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【香港出張にて香港の現状】

2019.06.30

 本日、香港に出張で来ています。

 

 ここ最近例のデモのニュースで世界中を騒がしている香港です。数週間前からニュース等で騒がれてましたが、まあ沈静化するだろうと安易に考えていたことと、狭い香港といえど、そんなにデモの近くで行動するわけじゃないだろうしと、正直高を括っていました。

 

 今回タイミング悪く、G20大阪がおこなわれる27日(木)からの香港出張。関空からのフライトはやめた方がいいだろうと、面倒ですが羽田経由にてのフライト。香港でもより、G20大阪の回避するためのフライトチケット予約の方を危惧していたくらいでした。

 

 鳥取在住の我々にとって、基本的にアジア諸国への出張は、関空発がメイン。ケースバイケースで福岡空港羽田空港や、ましては成田空港なんて国内移動の長さから絶対に選びたくないルート。

 

 理由はずばり、方向的に行って帰ってをしたくないだけ。関空まで鳥取駅からバスや電車を乗り継ぐことと、羽田まで鳥取空港からフライトで行くのは、実質的にそんなに時間は変わらない。でも気分が違う・・・。なんか無駄な時間を過ごしているようで・・・。

 

 ちなみに関空⇒韓国・仁川空港経由で、アジア各国行くときに必ず思うことがあります。関空から仁川フライトは、丁度鳥取の真上を通過する・・・。これほど切ないものはない・・・。私の関空まで向かう時間と労力とお金を返して欲しいと毎回思ってしまう程。(無理な要望)

 

 さて本題の香港に戻ろう。

今回の出張直前に分かったこと、私の出張のメインの場所が丁度デモ会場のよう・・・。最悪・・・。

 

 しかし今回ポリスはかなりウロウロし厳戒態勢は感じましたが、基本的には平穏な日常を感じました。もちろんホテルの窓から眺めての風景。TVで見る風景とは全く違い、いつも通り大都会香港の迫力を感じる景色でした。

 

 冷静に外を眺めると、やっぱり香港はハーバーシティだけあって本当に奇麗です。この街にあれだけのデモを起こす香港人のパワーが眠っているんだろうなって思うと、やはり暑い国の熱いパワーがあるんでしょうね。世界中、基本的に南側の方々はパワーがありますね。

 

 しかし香港の人口は約740万人ほどなのに、ここで200万人以上のデモが発生って日本人からしたら考えられないですね。実際、今回色々なクライアントさんと打ち合わせをしましたが、必ずデモの話題になり盛り上がりました。そして驚いたのは、私がお会いした方々のうち、実際結構なパーセンテージで、クライアントさんもデモに参加したとのこと。

 他に参加してない方々も、口々に皆不満をぶちまけてました。印象としては若い方々のほうが、熱い雰囲気を感じましたね。自分たちの将来を憂いているんでしょうか。

 

 そして香港人だからか、やっぱりというか結構大きな声で話すもんで、逆に私が周りを気にするほど(笑) 

 

 さてさて平和に帰国したいな~。

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【新本社屋 & 新工場 地鎮祭】

2019.06.22

 6月21日(金)鳥取市賀露にて、「川口グループ 新本社屋 & 新工場 地鎮祭」をおこないました。当日はお忙しい中、沢山の関係各位の方々に御参列頂きましたこと、心より深く御礼申し上げます。

 

 6月ということもあり、雨等大変心配しておりましたが、奇跡的と言いますか、何とか地鎮祭が行われた午前中は晴れ間も見受けられ、滞りなく終了致しました。

 

 さてこれにより、いよいよ1年がかりの当グループ史上最大規模プロジェクトがスタートします。まずは事故無きよう、万全の体制のもと工事を行ってくださることが、何よりもの想いです。

 

 地鎮祭後、建設会社の方々や弊社メンバーと、近隣の方々に挨拶回りをし、その後建物規模の確認をおこないました。よくある実際の建物規模に対して外枠などを忠実に概算ロープが引いてあるものです。こういうパターンは、通常張ってあるロープを見ると、得てして思ったより建物規模が小さいと感じるものですが、さすがに今回はかなりの規模感で正直驚きました。

 

 しかしこの規模感で我々の新しい建物が立ち上がることを想像すると、心からワクワクしますね。

 

 傍からするとここまで順調に進んでいるように見えるようですが、我々からすると本当にここまで長かったというのが本音です。実はこの構想2014年、今から5年ほど前からありました。当時は本社機能を集約したいというのがメインテーマでのスタートでしたが、そこから新しいビジネス等や工場機能が組み込まれ今の形になりました。

 

 現実は何より土地探しが一番大変で、最初の段階から土地確定まで今思えば3年以上の経過。田舎なんていくらでも土地があると高を括ってましたが、現実はそんなことないんですよね。何か所も何か所も実際足を運んではダメで、また足を運んでダメでの繰り返し。ようやくいろいろの御縁があり、今の賀露の土地に辿り着いたというわけです。

 よってこの賀露という土地に対して特別な思い入れがうまれているというのも強くあります。我々はこれから鳥取市賀露でいきていくんだ!っという強い決意に近い想いですね。

 

 ここまで鳥取県庁様、鳥取市役所様、鳥取商工会議所様、地元地域自治会様、各金融機関様に御支援をいただきながら、不動産会社様と設計会社様とプロジェクトを進め、やっとこのスタートラインに立つことが出来たこと、ここまでの関係各位の皆様には言葉にならないほど感謝致しております。

 

 これから、本格的な建築がスタートします。兎に角、事故無きよう安全第一で進めて頂いたいのは勿論のこと、関係各位の夢を乗せて、素晴らしい建物が完成することを切に祈っております。

 

 完成予定は今から約1年後。賀露の地より、鳥取が世界に誇る夢のある最高なオフィス、最高な工場を創りあげたいですね。

 

さあ史上最大プロジェクト、「Made in Tottori」物語のスタートです!!

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【子猫捕獲大作戦】

2019.06.21

 先日のことになりますが、オフィスにて朝10時からのクライアントさんとの打ち合わせ中に、外から「ミャー」との鳴き声が・・・。

 

 あれ?猫の鳴き声?でもこの界隈で猫の鳴き声なんて聞いたことないし、気のせいかと思いなおし、そのクライアントさんと話していると、数分後にまた外から「ミャー、ミャー、ミャー」。

 今までこのオフィスで働いていて、猫の鳴き声なんて聞いたことがない。気になって気になって、クライアントさんの話どころではない。

 そうこうして打ち合わせが終わり、クライアントさんがお帰りと同時に近くにいた朝倉さんに

 

「外から子猫の鳴き声がするんだけど」

 

っと聞いたら、

 

「朝からずっとです、別にいらっしゃっている業者さんの車の下から、車の中に入ったようで・・・」

 

っと、彼女の回答。え~っと思い、その車に見に行くと、確かにボンネットあたりから先程からの「ミャー、ミャー、ミャー」。ちなみに私の車はその隣にパーク中。

 

 これまずいだろ?ってなことで、先程からの朝倉さん、前田真さん、仲田さん、トリンブル恵理さん、他仕事そっちのけで、「子猫捕獲大作戦」開始!

 

 車の下にもぐって覗き込んでも見えない。しかし鳴き声は聞こえる。次に向かいの車屋さんからジャッキを借りてきて、タイヤを外しその間から覗き込んだが、それでも子猫は見えない。更にはボンネット開けて、皆でくまなく覗き込む。

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 見えた!!確かに子猫、生後まだ1~2か月くらいだろうか。50センチほど先、エンジンやバッテリーのコードの間から、つぶらな瞳でこちらを見ている。

 

 かわいい・・・。本当にかわいい。

 

 しかしまあそんな見とれている場合じゃないので、どうやったら取り出せるかという作戦をと考えるが妙案無し。

 同時にトリンブル恵理さんが、弊社自慢の一品、「ねこぴゅ~れ 無添加ピュアシリーズ マグロ味」を、一生懸命与え少しは食べてくれているようだ。これで取り合えずの水分補給にはなるだろうと一安心。

 しかし捕まえないことには、この車は運転できない。

 

 そうこうしながら、時間だけが刻々と経過し、その車の持ち主である業者の方が帰らなければならない時間が近づき、彼らもお手上げでとうとうJAF出動。

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 ここまでで、朝から始まったこの救出劇も夕方となり、私も別の用件でオフィスに戻る。

 するとまたまた駐車場から呼び出しをうける。なんと、私の車の下に猫が入り、更には下から車に入ったかもとのこと。

 

 すぐさま走って車に見に行くも、車の下には猫おらず。ほぼ間違いなく、車の中に入ったらしい。最悪・・・。早い段階で車を別の場所に移動させるべきだったと思ったが、当然後の祭り。

 

 下から見ても見えないし鳴き声もないが、念のため半信半疑でボンネットを開ける。吉岡さんと話しながら、何気なくボンネット開けると・・・。

 

「いた!!!!!(吉岡さんの絶叫)」

 

 私は子猫に気付くより早く、吉岡さんの絶叫に驚き、一瞬ビクッと怯んだ瞬間、確かに目の前に子猫が!!とっさに手を出し捕獲!!

 

 子猫は大暴れし、爪で引っ掻きまくり、噛みつこうとするも、私もここで逃がしては二度と捕まらないだろうし、道路は近いし危険だらけのこの環境。

 引っ掻かれながら、気合と根性で子猫を捕まえ続ける。今現在は犬しか飼ってないが、幼いころより何匹も猫を飼ってきた経験が活きていると実感しながら、握りつぶさないよう必死にホールドし、無事準備しておいたコンテナに入れ蓋をし、捕獲完了。

 

 皆大喜びし、同時にその安堵の表情から、長い闘いだったことを物語る、ほぼ丸一日の捕獲劇。首輪はしてないから飼い猫ではないだろうし、何よりホールドした時の痩せ細った感が、野良であろうことを思わせる。

 

 そして何が嬉しかったって、この子猫、リバードペットのトリンブル恵理さんが里親となると申し出てくれた。元々猫数匹飼っていて、更に欲しいと探し始めたところだったよう。

 この御縁、嬉しかったですね~。写真は、捕獲当日の夜、恵理さんの家での写真。

 

 彼女は心優しく、そして何より大の犬猫愛好者なので、里親としてこれほど安心出来る方はいません。

 

 この丸一日の子猫捕獲大作戦。業務そっちのけでの一大プロジェクトでしたが、無事捕獲でき、そして家まで見つかって、物語としては素晴らしい一日となりました。

 

 ほんとにかわいい子猫でしたしね。実はこのわたくし、子供のころから、持ち帰った捨て猫、捨て犬、数知れず・・・。誰にも言ってませんでしたが、今回、里親に誰も名乗り出なければ、密かに狙っていたことは内緒・・・。

 

 ちなみに名誉の負傷の引っ掻き傷は、かなりのミミズ腫れ・・・(笑)でもまあ一件落着で何より嬉しい一日でした!!

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