CEO blog

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【ブログ5周年!】

2020.11.30

 皆さんのお陰様で、気付けばこのCEOブログもこの10月で5周年を迎え、6年目に突入していました。

 

 読み返してみると、初回は2015年10月1日。

 

【川口グループHP & ブログ開設】

http://www.kawaguchi-group.jp/blog_president/258/

 

 真っ先に感じたのは、今より5歳も若いことへの羨望・・・。5歳若けりゃ、あれも出来るこれも出来るって、今より更に欲が出そうです(笑)

 

 自分でも5年前の初回ブログを読み直してみましたので、下記に一部を抜粋します。

 

 川口グループ全従業員が私の考え方を共有することが出来、更に少しでも社外の方々が川口グループの取り組みを御理解頂けますと幸いです。どういう内容、方向性になるかは今後の流れ次第ですね(笑)。個人的に仕事でもなんでも、「取り敢えずやってみよう!ダメならやり直せばいいだけじゃないか」と思ってますから。何でもそうですがやらないよりもまずはやってみるべきです。ありきたりですが、第一歩が無ければ絶対に第二歩目はありませんからね。そういう感じで紆余曲折しながら前に進み続けるようなそんなブログになることに期待します。

 

 この感覚は、5年経った今でも全くの不変であり、自分の中でもぶれずに、今でも日々念頭に掲げている言葉です。

 

 この5年間、毎月平均約3回程、ブログをUPしてきました。勿論大手企業や有名人のような、多数のフォロワーがいるわけではありませんが、それでも「見ました!楽しみに読んでいます!」という身近な方や、ビジネス関係者、面接にいらっしゃる方、そしてお世話になっている方からの言葉は、本来筆不精の私からすると、大きな大きなモチベーションになります。

 

 自分でも5年前に書いている通り、「第一歩が無ければ絶対に第二歩目はありませんから」。5年前におこなった第一歩が、今日に繋がっていると思います。

 

 Continuity is the father of success.(継続は力なり)

 

 5年間、サポートいただいた皆様に心から感謝です。さてさて次の5年後は、どういったステージ、どういった姿になっているのか、今からワクワク楽しみです(歳はとりたくありませんが・・・)

 

 

 


【ボランティアの本質とは】

2020.11.29

 前回の地域清掃活動をおこなってみて、改めて「ボランティア」という言葉の本質を考えるようになり、色々調べてみました。

 

 そもそもボランティア(volunteer)の語源は、ラテン語の「volo」とのこと。意味は「自分から進んでおこなうこと」「喜んでおこなうこと」というように、受動的ではなく逆に能動的な表現のようです。要するに「自発的」「主体性」であることのようですね。

 

 現代社会で特に日本では「ボランティア」が語られるとき、肝心の「自発性」「主体性」がポイントではなく、どちらかということ「良いことだから、子ども達全員にやらせよう」という方が多いかもしれません。しかし、本来ボランティアとは、「自発性」「主体性」がないと意味がないはずです。要するに自分が好きなこと、得意なこと、大切に思っていること、何とかしないといけない事、あるいは憤りを感じること、放っておけないと思うこと。そこからスタートすることに大きな意味があるのです。

 

 義務や強制ではなく「volo(自発性・主体性)」であるからこそ、小さな問題の為に動いたり、「volo」だからこそ、もっとニーズに応えたいと思い、それが前例のない先駆的な取り組みを生み出すことに繋がります。そして、「volo」だからこそ、無償でも取り組むという「無償性」のアクションに結び付くはずです。

 

 日本ではこのボランティアという意味は、どうやら「奉仕活動」という本来の意味とは少し異なる訳語が使われるようになったようです。だからこそ、「自発性」「主体性」よりも「善い行い」というとらえ方が広がっているように感じます。よってボランティアといえば「福祉分野」的なイメージも浸透したように思われます。しかし、本来のボランティア活動は、福祉、医療、教育、環境、国際交流、多文化共生、国際協力、さらにスポーツ、文化、芸術なども含めた多様な分野で取り組まれています。

 

 ボランティアと言えば、災害時・緊急時にアクションをする方のイメージも強いようですが、今年開催予定であった東京オリンピックのおかげで、少しずつ社会認識の変化がみられるように感じますし、これは素晴らしいことであるはずです。

 

 活動分野や内容は何であれ、一人ひとりが、「自発的」「主体的」に社会の多様な課題に取り組むことによって、様々な発見やアイディア、解決策が生まれます。それが地域社会の基盤を強くしていきます。一人ひとりを活かし合える住み良い社会を作っていくために、ボランティア活動を社会に広めることは社会の一員として非常に大切だと思います。そしてこれは、一企業である我々も同様に取り組んでいくことが、結果として地域社会貢献に結び付くはずです。

 

 こういう活動をすると、必ず偽善行為だという揶揄も出るでしょうが、例え偽善活動としてもやらないよりはやった方がいいことは誰の目にも明らかであり、そしてそれが「自発的」「主体性」があれば尚更です。

 

 先日の弊社メンバーが取り組んだ、地域清掃活動は、まさに「自発的」「主体性」あるボランティア活動として我が会社のスタッフながら、非常に誇らしいですね。何故ならば、私は一切の指示を出していなく、彼彼女たちが、自発的に取り組んだことだからです。


【地域清掃活動】

2020.11.16

 先日、鳥取市弊社建屋がある、賀露町・里仁地域にて、地域清掃活動を行いました。

 

 例年砂丘一斉清掃に川口グループとして参加しておりますが、今回はコロナ禍ということから残念ながら不参加となりました。その時点で、取りまとめするメンバーより、砂丘一斉清掃がダメなら、是非とも会社地域清掃活動をしましょうという進言を受けました。

 

 正直私としても、非常に誇らしく、嬉しい気持ちになりましたね。こういうイベント系は、一般的に会社が主導となることが多いはずです。しかしながら、会社主導では参加者は受動態になり、本当にやりたいかどうかは分かりにくくなり、ボランティア活動の本質から外れてしまうはずです。

 

 当日は参加者みな朝早くから集まって下さり、写真の通りかなりの量のごみが回収できました。一生懸命やって下さっている姿は勿論、終わった後の達成感ある表情が、私にとっては何より印象的であり、何より心を嬉しくさせてくれます。

 

 ビジネスを行う上で最も大切なことの一つに、必ず数字の達成ということがあるはずです。これは全ての企業にあてはまることでしょう。それは企業経営する存在意義である、それこそが社会貢献であるからです。

 

 しかしながら、私にとっていつの時代もそれと同じくらい、こういったボランティア的なことは大切にしたいと思っています。何故か?それは、これこそが我々が掲げる「地域社会にとってなくてはならない存在」に繋がると信じているからです。

 

 企業とは地域があるからこそなりたっているということの本質を、改めて考えさせられ、そして我が社員の方々から教えられた一日でした。彼らの活動は、私にとって何よりも誇らしいことです。

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