これは断言できます。そもそも海外のスイカはどこの国でも完全に野菜です。歯ごたえが良いというか、赤い大根を食べているような感覚というか・・・。まあ一度召し上がっていただきたいというほど、悪い意味でインパクトがあります(笑)

 

 そういう意味でも日本一の大栄スイカは、実質的に世界一のスイカといえるでしょう。

 

 意外とスイカの旬の時期は短いので、今のうちに鳥取が誇る大栄すいか、ぜひともご賞味下さいませ!


【SURPRISE DAY】

2021.06.08

 私事で恐縮ですが先日6月5日、47回目の誕生日を迎えました。

 

 前日金曜日、リビングでPC見ながらうたた寝をしてしまい、朝6時前の眩しい土曜日の朝日で目覚めるという、なんともだらしない誕生日を迎えました。多少まどろみながら、リビング床で寝転がったままスマホをいじっていると、6時過ぎにLINEのポップアップ。

 

 まだ早朝6時過ぎ。自分が誕生日の朝だ~なんて感慨深く感じるおっさんはいないし、当然の如くこの時点で、私も自分が誕生日を迎えたことに気付いていない。

 

 さてそのポップアップに、ん?っと思い何気なくLINEをチェックすると、会社公式LINE Roomに鳥取オフィス岡村さんからのメッセージ。通常週末に彼と会社LINEのあまりやり取り無いのにと、少し不思議に思い内容確認。

 

 どうやら岡村さんが動画を送ってくれており、何気なくクリック再生。するといきなり大音量にしていたことに驚き、更にその中身はなんと、彼と鳥取オフィスのメンバーたちからの誕生日祝福メッセージ動画。そうSURPRISE MOVIE。

 

 「お~!良く考えたら、今日は誕生日か!!」

 

 ってな感じで、やっと現実に気付き、早朝から気分良く目も覚め、誕生日を実感させてもらう。家族より先に社員から祝福されるのも、なんだかくすぐったいけど、なんとも言えない嬉しさが込み上げてくるものです。

 

 幸せ感に浸っていると、家族が起きてきて朝食。食べ終わったころに、またLINEのポップアップ。今度は大阪オフィスからのビデオメッセージ。お~!嬉しいな~っと思っていると、ロジスティックスメンバーからの動画。そして間髪入れず出雲オフィスメンバーから。更に、アメリカ・バングラディシュからの祝福メッセージ。メキシコなんて、スペイン語でのメキシカンバースデーソングの大合唱(笑)

 

 私のLINEがお祭り騒ぎ状態!!

 

 なんとその後含めて、各会社・各事業部・各部署・各チーム、合計15か所からのビデオメッセージが届きました。そのクオリティたるや、素晴らしい!っという言葉では表現できないほどのレベルです。後で聞いたら、各担当者が1時間ごとにMovieをUpしてくれたようで、これは1時間ごとに幸せな気持ちになってくれればという、細かい心遣いがあったようで、更に感動・・・。結局一日中、笑いあり、感動あり、涙ありの楽しく幸せなBirthdayを過ごすことが出来ました。

 

 ここにUP出来ないのが残念なほど、各々のMoive Levelは驚くものでした。中にはMusicを効果的に使ったり、3D効果を見せたり、私のボキャブラリーでは表現しきれないのが歯がゆいですが、まあそれはそれは素晴らしい出来でした。

 

 創造性やモノ創りの弱い私には、彼らの創造力、チームワーク、底力とクオリティにただただ脱帽です。そして何より、他人を幸せと笑顔にする力を持っていることに感動しました。実は私のビジネスにおける最も大切にしている部分は、この他人を幸せにするということです。ビジネスとは実はシンプルで、人は幸せになるために何かを得ようとするわけで、そこに何かを提供することが出来れば、人は必ず幸せになりそこにビジネスは成立するわけです。この理念を具現化することが、モノ創りでありそのモノ提供で、それこそが私が目指すD2Cです。

 

 それを再認識させてくれた彼らに、心からの感謝以外の言葉は見つかりません。コロナ禍となり対面上で何かをすることが難しい時代です。しかし人間の創意工夫という可能性は無限大であり、今回の心温まるビデオメッセージは、コロナ禍だからこそ生み出してくれた、ある意味新鮮な幸せの価値観の体現であるように思えます。それは同時に彼らの可能性が無限大であるということでもあるでしょう。

 

 素晴らしい、そして凄い方々と一緒に時間を共有できているという今の幸せと、感謝の思いをかみしめるとまた涙が出てきそうなほどの感動を頂きました。私もその感謝の恩返しをせねばという思いが、より強くなるBirthdayとなりました。

 

 ありがとうございました!!


【2021年 カンパニースローガン】

2021.05.28

 前述しましたとおり、本年2021年度川口グループ スローガンは 「実行力」 。

 

 この実行力という言葉、シンプルで分かりやすく響きが良い言葉ですが、実際非常に深く難しい言葉です。実は以前から個人的に好きな言葉であり、いつかスローガンで使いたいと考えていました。

 

 以前、SONY創業者の一人である、井深大氏の本を読んだことがあり、そこにあった印象的な言葉があります。

 

              アイデアが重要なのではない。一つのアイデアをどうやって、具体的にしていくかが重要だ。

 

 面白いことに、同じくSONY創業者の一人である、盛田昭夫氏も似た言葉を残しています。

 

              アイデアの良い人は世の中にたくさんいるが、良いと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない。

 

 単刀直入に深い言葉ですね。

ここ最近多いTVにて世相や政治に対するコメンテーターのように、人は日常の中でいろいろなアイデアとコメントを発します。それは普通のことで、何一つ悪いことではありません。そしてその時点でリスクはないので、誰しも自由に自分の思ったことを発し、アイデアを伝えたがります。

 

 しかしビジネスの世界では、発言するだけでは何もうみだしません。そこからプロジェクトを立ち上げ、チーム組閣をし、資金を集め、そして実行に入ります。この段階で、人と金と時間というリスクが発生するので、人は実行に移りたがらなくなります。

 

 それは何故か?

 

 日本教育、日本文化に脈々と流れる悪しき慣習。それはミスをすると怒られるということ、ミスの責任を取らないといけないからです。ネガティブ部分を強烈にフォーカスし、減点方式の考え方が根付いているからです。

 

 新しいアイデアを出すということは、基本的に先人が実行していないことが多いはずです。その先には、多くのミスや失敗が待っているのは容易に想像できることです。それでも実行に移せる人と、想像で終わる人とが、何かを成し遂げる人の違いですね。

 

 キックオフミーティングでも全社員に伝えたのは、ライト兄弟のストーリーです。

 

 ライト兄弟は何故、偉人として伝記にまでなっているのか??

 

 人間はこの100万年間、ライト兄弟以前の方々誰しも空を飛びたいと願ったはずです。そして数えきれない人たちが、その為のアイデアや理想論を語ってきたのでしょう。しかし結果的にほとんどの人達が言葉を発するだけで、飛行機を飛ばすことを実行しなかったのでしょう。しかしライト兄弟はそれを見事成功したのです。

 

 何故ライト兄弟は成功したのか?

 

 それは彼らが文字通り実行したからです。当然何度も何度もミスを重ねたことは容易に想像出来ます。しかし諦めず実行を重ねたから成功を収めたわけです。

 

 現代社会、現代ビジネスでは、これまで以上に情報にあふれ、日々新しいアイデアが乱立しています。中には世に出る前に埋もれてしまったアイデアも多々あるでしょう。

 

 最も大切なことは、ミスを恐れず実行することです。企業としてそういった環境構築は日本社会では非常に難しいことですが、これも実行しなければ成功しません。

 

「実行力」

 

 1年後に、このスローガンを掲げ実行したことが成功した。っと、思えるよう意識レベルを高めていきたいですね。

 

 日本人が大好きで、崇拝している言葉。

 

「イノベーション」

 

 百発百中で成功するイノベーションなどあるわけがありません。ミスしても失敗しても倒れても、また立ち上がり実行するからこそ、「イノベーション」という結果に結びつく理屈は、誰でも分かっているわけです。成功するたった一つの道は、実行することなのです。