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【「えるぼし認定」が取得出来た理由】

2019.12.02

 12月2日(月)地元紙、日本海新聞に記載されましたが、リバードプロダクション㈱が「えるぼし認定」を取得致しました。しかも認定の段階は、3段階目。これは5つの評価項目のうち、5つの基準全て満たしたからこそ取得できた、まさに3つ星評価であり、本当に誇らしい結果でありました。

 

 実は私自身も、近いうちに日本海新聞に掲載されると聞いていたものの、いつ紙面上にとは把握してませんでした。

 

 当日2日朝、新聞を斜め読みしている中で、一つの写真があり

 

「リバードプロダクションの川北さんに似てるな~」

 

 っと眺めながら本文読むと、なんとうちの川北さんの名前が!(笑)おお!これか~!!っと朝からテンション高くなりました。

 

 ちなみにその「えるぼし」認定とはということで、厚生労働省HPから下記一文を抜粋致します。


 

<「えるぼし」認定とは>

  • 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、「女性活躍推進法」)に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況などが優良な企業を認定する制度です。

 

<認定について>

  • 主な認定基準

採用されてから仕事をしていく上で、女性が能力を発揮しやすい職場環境であるかという観点から、以下5つの評価項目が定められています。

 

  • 採用
  • 継続就業
  • 労働時間等の働き方
  • 管理職比率
  • 多様なキャリアコース

 

「えるぼし」の認定の段階

 

認定段階は3段階あり、上記5つの評価項目のうち、基準を満たしている項目数に応じて取得できる段階が決まります。

 

  •  5つ(全て)の基準を満たす:3段階目
  •  3~4つの基準を満たす:2段階目
  • 1~2つの基準を満たす:1段階目

キャプチャ

(厚生労働省HPより)


 

 そして今回特に嬉しかったのは、私が発案者でも実行者でもなかったこと。元々総務メンバーの大原さんから「えるぼし」という認定があるのでぜひ取得したいという声が上がって、弊社内女性会である、「川口やまとなでしこ会」が独自に実行し、横連携し取得までつながりました。これは本当に素晴らしいことだし、誇らしいことです。

 

 うちのメンバーにも話しましたが、今回この認証をなぜ弊社は取れたのか?この答えは非常にシンプルです。

 

 「取得するために、第一歩を踏み出し、実行したから」

 

 これが全てです。「ん?」っと思う方も多いかもしれませんが、これが簡単なようで一番難しく、かつ一番大事なことです。日本人の準備力は世界最高レベルといっても過言ではないはずです。しかし準備をしすぎたり、分析や批評や議論ばかりして何も実行しなかったりということが多すぎます。

 

 結局実行しなければ全ての時間は無駄となるわけです。達成とは、チャレンジという第一歩ありきなわけで、第一歩がないのに達成はありえないということ。

 

 これは誰しも分かっていることでありますが、これを実行するとなると意外と難しかったり、出来ていないケースがほとんどです。なぜならは人は、ミスや出来なかったときの結果を恐れるからです。

 

 しかしこれがこの30年間の日本経済の発展にブレーキをかけてきた、大きな大きな問題です。

 

 ビジネスとは結果を出すことが最も大切です。しかしその結果とは100%成功することなんてありえません。ミスをし失敗をし、その経験を糧として次に活かすから成功に結び付く。即ち、最も大切なことは第一歩を踏み出し実行すること。いくら議論をしても準備をしても結局第一歩を踏み出さないと、達成という成功には結び付くわけがないんで。

 

 そして会社の力量とは、その前進力と実行力をバックアップをどれだけ出来るかということでしょう。勿論、その過程での多くのミスを含めてのバックアップ体制です。

 

 今回リバードプロダクションが「えるぼし認定」をいただいたという素晴らしい結果。しかし私はこの結果より、第一歩を踏み出しチャレンジした彼らに心からの賛辞を贈りたいと思います。

 

 「ミスを恐れない企業カルチャー」

 

 日本でそして鳥取でビジネスをする、最大のチャレンジかもしれませんね。

 

 

 


【上海での再会】

2019.11.23

 只今3泊4日の上海出張に来ています。

 

 最終日の夜に2年振りに日本人の旧友と再会。

 

 彼との付き合いは約20年。初めて出会ったのはアメリカ・サンディエゴでお互いまだ20代。私より4つ年上の先輩だが、付き合いが長いだけではなく、お互い家族も仲良いことことも含めて、非常に関係が濃いため、先輩というより親友というか、何でも話せる兄貴のような存在。実際、鳥取にも家族と一緒に何度も訪れてくれているほど親しい関係。

 

 彼は2年前まで人生のうち30年間ほど、アメリカ・サンディエゴに暮らしており、とある大企業で働き、家族と共に、まさに悠々自適のアメリカンライフを過ごしていた。

 

 実は約4年前に、弊社がアメリカ・メキシコ進出する際にも、最初から会社と工場立ち上げまで共に尽力してくれた、弊社にとっても大恩人。実際今まで当社メンバーも彼に逢ったことあり、今でも何かとお世話になっている。

 

 RIVERD USAを立ち上げる際には、感謝してもしきれないほどお世話になった。当時北米進出を考えていた私が、日本からの出張でSan Diego空港に到着すると、彼が車で迎え。なんと昼間は私の為に有給取って一緒にSan Diego & Tijuanaを駆けずり回り、夜は彼の家で家族と晩飯食べ、そのまま彼の家に宿泊。次の日また起きて、家で作ってくれたコーヒー片手にメキシコまで運転してくれるなんて日々だった。

 

 一言で言えば、そのエピソードが全てを物語っているような人であり、私にとっても会社にとっても大恩人である。

 

 そんな彼から2年前に、「上海からOfferがきてる」って聞いたときは正直驚いたが、「俺のサンディエゴ出張の宿泊地が無くなるから困る!」っというやり取りをしていたのを鮮明に覚えているが、本当に突然のことだった。

 

 家族も家も仕事も安定もある現状から離れての、人生ターニングポイントとなるかもしれないOffer。

 

 「まっ、俺なら受けるね」っと、私が無責任にかる~く話したことまで覚えているが、やはり彼もOfferを受諾。流石だなと思った。上海でビジネスをするということは、恐らく世界トップレベルに過酷であろうことは、誰でも推測できる。普通に日本人の感覚でビジネスやっていては、精神的にやられるという意味でも恐らく世界一過酷なビジネスフィールド。

 

 そして彼は30年弱のアメリカ生活を終え、今から2年前単身で上海へ。その後、私もちょくちょく上海来てるが、彼は彼で出張ばかりで、私もクライアントやベンダーと逢うことがメインの為、ずっとすれ違いで逢えず。

 

 そんな彼と2年振りに、ここ上海で逢えた。そして久しぶりに語り合った。現状から昔ばなしまで色々話したが、最も印象に残ったのは夜も深くなった時間での何気ない私からの質問。

 

私 「結果、上海来て正解だった?」

彼 「間違いなく正解だったね~(笑顔)」

 

 なんとも言えず本当に嬉しかったですね。彼は単身で生活しており、この2年間この上海の地で、ビジネス上でもプライベート上でも人知れず大変なことが多々あったことは、容易に想像出来ます。しかしそれらをプラス・マイナスして、それをプラスだったと考えることが出来る彼の強さでもあり、素晴らしさでもあるでしょう。

 

 やっぱりというか、だから私は彼をずっと好きで尊敬しつつ付き合っているんだな~って再認識させられた一言であり、今回の滞在で最も心に残る言葉でした。

 

 当然の如く、人それぞれに人生があります。その人生をどの感情で受け入れるかは、結局のところ自分次第でしょう。ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるのか。

 

 彼はこの激動の2年間を、間違いなく自分の人生の中で大きなプラスとして捉えている。海外で生き抜いてきた人間の強さかもしれないが、同時に間違いないのが、彼も彼の人生も前進している。限りなくポジティブに。これこそ私が知っている彼の素晴らしさだ。

 

 今、上海浦東空港でこれを書いており、これから関空に向けての帰国フライト。今回の出張は、彼から大きな刺激と勇気と元気を貰い、非常に実りある出張で清々しい気分にさせてくれた。

 

 やはり、後悔の無い、幸せな人生を過ごすのは自分次第。そしてポジティブに前に進み続けないとですね。

 

 謝謝上海、再見上海!!

 

 


【ロードトリップ in バングラデシュ】

2019.11.12

 只今バングラデシュ出張中です。ここまでフライト乗継乗継の連続で、家からバングラデシュ・ダッカ空港までのDoor to Door約24時間・・・。ブラジル行けるんじゃない?って毎度同じことを考えながらの時間を費やし、辿り着きました。

 

 まあここバングラデシュも僻地ですが、鳥取脱出するまでを考えると鳥取も十分僻地・・・。羽田に行くのも、関空行くのも、福岡空港行くのも遠いのが我が鳥取。海外出張というものの、鳥取出るまでが大変な労力。例えば羽田の近くに住んでいれば、時間もコストも大幅に削減出来るだろうなっていうのは、今更ながら毎回考えてしまいます。

 

 さてさて今回は、とある工場訪問がこの出張のミッションなんですが、その工場のロケーションが、バングラデシュの2大空港であるダッカ空港とチッタゴン空港のど真ん中に位置します。要するに、車でしか行けないってところです。

 

 首都ダッカ空港に昼12時半に到着し、いつも通り現地スタッフのヘマヨットと合流。そして車でその工場に向かうわけですが、片道4時間。そして工場訪問終わった後、チッタゴンという街まで移動なんですが、それが片道5時間。

 

 選択肢がそれしかないので、あまり気にもしてないけど、よくよく考えてみたら車で9時間運転したら、鳥取から東京まで辿り着けまっせって話です。

 

 しかもバングラデシュは9時間運転とはいえ、距離にして約400キロ弱。鳥取東京間約800キロだから、その半分。なのに時間は一緒。そう勘の良い方は気付いたと思いますが、高速道路がほとんど無いからそれだけの時間が必要というわけです。

 

 そしてもっと勘の良い方は更に分かると思いますが、高速道路が無いっていうことは、イコール道がぼろいってことです。地域によっては砂利道・・・。

 

 更に非常に勘の良い方は想像つくと思いますが、そういった道を長時間車に乗っていると、体がおかしくなる・・・。疲れる、寝れない、スマホ見た瞬間に速攻スーパー車酔いになるの三重苦です。

 

 しかし2年前に、出張で来た弊社田中さん&中嶋さんの話を聞くと驚愕。彼らは同じルートで車の故障やら渋滞やらで私が9時間かかったところを、彼らは18時間だったよう・・・。

 

 しかもその数日後、船で移動中になんと船が座礁。座礁する経験って、普通99%ありえない・・・。そんな話を聞き、私はいつもラッキーだっと言われたら、この移動でもちょっと嬉しく元気になりました(笑)

 

 そんな話をしながらホテルへ無事到着。飛行機24時間乗り継いで、そのまま車で9時間揺られ、2日振りのベットに横になった瞬間は感動そのもの。さてさてしっかり寝て、明日からのミッションをやり遂げねば!しかし体痛い・・・。