CEO blog

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【Fireworks】

2021.02.01

 先日ブログに記載した、アメリカ大統領就任式。アメリカは、政治も映画もスポーツも全てがエンターテイメントビジネスに繋がり、その盛り上がりは本当に凄まじい。大統領選挙もそうであるように、全てはショービジネスである。

 

 そのショービジネスでいれば、今回のアメリカ大統領就任式内容は、日本でも有名なレディー・ガガの国歌斉唱に始まり、ジェニファー・ロペスからジョン・ボン・ジョビと続き大盛り上がりだったが、私が最も感動したのは、ケイティ・ペリーの圧倒的なパフォーマンスとその後ろで豪快に広がる花火だった。

 

 ケイティ・ペリーが歌った、「Fireworks」の歌詞の印象に残った一部を抜粋し、和訳と共に下記掲載します。

 

You just gotta ignite the light

And let it shine

Just own the night

Like the Fourth of July

 

貴方はただ火をつけるだけ

そして光輝かせ

夜通し盛り上がろう

アメリカ独立記念日のパレードのように

 

‘Cause baby, you’re a firework

Come on show ‘em what you’re worth

Make ‘em go, “Aah, aah, aah”

As you shoot across the sky

 

だって貴方は花火なんだから

みんなに貴方の価値を見せつけるのよ

みんなを「凄い!!」って言わせるの

夜空を彩りながら

 

You don’t have to feel like a waste of space

You’re original, cannot be replaced

If you only knew what the future holds

After a hurricane comes a rainbow

 

自分に存在価値がないなんて思わないで

貴方はかけがえのない人で、貴方の替りなんていないから

貴方はこの先どんな未来が待っているかを、知らないと思うけど

嵐のあとには、必ず虹が輝くものなのよ

 

Maybe a reason why all the doors are closed

So you could open one that leads you to the perfect road

Like a lightning bolt, your heart will glow

And when it’s time, you’ll know

 

今は閉ざされた世界にいると感じているけれど、それは自分自身のせい

貴方がそのドアを開ければ、必ず貴方の「素晴らしい世界」へつながるはず

稲妻が落ちるときのように、あなたの心もきっと輝く

その時が来たら、きっと貴方も分かるはず

 

 

 就任式最後に歌った彼女の名曲「Fireworks」。

 

 今のアメリカだけじゃなく、閉鎖的な世界の状況に照らし合わせても、本当に心に響く歌声と夜空に輝く花火(Fireworks)でした。YouTube等で是非皆さんにも視聴していただきたいですね。


【歴史的スピーチ】

2021.01.30

 

 1月20日に、アメリカ大統領就任式が行われた。

 

 世界最悪のコロナ禍においておこなわれた、史上最も激戦と言われたアメリカ大統領選挙から2か月半。無事に開催されたことに対する安堵は勿論、激選だったからこそ、この就任式は非常に興味を持って視聴した。その中で最も印象深かったのは失礼ながら、ジョーバイデン大統領のスピーチ、カマラ・ハリス副大統領のスピーチよりも、22歳の詩人、アマンダ・ゴーマンであったことは、私だけではないはずだ。

 

 彼女は宣誓式の後、詩「The Hill We Climb(私たちが登る丘)」を朗読した。実は彼女は一部言語障害を抱えているとのこと。彼女曰く、「文を書くプロセスは苦しいことだが、言語障害を持つ者として、多くの人々の前で話すことは、それ自体が一種の恐怖をもたらす」とコメントしている。

 

 そんな22歳の彼女が朗読した詩の和訳を下記記載します。

 

「The Hill We Climb(私たちが登る丘)」

 

日が登ると、我々は自問する、この終わりのない陰のどこに光を見つけることができるのだろうかと。

 

我々は損失を背負いつつ、海を渡らなければならない。我々は獣に勇敢に立ち向かい、静けさが必ずしも平和だとは限らないことを学んだ。規範や概念が必ずしも正義とは限らないことも。

 

そして、夜明けは我々のものになっていた。我々は、国が壊れているのではなく、単に未完成であるのを知り、乗り越えてきた。

 

国の後継者である我々は、奴隷の子孫でシングルマザーに育てられた痩せっぽちの黒人の少女が、大統領になることを夢見ることができ、その夢を朗読をすることができると知ったのだ。

 

そう、確かに我々は洗練されていないし、清廉潔白でもなく、完璧な団結を作ろうと努力しているわけでもない。

 

しかし我々は、目的に向かって団結し、すべての人の文化、色、性格、条件にコミットする国を作り上げようと努めている。

 

だから我々は、我々の間にあるものではなく、我々の前にあるものに目を向ける。我々は自分たちの未来が最も大切だと知っているので、分裂を終わらせ、我々の違いを脇に置く必要があるのだ。

 

我々はお互いに手を差し伸べることができるように上げた腕を下ろす。誰にも危害を加えず、すべての人に調和を求めるために。

 

世界には、何はともあれ、これが真実だと言いたい。我々は悲しみ、成長した。我々は傷つき、希望を得た。たとえ疲れても、努力した。

 

我々は永遠の団結を得て、勝利した。二度と敗北しないからではなく、二度と分裂の種をまくことがないからだ。

 

聖書は、誰もが自分のブドウの木とイチジクの木の下に座ることで恐れることはなくなると教えている。

 

もし我々が自分たちの時代に生きるのであれば、勝利は刃にあるのではなく、我々が作ったすべての橋にある。それが約束の地、それが我々が勇気を持って登る丘だ。アメリカ人であることは、我々が受け継ぐべき誇り以上のものであり、過去に踏み込んで修復する手段でもある。

 

我々は、この国でともに生きるのではなく、この国を粉々にする力を見てきた。民主主義を後退させ、国を破壊することになる力を。それはもう少しで成功するところだった。しかし、民主主義は時として遅れを取ることがあるが、永久に打ち負かされることは決してない。

 

この真実を、信仰を、我々は信頼している。我々が未来を見ている間に、歴史は我々を見ているからだ。

 

今はまさに贖罪の時だ。我々はその始まりを恐れ、恐ろしい時代の後継者になる準備ができていなかったが、その中で自分自身に希望と笑顔をもたらすための新たな物語を書く力を見出した。

 

かつては「どうしたら悲惨な出来事に打ち勝つことができるだろうか 」と考えていたが、今では我々は 「破局はどのようにして勝つことができるだろうか」と考える。

 

我々は過去に戻るのではなく、未来に向かうのだ。この国は傷ついている。しかし全体としては、慈愛にあふれていて、大胆で、力強く、自由だ。

 

我々は、不作為や怠惰が次の世代に受け継がれることを知っているので、もう恐怖に振り回されたり、邪魔されたりはしない。

 

我々の過ちは子どもたちの重荷になるが、一つ確かなのは、慈悲と力、そして権利と力を結びつければ、愛が我々の遺産となり、子どもたちは生まれながらにして恩恵を得ることになるだろう。

 

だから我々は、自分がいた頃の国よりもよい国になるようにしよう。私のブロンズの胸が呼吸するたびに、我々はこの傷ついた世界を驚異的な世界に育てていくのだ。

 

西部の黄金の丘から立ち上がろう。風の強い北東部から立ち上がろう。そこは我々の祖先が最初に革命を実現した場所だ。中西部の湖畔の町から立ち上がるのだ。日焼けした南部から立ち上がるのだ。我々は再建し、和解し、回復するだろう。我々の国の隅々で、我々の国のあらゆる場所で、多様で美しい我々国民は、打ちのめされながも、美しくなっていくだろう。

 

日が登れば、我々は恐れることなく、炎の陰から出ていく。恐れを解き放てば、新しい夜明けが来る。我々がそれを見る勇気があれば、我々がそれをする勇気があれば、そこにはいつも光があるのだ。

 

 彼女は2017年にニューヨークタイムスのインタビューで、

 

「これは遠い、遠い、とても遠い目標ですが、2036年、私はアメリカの大統領に立候補する」

 

とコメントしたようです。そして

 

「iCloudカレンダーに予定を入れておいて」

 

とも答えたようです。15年後のアメリカが楽しみだ。


【2021年スタート】

2021.01.05

 新年あけましておめでとうございます。

 

 本日1月5日より、川口グループの2021年がスタート致しました。川口グループメンバーとそのご家族、並びに関係各位の皆様と共にこの新年を迎えることが出来ましたこと、心より感謝を申し上げます。

 

 この年末年始は、山陰地方に大寒波が襲来し、一部の地域では大雪となり大変な年末年始をお迎えになった方も、多々いらっしゃいますが、一日でも早く通常生活に戻ることを心より祈念致します。

 

 そして新型コロナウイルスも、更に猛威を振るっており、明るい要素の少ない2021年のスタートとなりましたが、この場をかりて、我々川口グループの2021年の方向性を明記させていただきたいと思います。

 

【2021年の方向性 / スローガン:感謝】

 

<リバードコーポレーション㈱ / リージョナル事業部> 引続き農業法人リバードフィールド㈱と連携し、全ての農家の方々への「儲かる地域農業」を実現サポートを目指すこと。更には製造部門と連携し、オリジナル商品/オリジナルビジネスモデルの開発必須。ジュートロープ・アイデアトレー等を駆使しながら、地域社会(リージョナル)に貢献する事業部となることが我々の発展に繋がるでしょう。

 

<リバードコーポレーション㈱ / ペットライフ事業部> 大手小売業様とのPB商品開発に更に力を入れることと、プラスNB自社商品の販売強化で、「D2C」の具現化させよりお客様と近い距離でのビジネスモデルを目指します。そして12月に立ち上げた大阪オフィスを中心に国内販売強化を更に加速させていく方針。更に外部からのデジタルマーケティングを取り入れ、次世代型のマーケティング戦略に舵を取り拡販を図り、昨年末に無事取得したFSSC22000認証を連携活用し、海外戦略に拍車をかける方針です。

 

<リバードプロダクション / バッテリー事業部> まずは徳尾工場の製造安定化を、一日でも早く推し進める必要があります。そして引続き円筒係は最強化部門であり、全員体制で効率改善に取り組むことが重点方針です。その為に更なるリーダー育成が急務であり、一人でも多くの現場からのリーダー人財が育ってくることを望んでいます。本年度は、例年以上に新主任・新係長・新課長代理・新課長が現れることが、この事業部の明るい未来への必須条件です。

 

<リバードプロダクション / とっとり匠の杜工房> 新工場稼働し、この1月より自動包装機が導入されます。大きな投資だけに、実用効率化の数的立証が見えるかが、下半期の勝負の分かれ目と言っても良いでしょう。更にはR&Dを中心とした、人間用を含めた新しい分野への進出に対しても、会社として全面的バックアップをし力を入れる方針です。受注は大口取引先を中心に飛躍的に伸びていることから、受注に対して包装し出荷出来るかが大きなカギとなるはずです。

 

<リバードUSA / リバードメキシコプラント> 北米地域の新型コロナウイルス状況が不透明なため、当面リモートオペレーションは避けられない状況の為、その状況下でのベストな生産体制の構築が急務。そして弊社製造のペットおやつの輸出実現の為、北米サイドと日本サイドとの更なる連携強化が必須である。

 

< 農業法人 リバードフィールド㈱ > 2021年1月より、人数制限を厳しく管理しながらの観光農園スタート予定。コロナ禍の為、収穫販売とのハイブリットにて、収支改善を目指す。

 

 上記が2021年川口グループの基本方針です。

 

 2021年4月 「リバードコーポレーション㈱」「リバードプロダクション㈱」は合併し、新生 「リバードコーポレーション㈱」となる予定です。

 

 これにより、我々の国内拠点は一つとなります。(リバードフィールド㈱は農業法人であり、別法人)。新会社メンバー200名以上、年商30億円を超える製販一体企業となり、更なる発展を目指します。

 

 ここまでの企業を育て、支えて下さったKGP全メンバーに心から「感謝」を申し上げます。そして全ての関係者、クライアント、地域の皆様に対する、「感謝」の気持ちを旧年以上に持ちつつ、2021年も走り続けたいと思います。

 

 本年の変わりませずご愛顧賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。