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【令和元年 鳥取すいか査定会】

2019.05.30

 5月28日、北栄園芸試験場にて、令和元年 鳥取すいか査定会がおこなわれました。

 

 これは毎年この時期になると、鳥取の名産物である各すいか品種の査定会が関係各位によって発表される会です。

 

 弊社としても、大栄、赤崎地区などに、すいかの苗や生産・出荷資材を供給している御縁もあり、毎年出席させていただいています。

 

 今年の育成状況は、例年通りもしくは例年以上の出来栄えのようで、春先の天候不順等の不安を吹き飛ばすような内容で、我々も一安心です。

 

 実際試食をしましたが、本当に甘くシャリ感があり美味しいすいかでした。我々としても自信をもって、お客様に召し上がっていただける出来栄えだと思っております。ここまでの味に仕上げる匠の技を持った生産者の方々の日々の努力には、ただただ頭が下がる思いです。

 

 鳥取の夏の味覚の王様でもある、鳥取すいか。一人でも多くの方々にご賞味いただきたい素晴らしい逸品です!!是非ともご購入下さいませ!!

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【キャッシュレス化社会】

2019.05.22

 元号が令和にかわり、世界の先進国であると自負する日本人や日本社会が、先進国ではないことも多々ある。その代表格が日本社会のキャッシュレス化だ。

 

 ピンとこない方も多いかもしれないが、日本はクレジットカード・電子マネー後進国だ。要するに令和となった今でも現金社会だということ。

 

 何故普及しないのか?

 

 良く聞くのは、小売り業者が投資コストを控えるためにという話が一般的だ。もちろん間違いではないだろうが、実質的には今でも電子マネーやクレジットカードに苦手意識を持っている人が多いからではなかろうかと推測する。

 日本人は基本的に現金しか信じないという方々が、まだまだ相当数いるからではなかろうか。驚くのは若い世代でも意外と多いことらしい。

 

 私は現金を使うのであれば、クレジットカードや電子マネーを使うべきだとずいぶん昔から思っている、典型的な「キャッシュレス主義」で、そもそも財布を持っていない。カードと免許証だけを少量のお札に包めて、マネークリップで挟んでポケットに入れているだけ。10代から約30年間、基本的に財布を持ち歩いたことがない。

 

 こういう話題をすると、私より若い世代でも、未だにクレジットカードや電子マネーはリスクがあるので怖いということを話を聞く。

 

「クレジットカードは落としたり、番号盗まれたりが怖いし、携帯の電子マネーは携帯落としたら一巻の終わりだ」

 

 それを聞くと私はいつもこう思う。

 

「現金も落としたら終わりだけど・・・。現金こそ落としたら誰のものか分からないから絶対に一生戻ってこないし・・・。」

 

 ちなみに私のマネークリップは財布みたいに大きくないし、いつも前ポケットに入れているから落としたことはない。良く長財布をお尻ポケットに入れて半分飛び出している人や、レストランや居酒屋でテーブルの上に財布を置いている人を見ると、セキュリティー大丈夫かなって心配になってしまう。

 

 仮にクレジットカードは落としてもすぐに電話やネットで使用規制かけれるし、スマホも今の時代電子マネーロックも可能だ。仮に使われたとしても、保険を使って戻ってくるケースが多い。しかし未だに日本は現金以外を信じられない人が多く、「現金神話」が多々ある。

 

 「現金じゃないと、自分がいくら使ったかが分からなくなる」

 

 そして私はいつも思う。クレジットカードのネットバンキングやアプリでのカード使用履歴見れば、自動家計簿と同じで一目瞭然ですけど・・・。そもそも現金使って、自分の使ったお金を皆そこまで管理できているの?って不思議に思ってます。常に自分の財布にいくら入っているかを把握することは、私には出来なそうだし。

 ちなみにネットバンキングなら、1か月前でも1年前での使った日付やお店まで瞬時にスマホ上で分かる。

 

 しかしこう偉そうに言いながらも、私はお店で現金が無くしょっちゅう人から現金を借りる・・・。これは大人として結構恥ずかしい・・・(笑)

 

 話を戻して、もう一つキャッシュレス主義の大きな理由は、マイル等のポイントだ。基本的にお店でもネットショッピングでも、現金決済もクレジットカード決済も、支払金額は同じだ。しかし現金は何のポイントも無い。クレジットカードや電子マネーは提携していれば何らかのポイントになる。

 

 このポイント、実は本当に侮れない。コツコツ貯めれば、エアチケット代やホテル代や、結構高額な買い物が出来る程の破壊力がある。巷では「陸マイラー」という言葉があり、年間で30万マイルと貯める強者達は、毎年家族でハワイやヨーロッパに旅行を行くほどらしい。もちろん陸マイラーというくらいだから、飛行機に乗らないでマイルをためる強者達だ。

 

 かたやカード等を使い、これらの大きなポイントを得ているAさんがいる。かたや現金で支払っているから何も得れないBさんがいる。支払金額は同じだ。

 

 それだけではなく実際の中身は、Bさんが本来得れたであろう報酬を、Aさんは自分の分を含めて2倍の報酬として貰っているということだ。ポイント等、これら報酬は保険と同じなので、使うAさんは当然得をするが、使わないBさんは得をしないだけではなく、本来貰えただろうポイントがAさんに渡るという仕組み。貰えないBさんは損はしないが、Aさんが自動的に倍、得をするということ。あくまでも理論値だが、使う人ほど得をするということ。

 

 もちろんこれを損と感じるかどうかは個人の見解であるが。(実際、得をしてないだけで損はしていない)

 

 まあ平たく言えば、同じ金額の支払いをするのであれば、ポイントが付く分カードや電子マネーを使った方がお得ということである。

 

 ちなみに電子マネー先進国である中国では、有名な屋台街でさえQRコードで人々はほぼ現金を持たない。都市部では普及率90%を超えているというから驚きだ。そして、今ではそのQRコードもその手軽さゆえのセキュリティーの問題から、スマホレスにもなりつつあるという。要するに顔認証の進化だ。

 

 日本も人手不足が叫ばれて久しいが、もう少しIT化を進めるべきだと日々感じるが、なかなか進まないのが実情だ。日本で暮らす日本人には問題なくとも、世界中からインバウンド需要が増える中で、この現金社会は少々恥ずかしいと思う今日この頃である。

 

 ちなみに私は比較的頻繁に海外出張するが、よっぽどではない限り現地通貨に交換はしない。理由はシンプル。現金が必要な場面がないからだ。タクシーもUberやDiDi。レストランやお店もクレジットカード。現金を使う場面がない。

 これが世界のスタンダードになりつつあると言えば、分かりやすいだろう。

 

 インバウンドが凄まじいことになっているが、その外国人が日本に来ると、日本は現金社会で不便だって帰る人が多いらしい。特に中国人やアジア人ほど、文句を言って帰っていくと聞く。

 

 何か心情的に単純に悔しいし、頑張れ日本!!って思ってしまうのは私だけだろうか。

 

 

 

 

 


【令和元年】

2019.05.01

 令和元年5月1日。

 

 文面に記載すると、まだまだ違和感がありますが、それ以外ではこれほどの祝賀ムードに包まれ、平和にこの令和元年を迎えたことを一人の日本国民として心から嬉しく思います。

 

 思えば平成の時代とは、まさに読んで字のごとく平和でした。もちろん、明治・大正・昭和に比べてという意味ですが、戦争がなかった時代、平和に成るという語源の一つを体現した素晴らしい元号であったと感じます。

 

 それにしてもある程度の盛り上がりは想定できたとはいえ、ここまでのフィーバーになると予想していた人は少ないんではないかと思えるほどの、令和フィーバーでしたね。もちろん、これは素晴らしいことです。同時に感じるのは、30年前より日本人のナショナリズム(愛国心)が確実に上がっているということでしょう。

 

 TVでも新聞でも雑誌でも、「日本人として誇れる日本」的なコンテンツが明らかに増えていますよね。いわゆる「Cool Japan」というコンテンツです。

 

 これはある意味、日本を海外に売り込むという考えが強くなっているということでしょう。

 

 そしてその日本人としての象徴である天皇陛下。ご存知の通り、世界最古の王室であり、世界唯一のエンペラーですからね。やはり日本人としては誇りです。TVで拝見しても、神々しい気持ちにさせて下さる威光というのは、圧倒的ですね。

 

 心から穏やかで平和な気持ちにさせて下さる、まさに唯一無二の存在ですよね。

 

 この令和が、皆さまにとっても平成以上に素晴らしい時代になって欲しいと心から希望致します。