CEO blog

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【ロードトリップ in バングラデシュ】

2019.11.12

 只今バングラデシュ出張中です。ここまでフライト乗継乗継の連続で、家からバングラデシュ・ダッカ空港までのDoor to Door約24時間・・・。ブラジル行けるんじゃない?って毎度同じことを考えながらの時間を費やし、辿り着きました。

 

 まあここバングラデシュも僻地ですが、鳥取脱出するまでを考えると鳥取も十分僻地・・・。羽田に行くのも、関空行くのも、福岡空港行くのも遠いのが我が鳥取。海外出張というものの、鳥取出るまでが大変な労力。例えば羽田の近くに住んでいれば、時間もコストも大幅に削減出来るだろうなっていうのは、今更ながら毎回考えてしまいます。

 

 さてさて今回は、とある工場訪問がこの出張のミッションなんですが、その工場のロケーションが、バングラデシュの2大空港であるダッカ空港とチッタゴン空港のど真ん中に位置します。要するに、車でしか行けないってところです。

 

 首都ダッカ空港に昼12時半に到着し、いつも通り現地スタッフのヘマヨットと合流。そして車でその工場に向かうわけですが、片道4時間。そして工場訪問終わった後、チッタゴンという街まで移動なんですが、それが片道5時間。

 

 選択肢がそれしかないので、あまり気にもしてないけど、よくよく考えてみたら車で9時間運転したら、鳥取から東京まで辿り着けまっせって話です。

 

 しかもバングラデシュは9時間運転とはいえ、距離にして約400キロ弱。鳥取東京間約800キロだから、その半分。なのに時間は一緒。そう勘の良い方は気付いたと思いますが、高速道路がほとんど無いからそれだけの時間が必要というわけです。

 

 そしてもっと勘の良い方は更に分かると思いますが、高速道路が無いっていうことは、イコール道がぼろいってことです。地域によっては砂利道・・・。

 

 更に非常に勘の良い方は想像つくと思いますが、そういった道を長時間車に乗っていると、体がおかしくなる・・・。疲れる、寝れない、スマホ見た瞬間に速攻スーパー車酔いになるの三重苦です。

 

 しかし2年前に、出張で来た弊社田中さん&中嶋さんの話を聞くと驚愕。彼らは同じルートで車の故障やら渋滞やらで私が9時間かかったところを、彼らは18時間だったよう・・・。

 

 しかもその数日後、船で移動中になんと船が座礁。座礁する経験って、普通99%ありえない・・・。そんな話を聞き、私はいつもラッキーだっと言われたら、この移動でもちょっと嬉しく元気になりました(笑)

 

 そんな話をしながらホテルへ無事到着。飛行機24時間乗り継いで、そのまま車で9時間揺られ、2日振りのベットに横になった瞬間は感動そのもの。さてさてしっかり寝て、明日からのミッションをやり遂げねば!しかし体痛い・・・。

 

【少し遅れてのハロウィンBBQ in 青島】

2019.11.09

 今年も例年通り、川口グループハロウィンBBQを催しました。11月にハロウィン??っと思われる方も多いでしょうが、実は10月に行う予定でしたが、台風の影響で延期ということになっており、この11月9日(土)に開催したという経緯でした。

 

 今年はBBQの前の午前中に、弊社内の女性会である「川口やまとなでしこ会」運営にての、青島ウォーキングイベントが開催し、そのまま空腹の状態でBBQという流れでした。

 

 幸い本日午前中は快晴で、午後も雨が心配されましたが、何とか天気ももってくれ、子供さんやご家族含めて約70名の参加となりました。

 

 こういったイベントを何度か重ねていると、本人同士は勿論、家族同士の繋がりが出来るものです。そして嬉しいのが、お互いの子供さん同士が友達になり、イベントごとに顔を合わせて一緒に仲良く遊んでくれたりすることを、その子供さん達が楽しみにしているということ。

 

 日本人の不思議な部分ですが、休みの日の会社イベントや会社の方々と会ったりすることをこよなく嫌う人が結構います。そして聞くのが、「休みの日まで会社の人に会いたくない」「こんなのするのは日本人だけ」っという声です。

 

 ここでポイントですが、後者の日本人だけっていうのは基本的に日本人の勘違いです。おそらく日本人は世界的に見て働きすぎという、メディアが作りあげたストーリーの影響でしょう。

 少なくとも欧米人は、週末でも会社の人たちと一緒にイベントしたり催しや遊んだりということは日常であります。もちろん平日の仕事帰りに飲みに行くことはあまりないですが、週末は会社の人というよりは、友人・仲間という普通の感覚で親しくしている割合は、明らかに日本人のそれより多い印象です。

 

 私の感覚からしても不思議なのは、どうして学生時代出会った友達や、プライベートで出会った友達や、家族や子供関係で出会った友達と、会社で出会った友達との枠組みを区別するのかなってことです。

 

 出会った場所の問題だけであって、それが学校であっても会社であっても、どこであろうとその先親友になったり、家族ぐるみで一生付き合っていくことがあってもいいんじゃない?ってことです。

 

 要するに、「休みの日に会社に人にあまり会いたくない」って考えるタイプは、実はあまり深い根拠や理由がないのではないかなって感じてしまいます。イメージだけで、会社の人はシャットアウトという考え方は悲しすぎるように思いますね。

 まあ、嫌な上司が近くにいれば休日まで会いたくないっていうところに繋がるのは、大きな理由なので正しいとは思いますので全く否定しませんが・・・。そりゃ私でも嫌です(笑)

 

 もちろん人それぞれの考え方があるので、そこは個人の自由ですが、私が言いたいのはたった一つ。

 

 会社の人だからって線引きすることは、その人の人生において世界観を狭くしているだけ、楽しいことを逃しているのではないかなってことです。

 

 今日のBBQで皆さんの笑顔を見ていると、明らかに皆楽しそうで、この人たちは純粋にこの時間を楽しんでいるなって感じたので、なんか上記のようなことを考えてしまいました。

 

 私自身、皆の笑顔のお陰で、本当に楽しい一日を過ごせました。

 

 ただ一つだけ心残りだったのは、今回は当初の予想より持ち寄り食材が少なく、結果私が持ち寄ったBBQお肉が足りなかったように感じたこと。14kgだったんですけど・・・。

 参加者全員がお肉はもう要りませんってところまで食べて欲しかったのに、なんか感覚的な話ですが足りなかったようで、今はただただ反省というか自暴自棄です・・・。

 

 次回は、必ずもう要りません!って言われるよう、私も計算をしっかりし精進します!!しかしやっぱ思い出すと悔しいな~。皆さんごめんなさい & 次回は挽回しますので期待しておいてください。

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【THANK YOU SAKURA JAPAN!!】

2019.10.31

 ミスターラグビーの命日である10月20日に、桜戦士史上最大の快進撃は終焉を迎えた。

 

 ラストゲームは、前回大会での対戦以上に本気のラグビー大国 南アフリカに対して、満身創痍のジャパンが挑む構図。結果は皆さん御存じの通り。ネガティブな表現で申し訳ないが、圧倒的なフィジカルを誇る南アフリカに木っ端微塵に吹き飛ばされた。

 

 しかし、まさに空前の大旋風を巻き起こした、日本代表の大奮闘は一切色あせない。サッカーのワールドカップ以上に、日本列島を興奮のるつぼに巻き込んだ、桜戦士達。

 

 このワールドカップ前に、ここまでの社会現象を予想した人が何人いただろう。

 

 「ONE TEAM」「ビクトリーロード」「奇跡なんかじゃない!」「にわかファン」「ダブルフェラーリ」「オフロードパス」「ジャッカル」「ノーサイド」

 

 一か月前では考えれなかった上記の言葉が、巷の会話で交わされている。間違いなく上記から今年の流行語が選ばれるであろう。

 

 ラグビーを愛するファンとして、本当に感慨無量で夢のようだ。ラグビーの面白さや興奮が一人でも多くの方に伝わったことが、この上なく嬉しい。

 

 ラグビーは、日本語表記だと「闘球」と書く。ベースボールが「野球」、サッカーが「蹴球」ということと同じである。

 

 まさに今回、闘うスポーツとしてラグビーの面白さが伝わったように思う。ラグビーは一人一人がチームとなり犠牲となる。スコットランド戦で代表初トライを挙げた稲垣選手が、「トライの仕方が分からなかったから両手で丁寧にトライした」という言葉が全てを物語っている。彼らFW最前列は、サッカーのFWと全く逆で、まさに縁の下の力持ち。そんな彼らがワールドカップという晴れ舞台で、脚光を浴びたというのは嬉しくてしょうがない。これもまたラグビーの醍醐味であろう。

 

 そして今更ながら、このラグビーというスポーツがいかに紳士のスポーツであるのかということを再認識させられた。屈強な大男達が、防具もつけず生身の体で荒々しくぶつかり合い、「ノーサイド」の瞬間、お互いを称えあう。花道を作り称えあう姿は、スポーツの本質を再認識させてくれた。

 

 試合後のインタビューでもそうだ。日本代表だけではなく、各国の代表のインタビューを聞いていて、これだけ熱くなる言葉を実直に話してくれるスポーツがあるだろうか。

 

 そして観客まで明らかに他のスポーツと違う。スタジアムでの乱闘騒ぎなど皆無で、逆に日本人と対戦相手の外国人との心温まる姿が多々見られたことは、見る者の心を熱くさせた。

 

 やはりこれが「ノーサイドの精神」なんだろう。敵と味方という両サイドが無くなる言葉、「ノーサイド」。今年の流行語大賞はこれに決まりですかね。

 

 大袈裟ではなく、個人的にこの1か月は私の人生においても、本当に楽しませて貰った時間でした。こんなに日々興奮し、叫び、涙し、感動をする1か月なんて、人生で何度もあることではないと思う程、素晴らしい時間でした。

 

 直前まで大会の成功を危ぶまれた、ワールドカップ日本大会2019。全ての関係者、そして何より、日本代表ブレイブブロッサムズ全員に心から感謝と拍手を送りたい。

 

THANK YOU SAKURA JAPAN!!

 

 P.S. このラグビーロスを何とかしてほしい・・・。